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24/11/03

カード・ローン

ビューカード スタンダードとJRE CARD徹底比較!Suicaユーザーはどっちを選ぶべきか

ビューカード スタンダードとJRE CARD徹底比較!Suicaユーザーはどっちを選ぶべきか

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

「毎日通勤や通学で利用するJRや駅ビルでおトクにポイントを貯めたい」
「オートチャージや定期券購入でもポイントが貯まるクレジットカードってないの?」
通学や通勤でJRを利用する方と相性が良いクレジットカードが「ビューカード」です。日頃からよくJRを利用するなら絶対に持っておくべきカードといっても過言ではないでしょう。Suica機能が付帯できるビューカードは便利なオートチャージが可能なだけでなく、チャージ分もポイントが貯まるなどのメリットがあります。また、2024年5月からは銀行サービス「JRE BANK」もスタート。スマホで振込や入出金明細の確認などができるうえ、利用状況に合わせてさまざまな特典が受けられます。

ビューカードは複数種類あるため、その中でも最適な1枚を選ぶことが大切です。ここでは、ビューカードを検討している方に向けて、特に人気のあるビューカード スタンダードとJRE CARDの2つのカードを取り上げ、年会費やポイント還元率、付帯サービスなどの点から比較します。自分にあったビューカード選びの参考として、ぜひご覧下さい。

そもそもビューカードって何?

ビューカードとは、JR東日本グループの株式会社ビューカードが発行するクレジットカードです。2024年11月に新しいデザインのカードにリニューアル。カード番号が裏面に記載され、セキュリティ機能が強化されたうえ、Suica付きだけでなくタッチ決済機能付きのカードも選択できるようになりました。
ビューカードと他のクレジットカードとの大きな違いは、JR東日本グループのビューカードが発行しているため、JRの駅ビルなどでの特典が充実しているほか、Suicaのオートチャージに対応している点です。
ビューカード スタンダードとJRE CARDに共通する特徴は以下のとおりです。

●ビューカードの特徴1:Suicaへのオートチャージに対応しているので残高を気にせず使える!

Suicaを利用している時に、残高不足で改札が通れなかった経験はありませんか?通常であれば近くの券売機でチャージしますが、急いでいるときには大きなタイムロスになってしまいますよね。

ビューカードであれば、首都圏Suica・PASMOエリア、仙台エリア、新潟エリア、青森エリア、盛岡エリア、秋田エリアの自動改札を通る際、残高が一定額以下であれば自動でチャージをしてくれるオートチャージを利用することができます。Suicaへのオートチャージ設定は、WEBページから事前に「〇〇円を下回ったら、△△円チャージする」という設定をしておくだけ。このサービスを使えば、チャージする時間を節約できるだけでなく、改札で止まることもなくなります。

●ビューカードの特徴2:Suicaのオートチャージで1.5%還元!

モバイルSuicaでのチャージやSuicaのオートチャージで、JRE POINTが1000円(税込)につき15ポイント貯まります。普段の通勤・通学において頻繁に改札を通る機会が多い方は、Suicaにオートチャージ機能を付けておくだけで、JRE POINTがどんどん貯まっていきます。

ビューカード スタンダード

●ビューカードの特徴3:「VIEWプラス」で対象サービスが最大10%還元も可能に!

「VIEWプラス」とは、JR東日本の対象サービスをビューカードで利用するとJRE POINTが通常の0.5%よりポイントアップするサービスです。実はオートチャージもVIEWプラスのサービスのひとつ。VIEWプラスのポイント対象サービスと還元率は次のとおりです。

【VIEWプラスのポイント対象サービスと還元率】

表のように、ビューカードの通常の還元率0.5%が、ゴールドカードならば最大8%、ゴールドカード以外のビューカードならば最大3%にアップします。
さらに、JR東日本が運営する新幹線チケットなどの予約サイト「えきねっと」でビューカードを利用した場合(新幹線eチケットでチケットレス乗車をした場合)や、「モバイルSuica」にビューカードを登録してJRE POINTのWEBサイトに登録した場合は、えきねっと・モバイルSuicaから還元率が+2%されます。つまり、ゴールドカードならば最大10%、ゴールドカード以外ならば最大5%のポイント還元が受けられます。
※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。
※事前にJRE POINTとえきねっと会員登録および「えきねっと」のWEBサイト内でJRE POINTの連携手続きが必要です。
※乗車券のみ、自由席特急券(新幹線eチケットを含む)の利用はポイント付与の対象外となります。

●ビューカードの特徴4:JRの駅ビルなどでもポイントが貯まる!

ビューカードにJRE POINTカードのマークがあれば、ポイントカードとしての機能を兼ね備えるため、駅ビルなどに多くあるJRE POINT加盟店で買い物する時にカード提示するだけで、100円(税込110円)につき1ポイントが貯まります(※一部JRE POINT機能のないカードもあります)。

●ビューカードの特徴5:JR東日本の通販サイトで最大3.5%還元!

JR東日本が運営している通販サイト「JRE MALL」でビューカードによるクレジット払いを利用すると、100円(税抜)につきJRE POINTが3ポイント貯まります。さらに、請求金額確定時に利用金額1,000円(税込)につきJRE POINTが5ポイント貯まります。

貯めたポイントは、JRE POINT加盟店にて1ポイント=1円として利用できるほか、Suicaにチャージして使えるので、日常のお買い物に、移動にと使い道を幅広く選べるのが魅力です。

ビューカード スタンダードとJRE CARDはどちらがお得?

ビューカード スタンダードもJRE CARDも同じビューカードのため、基本的なスペックは同じですが、付帯サービスにそれぞれ特色があるため、こちらに注目して違いを確認してみましょう。

●ビューカード スタンダード

・国際ブランド…JCB、VISA、Mastercard
・ポイントの種類…JRE POINT
・カード利用ポイント還元率…
 通常の買い物・公共料金の支払い:0.5%(1000円につき5ポイント)
 Suicaオートチャージ・モバイルSuicaオートチャージ・チャージ:1.5%(1000円につき15ポイント)
・年会費…本人会員524円(税込)、家族会員524円(税込)
・家族カード:○
・Suica定期券機能:×
・優待店・加盟店でのポイント加算:×
・ボーナスポイント:○

●JRE CARD

・国際ブランド…JCB、VISA、Mastercard
・ポイントの種類…JRE POINT
・カード利用ポイント還元率…
 通常の買い物・公共料金の支払い:0.5%(1000円につき5ポイント)
 Suicaオートチャージ・モバイルSuicaオートチャージ・チャージ:1.5%(1000円につき15ポイント)
・年会費…初年度無料、2年目以降524円(税込)
・家族カード:×
・Suica定期券機能:○(付帯しないタイプも選択可)
・優待店・加盟店でのポイント加算:○
・ボーナスポイント:×

ではビューカード スタンダードとJRE CARDはどちらがよりお得なのでしょうか。年会費やポイント還元率、付帯サービスなどの点から比較し、それぞれのカードがおすすめの人の条件を整理していきます。

①年会費で比較

ビューカード スタンダードの年会費は初年度から524円(税込)が発生します。一方、JRE CARDは2年目以降から524円(税込)かかりますが、初年度年会費は無料です。年会費だけで見ると、初年度年会費無料のJRE CARDの方がおトクです。

②定期券やSuica機能で比較

ビューカード スタンダードには、Suica定期券の機能がありません。JRE CARDでは、SuicaやSuica定期券の有無を選べます。「Suica、定期券、クレジットカードを1枚にまとめたい」という方にはJRE CARD、「Suicaとクレジットカードは別々に持ちたい」「クレジットカードは自宅に置いておきたい」という方にはビューカード スタンダードがおすすめです。


③優待店・加盟店でのポイント加算で比較

JRE CARDの最も大きな特徴が、JRE CARD優待店やJRE POINT加盟店でのポイント加算です。まず、JRE CARD優待店である駅ビルのアトレ、ペリエ、アトレヴィなどでの買い物をクレジットカード決済にすることで、その場で付与されるJRE POINTに大きな差がつきます。JRE CARD優待店では、クレジットでのお支払いで100円につき3ポイント、さらにご利用月の翌月中旬に1000円につき5ポイント付与されるので、ビューカード スタンダードと比べると、なんと3.5倍のポイントが貯まるのです。
また、JRE POINT加盟店ならその場で100円につき1ポイントのほか、利用月の翌月中旬にはさらに1000円につき5ポイントが加算されます。

ビューカード スタンダードでは100円ごとに1ポイントの付与(※カードの提示のみ)のため、JRE CARDの方が、貯まるポイントは1.5~3.5倍と大きな差がつきます。そのため、駅・駅ナカのJRE CARD優待店やJRE POINT加盟店でお買い物をする機会が多い方はJRE CARDを選ぶと良いでしょう。

●ポイント加算の比較

④「ビューサンクスボーナス」で比較

一方、ビューカード スタンダードには「ビューサンクスボーナス」という独自のボーナスポイント制度が用意されています。年間利用額累計が30万円、70万円、100万円、150万円になるごとに、それぞれ「250ポイント」、「1000ポイント」、「1500ポイント」、「2500ポイント」がボーナスポイントとして付与される仕組みです。VIEWプラス対象商品以外のお買い物でも年間利用額累計にカウントされますので、利用額によってはもらえるポイントが増えることになります(ただし、JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ等でのきっぷ・定期券購入、Suica チャージ時にサンクスポイントが3倍になる「VIEWプラス」の対象商品は年間利用額累計の対象外です)。

月々の公共料金・食事・買い物などの日常の支払いをビューカード スタンダードに集約して利用する予定のある方は、利用金額に応じたボーナスポイントがもらえるため、おトクといえます。


●ビューカード スタンダードのボーナスポイント制度

⑤家族カードで比較

家族カードとは、本会員カードの子カードとして追加発行できるカードです。家族カードでも本会員カードと同等の特典やサービスが付帯されています。つまりSuica機能が搭載されているビューカード スタンダードなら、家族カードも同じくSuica機能が搭載されます。家族カードのクレジットカード利用代金は本会員カードに請求され、引き落とされます。家族カードの利用額は、本人カードの利用額累計に加算されるため、年間利用額のステージをクリアするごとに、ボーナスポイントが多くもらえるビューカード スタンダードがおすすめです。

なおビューカード スタンダードでは、入会・利用でJRE POINTが最大10,000ポイントもらえるキャンペーンが実施中(2024年11月15日〜2025年1月31日まで)。
最大10,000ポイントの特典をもらう条件は、次のとおりです。

●ビューカード スタンダード 入会キャンペーン

【対象】
キャンペーン期間中にビューカード スタンダードに新規で申込み、カードが発行された方
【特典内容】
特典1:Visaブランドへのオンライン入会…JRE POINT 2,000ポイントプレゼント
特典2:利用金額に応じて…JRE POINT 最大8,000ポイントプレゼント
・モバイルSuica5千円以上を含む10万円以上30万円未満の利用 JRE POINT 2,000ポイント
・モバイルSuica5千円以上を含む30万円以上の利用 JRE POINT 6,000ポイント
特典3:家族カード同時入会…JRE POINT 1,000ポイント
特典4:39歳以下の入会…JRE POINT 1,000ポイント
※2024年11月15日(金)時点で年齢が39歳以下(39歳も含む)の方

ビューカード スタンダードに入会することで、JRE POINTが2,000ポイントもらえます。そのうえ、利用金額に応じてJRE POINTが最大で8,000ポイントもらえます。さらに、「家族カードに同時入会」・「2024年11月15日(金)時点で年齢が39歳以下」の条件を満たすとJRE POINTがそれぞれ1,000ポイントずつもらえます。

ビューカード スタンダード

自分に合った1枚を選ぼう

今回は、ビューカードの中でも特に人気の高いビューカード スタンダード・JRE CARDを比較しました。それぞれのカードを選ぶべき人を簡潔にまとめるなら、

・ビューカード スタンダード:クレカとSuicaをひとまとめにし、なおかつ年間数十万円利用する方向け
・JRE CARD:駅ナカや駅ビルをいつも利用しており、JRE POINTを効率よく貯めたい方向け

と言えそうです。

このように、Suicaへ求める機能と利用先の頻度や年間利用額から自分に合ったビューカードを選ぶのが大切です。ここでご紹介したカード以外にも、ビューカードはあらゆる人のニーズに応えるクレジットカードを数多く揃えています。やみくもにビューカードを選択せず、まずはあなたの年間利用額の状況、よく利用する店舗等をもう一度確認することが大切です。より自分の生活に合ったクレジットカードを使うことでお得なサービスやポイント還元を受け、快適なキャッシュレス生活を楽しみましょう。

※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。

KIWI ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士

長年、金融機関に在籍していた経験を活かし、個人のキャリアプラン、ライフプランありきのお金の相談を得意とする。プライベートでは2児の母。地域の子どもたちに「おかねの役割」や「はたらく意義」を伝える職育アドバイザー活動を行っている。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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