18/03/14
みるみるお金が貯まる新習慣3
無駄遣いしているつもりはないのになかなかお金が貯まらないということはありませんか?
今回は、気がついたらみるみるお金が貯まる3つの「新習慣」を紹介します。
(1) 毎日レシートを見る
家計簿は大変ですから書かなくてもOKです。
毎日、お財布に入っているレシートを見てみましょう。お風呂に入った後、寝る前の歯磨きの前など一日のルーティーンに入れ込んでいくと続きやすくなります。レシートを見て何にいくら使ったのか確認し、「これは我慢できた」など、次回の買い物のために振り返りをしましょう。
また、毎日お財布を開いてレシートを見る週間があると、「見る」こと自体をしたくなくなるので買い物の回数を減らす効果もあります。
(2) 週に1回、冷蔵庫整理デーにする
農林水産省のデータによると、日本では年間約1,700万トンの食品廃棄物が排出され、このうち本来食べられるのに廃棄されている「食品ロス」は約500~800万トン含まれると推定されるそうです。おおよそ30%が廃棄されていることになります。
レストランなども含んだ数値なので、家庭でそこまで廃棄していないかもしれませんが、冷蔵庫の奥にあるものを忘れていて、気がついた時には賞味期限切れ…ということはありがちなことです。
そこで週に1回「冷蔵庫整理デー」を設定し、なるべく買い物に行かず在庫にあるものでメニューを組み立ててみましょう。ストックしてある缶詰や乾物も要チェック。
楽しみながら、食材を使いきっていきましょう。意外と美味しい新メニューが誕生するかもしれません。
(3) 月に1回は通帳残高を確認する
お財布にお金が無くなってきたらキャッシュカードでお金を下ろし、カードの支払い金額通知が届いてから残高はいくらあったか焦って確認していませんか?
筆者のもとに「お金が貯まらない」と相談に来られる方の多くが、通帳を数ヶ月記帳せず自分の貯金がいくらあるのか把握していません。
毎月、通帳から家賃や光熱費などの固定費が「いつ」「いくら」引かれ、残高がいくらあるのか月に1回は確認しましょう。
支出を把握すると、毎月出て行く固定費が気になってくるはずです。固定費である生命保険料や通信費を見直すと、毎月の支出をカットすることができます。
また、前の月よりいくら増えているかわかると節約の励みにもなります。
究極のお金が貯まる習慣は「規則正しい生活」
早寝早起きすれば、電気代・冷暖房費を節約できます。健康的な食事をとり健康でいられれば医療費は少なくなります。食べ過ぎ飲みすぎを控えれば、食費・外食費を抑えることもできます。規則正しい生活は、お金が貯まる究極の習慣といえるでしょう。
「節約」を意識しすぎると辛くなりがちですが、「習慣」になれば自然とお金が貯まりやすくなるものです。貯まる「習慣」を身につけて、辛くないお金の貯め方を目指しましょう。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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