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22/02/27

家計・ライフ

お金持ちと貧乏に分かれる、3つの生活習慣

お金持ちと貧乏に分かれる、3つの生活習慣

コロナ禍の影響で、業績が落ち込んだところもあれば、その逆に業績アップしたところもあります。外食産業や観光業界は、飲食店やホテルだけではなく食材やリネンなどの納入業者まで厳しい状況です。
一方、リモートワーク推進に伴ってネットセキュリティを手掛ける企業や、仕事環境を整えるための家具・家電類を扱う業者は業績を伸ばしています。

個人でも、コロナ禍で明暗が分かれているのではないでしょうか。お金持ちと貧乏をわける要因はさまざまですが、今回は生活習慣にフォーカスしてお伝えします。

お金持ちと貧乏をわける生活習慣1:お金持ちは、特別な支出が少ない

普段の生活のなかで、節約を心掛けている人は多いと思います。ペットボトル飲料を買う時は安い自販機を探したり、コンビニのプライベートブランド商品を選んだり、ちょっとした支出にも気を付けることは大切です。
しかし、10円単位の節約には厳しいのに、特別な支出になると財布のヒモが緩んでしまう人はいないでしょうか。

コロナ禍では、自宅で仕事がしやすい環境を整えるため、デスクやモニターを購入した人も多かったようです。また、オンライン会議に参加する時に必要な、ウェブカメラ、ヘッドフォン、マイクなどを揃える必要に迫られた人もいるでしょう。
仕事に必要で、しかも早急に買わなければならない場合、価格や性能の比較をする間もなかったかもしれませんね。

このような支出は、「特別なんだから高くても仕方ない」、と考えてしまいがち。
そして、そう考え始めると、コロナ関連の支出全般に、財布のヒモが緩みっぱなしになる危険性があります。
お金持ちは支出にはいつもシビア。特別なことがあっても、できるだけ早く普段のモードに戻って特別な支出は最低限に抑えています。

コロナ禍が収まり、経済的に持ち直すのは時間がかかりそうです。いつまでも、「今だけ特別だから仕方ない」と考えていては、いつの間にか貧乏に転落してしまうかもしれません。
新型コロナウイルス感染症が日本で確認されてから、すでに2年以上が経過しています。新しい生活様式がニューノーマルと言われているように、家計もニューノーマル=新しい日常としてのバランスをとっていきましょう。

特別な出費を少なくするには、当たりまえのようですが、支出を「特別費」とひとまとめにするのではなく、「○○費」と項目を割り振ることです。たとえば、大型家電の買換えは「家電費」、ご祝儀やプレゼントは「交際費」にしましょう。
ケータリングやテイクアウト、外食などを食費に含むと、実態が把握しにくくなることもあります。スーパーで食材を購入するお金とは分けて管理したい場合は、外食分は「レジャー費」にすることでもいいですし、「外食費」を別に作ってもいいですね。

家計管理は、お金の流れをコントロールすることが大切です。「特別だから」といって、通常の家計と切り離してしまうと、コントロールが難しくなってしまいがち。
毎月買うものでなければ年単位で予算をキープしておき、その範囲内でやりくりをするクセをつけるといいでしょう。

お金持ちと貧乏をわける生活習慣2:お金持ちは、お金のことは時々しか考えない

コロナ禍にあっても、収入よりも支出が少なければその差額が貯まっていき、お金持ちにもなるでしょう。
しかし、支出を少しでも抑えたいからといって、いつもお金のことばかり考えているのは気が滅入るものです。
貧乏な人も、お金のことを考えるのは時々かもしれませんが、それはどんな時でしょうか。ムダづかいを後悔したり、月末ピンチでどうやって乗り切ろうか考えたりする時、つまりお金を使った後ではないでしょうか。

お金持ちがお金のことをじっくり考えるのは、主に予算を立てる時、つまりお金を使う前です。
予算は一度立てたら基本的に変更しないので、その後はあまりお金のことは考えず、予算を守ることだけ注意していればいいのです。

貧乏な人は、そもそも予算を立てていないことも少なくありません。
予算とは、何にいくらお金を使うのかという予定です。
予定がないままだと、その場のおトクっぽい雰囲気に流されて、ついいらないものを買ったり、少しでも安いものを選んだはずが、粗悪品でかえって割高についたりと、結果的には決してトクをしていないことが多いものです。

予算を立てることは、収入と支出をコントロールする第一歩。それはコロナ禍でも変わりません。お金を使う前に、しっかり考えておきたいですね。

予算づくりのコツは、まず自分のお金の使い方を把握すること、そして無理をしないことです。

毎月の食費や日用品、携帯料金、洋服や美容に使っている費用など、支出額がすぐに思い浮かぶでしょうか。1円単位で把握している必要はありませんが、せめて千円単位での把握はしておきたいですね。
もしもできていない場合には、1カ月だけでもいいので支出の記録をとって、支出額の目安を知っておきましょう。

そして、支出の実態を知ったうえで予算を立てます。
予算は目的を設定すると考えやすくなります。たとえば、毎月5万円貯蓄する、などです。
そうすると、収入-貯蓄=支出、と計算して支出総額がわかるので、支出総額に収まるよう、項目ごとに予算を立てていきます。

月の終わり、あるいは給料日の前日には収支の確認をして、予算の見直しをしましょう。
予算が守れていればすばらしいですね。目標の金額がきちんと貯まっているはずです。来月以降も続けてお金を貯めていけばいいでしょう。
予算が守れなかった場合もあるでしょうが、「もっと節約を頑張れたはず」などと自己嫌悪におちいっては家計管理がつらくなってしまいます。「無駄遣いはなかったかな」というスタンスがちょうどいいかなと思います。

大切なのは、守れる予算であること。節約をして貯蓄を頑張りたくても、あまり無理をしてしまうと続きませんし、予算を守れないと家計管理も挫折してしまいます。

PayPay証券

お金持ちと貧乏をわける生活習慣3:お金持ちは、新しいもの好き

お金持ちは、新しいサービスや商品が大好きなようです。情報を集めては、すぐに試してみています。
キャッシュレス決済や、定額制のサブスクリプションサービス、シェアリングサービスなどおトクなサービスも積極的に利用して、自分のライフスタイルに合うものはどんどん取り入れています。

お金持ちじゃなくても、新しい家電や、宅配サービス、通販サイトなどには、多くの人が興味を持つでしょう。いち早く試してみて、周りの人にも教えてあげたくなるかもしれませんね。
しかし、このような新しいもの好きはお金が貯まるどころか、出費がかさんでしまいがち。

もうお気づきですね。お金持ちが好きな「新しいもの」は、お金に関するものや、おトクと言われているものなのです。
「お金に関するサービスは難しそう」「損をするのが怖い」などと敬遠しがちになっていませんか。もちろん、大きな損をしないように、学ぶことも大切ですが、予算を守れば大丈夫です。
経済は時代とともに移り変わっていきます。従来のスタイルにこだわるよりも、新しいものを取り入れることで、お金持ちはよりよい生活を手にいれる可能性を広げているのでしょう。

お金持ちは投資にも積極的な傾向です。投資は元本保証ではないので、怖いと思う人もまだまだいます。しかし、日々の買物も実は同じようなことをしているのです。
美味しそうと思って買った食材、役に立ちそうだからと買った雑貨など、買ってみたけど結局あまり使わず処分してしまった経験は誰しもあるのではないでしょうか。

損をするのはイヤなので、買物をする時にはリサーチしますよね。もっと安く売っている所があるのではないか、自分には合わないのではないか、いろいろ調べて後悔することのないよう考える人が多いと思います。
それでも、ときには失敗もするでしょう。
投資も似たようなものです。ただ、その失敗=損失が、自分の許容範囲かどうかがポイントです。

大型家電などは購入価格だけではなく、処分する時もお金がかかるので、かなり慎重になるのではないでしょうか。価格は安くても、生鮮食品もムダにならないようするには慎重になります。これらは、失敗のないようにリスクの小さな買物を心掛ける買物です。
一方、ちょっとしたコスメなどは試しに買ってみる、という人も多いのではないでしょうか。このような買物は、ある程度のリスクをとってチャレンジをする面白さがあります。

金融商品も同様に考えることができます。リスクを極力小さくするローリスクの商品と、リスクをとりつつリターンを狙うミドルリスクの商品の使い分けを考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
ローリスクの商品はつみたてNISA(積立ニーサ)を利用した投資信託を毎月2万円、ミドルリスクの商品は株式投資を月5000円程度、といったように決めておくのもいいですね。




お金持ちならではの生活習慣を見てきました。どれもすぐに取り入れられるものばかり。ぜひお金持ちの習慣を身につけて、お金に縛られない暮らしをしたいですね。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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