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19/02/13

保険

4月の保険改訂を踏まえた、生命保険見直し3つのポイント

家庭のライフプランの変化に伴い、生命保険を見直しておかないとライフプランと保険がマッチングせずに無駄な保険料を支払っていたり、保障内容が合わなくなっていたりすることがあります。
保険を見直せば、節約につながってお金が貯められたり、必要な資金に回せたりすることもあります。
そこで、年度切り替えでもある4月に向けて、保険料が安くなるかもしれないポイントを踏まえた保険見直し準備を始めてみましょう。

なぜ新年度に見直しするの?

4月は、子供の入学や進級、会社での異動、昇給など大きくライフプランが変わる節目の月です。
新しい出費も増えて、節約のため家計の見直しを余儀なくされるのもこの時期です。
そこで、変化のあったライフプランとこれまでの生命保険との間にズレがないかを確認するのにちょうど良いタイミングなのです。

また、保険会社は時代のニーズに合わせて、保険商品の内容を変えています。
特に4月に保険の改訂を行う保険会社も多いため、新商品を踏まえた見直しができるのです。

具体的には、次の3点を見直すといいでしょう。

生命保険見直し3つのポイント①必要な保障は年々減少する

必要な保障額は、毎年減少していきます。
なぜなら、1年ごとに必要なお金を収入で得て、消費しているからです。
今後必要な学費は減り、車のローンの残債も減っていきます。
退職予定までの年数も年々減りますから、保険で収入をカバーする期間も短くなります。
つまり、保障額は年々減らしても大丈夫という事になります。

そこで、いつも同じ保障額の定期保険から保障を毎年自動的に減らしてくれる収入保障保険に切り替えれば、保険料が節約できるのです。

ポイント②医療保険の日額保障を減らし、一時金を付帯する

最近の入院は短期化していることをご存知の人も多いと思います。しかし、入院は入院準備にコストがかかるものです。また、短期であれば個室を選ぶことも多いようです。そのため、これまでの日額支払いだけの入院保険だと、日額を上げなければ十分な保障が得られなくなってきています。

そこで、日額は減らして、一時金を付帯させるような医療保険への見直しをお勧めします。
短期入院であれば、日額1万円の保険より、日額5000円・一時金10万円の保険の方がいいでしょう。この場合、7日入院の場合、前者は給付金が7万円ですが、後者では13万5000円になります。保険料が安くなる上に、給付金が多くもらえるのです。

ポイント③外貨の保険に目を向ける

最近、日本円の保険は保険料が値上がり傾向にあります。なぜなら、金利が悪いため、保険会社がお金の運用をうまくできていないからです。

そのため、保険会社には外貨建ての保険が増えてきました。
外貨建て保険の場合、保険料はかなり安く設定されています。日本円の保険料に比べて3割〜4割安くなることもあるのです。
しかし、外貨ですから為替リスクはついて回ります。また、為替の両替にかかる手数料も加味しなくてはなりません。

保険料を節約するために、為替リスクについて正しく理解しておきましょう。
保険料が現在安く設定されていても、将来は保険料や保険金の変動があります。円高になれば、保険料が下がり、日本円に換算したときの保険金が下がります。逆に円安になれば、保険料が上がり、保険金が上がることになります。

見直し効果

3つのポイントを踏まえて見直した30歳男性のケースをご紹介します。

・見直し前

① 終身保険300万円
保険期間終身・払込期間65歳・月払い保険料7081円

② 定期保険4700万円
保険期間65歳・払込期間65歳・月払い保険料1万1975円

③ 医療保険日額1万円
保険期間終身・払込期間終身・月払い保険料4,370円

月払い保険料の合計:2万3426円

・見直し後

① ドル建て終身保険3万米ドル(おおよそ日本円で310万円)
保険期間終身・払込期間65歳・月払い保険料40.54米ドル(おおよそ日本円で4500円)

② 収入保障保険月額12万円(加入時保障約5000万円)
保険期間65歳・払込期間65歳・月払い保険料5599円

③ 医療保険日額5000円 一時金10万円
保険期間終身・払込期間終身・月払い保険料3390円

月払い保険料の合計:1万3489円

見直し前と見直し後では、保障内容も大きく変わることなく、11万円近く保険料を節約できたのです。
これで、節約できたお金は有効活用できますね。

人によって節約できる保険料に差が出ますし、必ず安くなるとは限りませんが、安くなる可能性はあります。4月の新年度をきっかけに保険を見直してみましょう。

廣木 智代 ファイナンシャルプランナー(CFP)

結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけに、お金に賢くなるお手伝いをするべくCFP資格を取得。心と体とお金の健康バランスを軸に、個別相談、セミナー、執筆を展開中。最近はラジオCRT栃木放送にて「賢くなる座談会」を放送中。FP Cafe登録パートナー

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