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20/01/20

家計・ライフ

2020年“貯蓄賢者”宣言! 誰でも簡単にできる家計見直し3ステップ

2020年こそ貯蓄上手になるぞと決意をした方も多いのではないでしょうか。
せっかく目標を立てたのですから、継続することができなければ意味がありません。継続するためのポイントは無理をしないことです。3ステップで無理なくかんたんに家計を見直して、貯蓄ができる体質に変えていきましょう。

かんたん家計見直しステップ1:支出を固定費と変動費にわけよう

家計管理は、現在どんなことにお金を使っているかを知ることから始めます。毎月無駄使いしているつもりはなくても、お金が貯まっていないのであれば、きっとどこかに見直しの余地があるはずです。まずは、自分のお金の使い方を見える化することから始めましょう。

毎月のいろいろな支出は大きく「固定費」と「変動費」にわけることができます。
固定費は、毎月出ていくことが決まっている費用のことです。電気代、水道代、携帯電話代、生命保険料などがあります。金額はその月によって違うこともありますが、それほど大きな変化がないことが特徴です。
一方、変動費は出ていく金額が毎月違う項目のこと。食費や被服費、交際費など、生活スタイルや季節などによっても金額が変わることが特徴です。

まずは、自分の支出を固定費と変動費にわけてから見直しを進めていきます。

かんたん家計見直しステップ2:効果絶大! まず固定費から見直そう

家計を見直すときは、まずは固定費から始めます。変動費を抑えることの方が簡単にできて、効果も大きいように感じますが、実は固定費の方が長い目でみると効果は絶大なのです。固定費は、一度見直しをすればあとはストレスを感じることなく節約することができるからです。ストレスをなくすことは、節約を続けるためにとても大切です。

固定費の中でも見直し効果が高いのが住居費と保険料と通信費です。見直すときのチェックポイントを紹介します。

・住居費

生活のなかで一番大きな支出は住居費でしょう。毎月の住宅ローンや家賃が手取り収入の30%を超えているようであれば、見直しの必要ありかもしれません。

住宅ローンの場合は、一度借り換えを検討してみましょう。借り換えした結果、毎月の返済額がわずかでも少なくなれば、返済が終わるまでの期間で考えるとかなりの節約効果があります。しかし、借り換えにかかる諸費用などもありますので、それも考慮に入れてどのくらい削減できるか金融機関でシミュレーションしてもらいましょう。
また、借り換えと同時に団体信用生命保険にも加入することになりますが、最近では死亡したときだけでなく、重大な病気になったときなどにも返済がなくなる商品もありますので、保険を見直すきっかけになるかもしれません。

家賃を払っているのであれば、今よりも家賃の安い地域に引越しを考えてもいいでしょう。毎月の住居費を削減することができれば節約の効果はかなり期待できます。

・生命保険料

生命保険や医療保険は必要な金額以上に加入している場合があります。勧められるがまま加入してしまっていると、無駄な特約などがついているかもしれません。特約はついていたら安心だということはわかりますが、そのときにならなければ保険金を受け取ることはできないのです。

無駄か無駄ではないかを決める時に、その特約がなければ本当に困ることになるのかと考えてみるといいでしょう。
病気やケガの治療に、健康保険や高額療養費制度、貯蓄で対応できるのであれば、必要のない特約は解約してもいいでしょう。
また、死亡時に受け取れる保険金額を減らすことで、毎月の保険料を減らすこともできます。
さらに、それまで払った保険料をもとに、保険金額が決まる払い済み保険にして、保障は継続しつつ、その後の保険料を払わなくする方法もあります。

・通信費

生活の必需品となっている携帯電話・スマホの料金プランは日々進化しています。一度契約しても半年・一年たつ頃には変わっていることも考えられます。定期的に料金は見直してみるといいでしょう。
また契約のとき加入した必要のないオプションに加入したままになっていることも考えられます。毎月数百円かもしれませんが、使っていないのであれば解約して料金を削減することもできます。
さらに、格安スマホなどに変えることで大幅な節約ができます。最近では格安スマホの比較サイトなどもありますので、希望のプランをシミュレーションしてみるのもいいでしょう。

かんたん家計見直しステップ3:変動費は無理のない範囲で見直そう

まずは固定費からの見直しが鉄則ですが、その次に目を向けるのが変動費です。
変動費の見直しは少し努力が必要です。しかし、継続しなくては意味がありませんから、無理な見直しは逆効果になってしまいます。無理のない範囲で変動費を見直すチェックポイントを紹介します。

・食費

食費を見直す時に、食材を買うことや外食することを控えればいいと思いがちですが、実はそれだけでは食費を減らす効果はあまり高くありません。
食費が高くなってしまう理由には、その人の生活習慣が大きく関係しています。予算を決めずに買い物をするとか、朝仕事前にカフェでコーヒーを買っていくとか、仕事の帰りについコンビニに寄ってしまうとか……心当たりはありませんか? そういった生活習慣の中に、無駄に使っているお金がある場合が多いのです。ですから、まずは自分の生活習慣を見直しましょう。

・被服費

洋服を買うことでストレスを発散している人もいるかもしれませんが、欲しいものを買いすぎるといつまでたってもお金は貯まりません。洋服は季節や流行などもあるので、消耗品と考えた方がいいでしょう。毎月予算を決めてそれ以上は買わないと決めておきましょう。また、自分の持っている服にプラスできるものだけを買うと決めておくと、買ったけど着ることがないなどということがなくなります。

それでもおしゃれをしたいという人には、買わずに借りるという方法もあります。たとえば、エアークローゼットという月額制のファッションレンタルでは、1ヶ月9800円でプロのスタイリストが選んでくれた洋服を借りることができます。

・交際費

自分の思い通りにならないのが交際費です。給料日前にいきなり飲み会に誘われてお財布がピンチということもあるかもしれません。 交際費をスリムにするには「断る勇気」を持つことです。一次会には参加するけど二次会以降は参加しないとか、初めから気乗りのしない飲み会は断るなど自分の意思をきちんと伝えましょう。さらに、気の合う友人との食事会であれば、1人1品ずつ持ち寄ってホームパーティーにすると、低予算で収まります。


支出の見直しは、まず自分の生活習慣を見直し、節約効果の高い固定費から見直しましょう。変動費については、一生懸命頑張ることよりも、楽しんでできるくらいの見直しにしておいた方がいいでしょう。

黒須 かおり ファイナンシャルプランナー(CFP)

女性を中心に、一生涯を見守るFPとしてmoney&キャリアのコンサルティングを行う。幸せになるためのお金の知識など幅広い資金計画とライフプランのアドバイスを手がけている。金融機関にて資産形成のアドバイザーとしても活動中。FP Cafe登録パートナー

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