22/04/29
「お金持ちになりたいなら買ってはいけない」プロFPが買わないもの10選
日々の生活でなんとなくモノを買っていると無意識のまま無駄遣いになっているかもしれません。無駄遣いが多いといつまでたってもお金持ちになることはできません。プロのFPとして20年の筆者が意識して買わない10のモノを紹介します。
買わないもの1:自販機のドリンク
暑いな、喉が渇いたなと思った時ちょうどいい場所に設置してある自動販売機。とても便利だし、コカ・コーラ系自販機なら「Coke on」アプリを入れてスタンプをためると15個で自販機の好きな製品と交換できるドリンクチケットがもらえて、一見お得そうです。しかし、単価が500mlペットボトルで150円から160円と高いので決して買いません。
自販機のドリンクよりも、お店で売っているドリンクのほうが安いものです。筆者は基本マイボトル持参ですが、ドリンクはスーパーやドラッグストアに行って78円くらいに抑えて購入します。どうしても必要な時はコンビニで自社ブランドの98円ほどのものを買うようにしています。
買わないもの2:雑誌
2回読めば多い方ともいえる雑誌類も買いません。子どもが付録目当てでファッション誌を買ってくることはありますが、本誌自体はさほど読んでいないようです。
図書館に行けば最新刊が並んでいるので、時間があるときは読みに行きます。どうしても情報として持っておきたい大好きな株主優待の桐谷さんが載っているマネー誌は1年に1回ほど購入しますが、ほとんど我が家にストックはありません。
買わないもの3:福袋
年始に行列ができるほど人気の福袋も買いません。一時期は値札の合計額を計算して「こんなにお得だったわ」と満足感に浸っていたのですが、結局色やデザインが気に入らず一度も着ずにタンスの肥やしになっていました。服は本当に欲しいものだけを正価で買うようにしています。
買わないもの4:ボディソープ
ボディーソープのほうが泡立ちがいい、品物が豊富などのメリットはあるでしょう。しかし、使用頻度や使い方にもよりますが、ボディーソープより固形石鹸のほうがコスパが優れています。月数百円の差でも、年間にすると数千円単位の節約ができます。
筆者は、10年ほど前までホテルのアメニティにある固形石鹸を出張や旅行のたびに持ち帰っていました。最近在庫が底をついてしまいましたが、ボディソープは肌がつっぱるので固形石鹸を買うようにしています。肌にも優しいです。
買わないもの5:100均の便利グッズ
たまにテレビで特番があると無性に欲しくなる100円均一の便利グッズ。インスタントラーメンが電子レンジでできたり、飾り切りができたり魅力的ですが、買ってから数回使った後結局使わなくなり捨てることになりがちでした。100円であっても、無駄なものを買うのは損。反省をもとに便利グッズはもう買わないことにしています。
買わないもの6:サンタのプレゼント
これだけ情報が得やすい時代ですから、小学4年生くらいになるとほとんどの子がサンタさんが親であることを知っています(そうでないと信じたかったですが)。
我が家は小学5年生の時のサンタさんへのリクエストは「ニンテンドースイッチ」。3万円もするんですよね。夢のない手紙に母である私はリクエストに応じず、ムダ毛処理シェーバーを枕元においてやりました。娘は号泣しましたが、中学生になった今ではそれをせっせこ使っています。
リクエストどおりにサンタのプレゼントは買いません。
買わないもの7:宝くじ
宝くじは買わなくちゃ当たらないと言いますが、買ってもほとんど当たりません。宝くじ公式サイトによると、2020年度の宝くじの売上金額のうち、当せん金として支払われたお金は47.0%。半分にも満たないのです。宝くじで買えるのは夢を見る時間だと思っています。数回買ったことはありますが、今は買いません。
買わないもの8:サブスク
定額制で使いたい放題のサブスク(サブスクリプションサービス)。1ヶ月無料のサービスはお得なようですが、つい解約するのを忘れて自動継続されてしまうという経験を何回もしてきました。TSUTAYAの借り放題でも無料期間がありましたが、レンタルしたいDVDを待っている間に期限がきてしまい観たくて月会費を払ってしまったことがあります。ずっと使っていたいサブスク以外は契約しません。
買わないもの9:凝ったスパイス
料理に挑戦すると「ガラムマサラ」とか、その時にしか使わなそうなスパイスが材料にのっていることがあります。普段の料理にどう使っていいかわからないスパイスは買いません。キッチンに置いておくと「できそうな人」感を醸し出せそうですが、結局使わずに捨ててしまうと無駄遣いになってしまいます。
買わないもの10:最新のスマホ
スマホの機能を使いこなしている人はどれくらいいるでしょうか?私は電話をかける、受ける、LINEやSNS投稿、仕事をするという機能があればいいので最新の機種にこだわりはありません。スマホ会社を変更すれば、新規加入扱いで機種代がほとんどかからずに契約できることもあるのでお得です。
まとめ
お金持ちは気にせず買っていそうなものもあったかもしれませんが、お金持ちは自分にとって価値のあるものにはお金をかけても、必要のないものにはお金を使いません。使い道にメリハリをつけてお金を節約し、貯めていきましょう。
【関連記事もチェック】
・お金持ちと貧乏に分かれる、3つの生活習慣
・「節約でお金持ち」の人があえて削らない5つのお金
・お金持ちが徹底的にこだわる銀行口座の使い分け3つのポイント! おすすめネット銀行3選も紹介
・高収入お金持ちになるために買ってはいけない5つ
・お金持ちと貧乏をわける5つの習慣
稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
この記事が気に入ったら
いいね!しよう