18/11/09
贅沢はしたいけど無駄遣いは減らしたい!賢約テクニック3選
無駄遣いを減らすことは、節約への一番の近道です。
節約を考えた時、生活に必要な支出よりも外食などの贅沢を控えるほうに目が行く人も多いのではないでしょうか。
しかし、贅沢を我慢しすぎると逆に浪費が増えてしまうことも。節約していたはずなのにストレス解消のために必要のない買い物をしてしまった…。 そんな経験もみなさんあるのでは?
今回は、贅沢を我慢しすぎずに無駄遣いだけを減らす3つのテクニックをご紹介します。
テクニック1:無駄遣い=「なんとなく」で使っているお金を減らす
「無駄遣い」と「贅沢」の違いはどこにあるのでしょうか?
結論から言えば、「なんとなく」で使っているお金は「無駄遣い」。そして、出費にきちんと理由がある場合は、「贅沢」となります。
ひとつ例を挙げてみましょう。
あなたに、毎朝出勤する時にカフェに寄ってコーヒーを買う習慣があったとします。この朝のコーヒーを飲むことで気持ちよくその日をスタートできるのであれば、これは必要な贅沢と言えます。一方、「なんとなく」コーヒーを買って飲む習慣がついていただけで、実際にはあってもなくてもさほど変わらない、という場合は、コーヒー代の分だけ無駄遣いをしていることになります。
この「なんとなく」を見つけるには、習慣的な出費を一度すべてカットしてみるのが一番です。そこで無くても困らないとわかった無駄遣いを減らすようにしましょう。
喉が乾く度に買っていたペットボトル飲料を控えて、その代わりに水筒を持っていくなど、お金ではなく手間をかけることで同じ満足の得られるものに置き換えるのも有効です。
購入したもののレシートや明細などはとっておき、後で振り返るのも有効です。そのレシートや明細に無駄遣いなのか、贅沢なのかをチェックすれば、無駄遣いを減らすのに役立ちます。
テクニック2:贅沢のために使っていい金額(予算)を決めておく
しかし、生活を豊かにするからと言って、何も考えずに好きなだけ贅沢をしてもいいわけではありません。それでは無駄遣いをしているのとなにも変わりません。
そこで、1ヶ月の間に贅沢するために使ってもいい金額(予算)を自分で決めるのが支出削減のコツです。いわゆるお小遣い制です。家族の中で共通ルールを作るのもいいでしょう。頑張って節約しているのは自分だけではないと思えば、モチベーションも上がるはずです。
この方法のメリットは、決めた金額にあわせて出費を抑えられるのはもちろん、本当に好きなことにお金を使うためにそれ以外の浪費を減らす、という節約のメリハリができることです。ただ我慢するよりも、「趣味を楽しむためにこれは節約する」といった理由があったほうが、長く、無理なく、節約を続けることができます。
テクニック3:お金はもちろん、時間や体力の無駄遣いにも気をつける
お金のことばかりを気にしすぎて、無駄に時間や体力を使ってしまわないようにすることも大切です。
例えば、交通費を節約するために何駅分もの距離を徒歩で移動するのは、時間や体力の面では浪費になっていると言えます。疲れて仕事に集中できなくなったり、勉強に使うための時間が減ってしまったりしては、結果的にお金も損してしまいます。
「これは将来的に見ても節約と言えるか?」と考えながら節約する癖をつけるようにしましょう。
まとめ
ポイントは大きく分けて3つです。
・減らすべきなのは「なんとなく」の無駄遣い
・1ヶ月に使える額を決めて、節約の動機づけを
・お金だけではなく時間や体力も無駄にしないように
無駄遣いを減らしつつ適度に贅沢を楽しんで、無理のない節約をしましょう。
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堀川 秋 フリーライター
東京都在住。WEBメディアの立ち上げ補佐やスタートアップ企業での自社サービス広報などを経験し、現在はフリーランスとしてライター活動中。「読んだあとすぐに実践できる・役に立つ」を心がけて記事を執筆している。趣味は水族館巡りとeSports観戦。日商簿記2級。
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