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19/02/10

家計・ライフ

年30万円支出減に成功! 家計簿アプリが教えてくれた節約のコツ

新年度を迎えるにあたって心機一転、お金を貯めたい!と思っている方も多いでしょう。
お金を貯めるためには「収入を増やす」か「支出を減らす」かの2つの方法しかありません。

「収入を増やす」には転職・副業・投資などの手段がありますが、準備が必要だったり効果が出るまでに時間がかかったりするため少しハードルが高いのが一般的です。一方「支出を減らす」ことは無駄な出費を削減するだけですぐに効果が出る方法です。

今回は支出を見直すための便利なツール「家計簿アプリ」を筆者が実際に利用して、年間どのくらい節約できたかを検証します。

家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使ってみた

今回筆者が利用した家計簿アプリは「マネーフォワードME」(以下マネーフォワード)です。マネーフォワードの特徴は何と言っても連携先の豊富さです。銀行・証券会社・クレジットカード会社はもちろんのこと、FX会社や電子マネーや各種ポイント、さらには仮想通貨まで、あなたの資産を一元管理できます。

マネーフォワードには無料版と有料版があります。無料版では連携できる件数が10件までと制限がありますが、有料版では月額500円で無制限に連携できます。またデータ参照期間が無料版では過去1年分ですが、有料版では期間の制限はありません。筆者は多くの金融機関やサービスを利用しているため、有料版を利用することにしました。

マネーフォワードで支出を見直した結果を大公開!

以下はマネーフォワードで支出を見直した結果、減らすことのできた支出です。

画像:筆者作成

ご覧のとおり、年間約30万円の節約ができました。具体的にどんなことをしたのか、以下で詳しく見ていきましょう。

1:不要なサービスの解約

1-1 知らないうちに引き落とされていた料金を一気にカット

マネーフォワードを使い始めてまず気づいたことは、知らないうちに引き落とされている料金の多さでした。無料おためし期間や初年度年会費無料の特典につられて登録したものの、解約するのを忘れていて料金が発生していたケースがほとんどです。これらを解約しただけで年間1万円近くの節約ができました。

1-2 定額制サービス

家計簿アプリを利用し始めたことで、定額制サービスの見直しもできました。バッグの定額レンタルサービスは数年前から利用していましたが、レンタルしたいバッグがレンタル中でレンタルできていない状態が続いていたため解約に踏み切りました。

また、動画配信サービスではサービスによって視聴できるコンテンツが異なるため複数契約していました。しかし実際によく見ている番組はどのサービスでも視聴可能なコンテンツばかりであったため、最も利用している動画配信サービス1つに絞りました。不要な定額制サービスの解約だけで年間9万円程度の出費が削減できました。

このように定額制サービスは月々の利用料が少額であるため無駄な出費に気づきにくい傾向があります。定額制サービスをいくつも契約していると年間の負担額はそれなりのものになるので、家計簿アプリの利用はこのような定額制サービスを見直す良いきっかけとなります。

2:利用プランやサービス、利用方法の見直し

旅行などのイベントがあった月や大きな買い物をした月に出費が跳ね上がるのは当然ですが、それ以外の月に意図しない費目で出費がかさんでいる場合は注意が必要です。

筆者の場合、趣味の漫画に多い月では2万円程度、毎月平均1万円程度の出費がありました。電子書籍で漫画を読むことが多いため、ここまで多額の出費となっている実感が薄かったようです。これを無料漫画サイトとインターネットカフェを活用することで、年間8万円程度の出費を削減することに成功しました。

その外にも携帯電話プランの見直しや、スポーツジムやウォーターサーバなど利用頻度の少ない月額サービスを都度払いのサービス利用に切り替えることで、年間10万円近く節約できました。

3:利用していないポイントの活用

筆者は複数のクレジットカードを保有していますが、メインで利用しているクレジットカード以外のポイントは管理できていませんでした。マネーフォワードではクレジットカードのポイントも連携できるため、知らないうちに溜まっていたポイントに気づくことができました。このポイントをクレジットカードの利用料に充当することで、年間2万円近くの節約に成功しています。

まとめ

支出の見直しは、収入を増やしたり生活レベルを下げたりすることなく始められる節約術です。上記の実例で注目していただきたいのは、外食の回数を減らしたり、趣味や娯楽を我慢したりしていないということ。無駄な出費を見つけて削減したり、サービスの利用方法を少し工夫したりするだけで節約は可能なのです。

家計簿アプリに利用している金融機関やサービスを連携しておけば、毎日家計簿を付けなくても自動的に費目ごとに振り分けてくれるので、簡単に無駄な出費を発見することができます。月1回でもよいので家計簿アプリをチェックして支出を見直すことで、お金が貯まる体質にしていきましょう。

鈴木靖子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)

銀行の財務企画や金融機関向けコンサルティングサービスに10年以上従事。企業のお金に関する業務に携わるなか、その経験を個人の生活にも活かしたいという思いからFP資格を取得。現在は金融商品を売らない独立系FPとして執筆や相談業務を中心に活動中。
HP:https://yacco-labo.com

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