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18/11/08

家計・ライフ

1000万円以上貯蓄している人が、最低限守る3つのルール

貯蓄をすると一口に言っても、やり方は人それぞれです。収入も違えば、支出をする項目や金額も暮らし方によって大きく異なります。
それでも、1000万円貯蓄をする人には、共通する貯蓄を成功させるルールがあります。どのようなルールなのでしょうか。

ルール1:貯蓄の王道は、先取り貯蓄。残ったお金でやりくり

お給料など、毎月の収入があったら節約しつつ食費や日用品を購入し、水道光熱費が預金から引き落とされ、1カ月間使って残った分を貯蓄する。このような計画ではお金はなかなか貯まりません。
お金はあれば使ってしまうもの。お財布にたくさん入っていれば気が大きくなり、いつもなら買わないものにまでお金を払ってしまうことはよくあります。

逆に考えると、お金は無ければ使えません。お財布に入っていなければ無いなりに、なんとかしようと考えます。自分だけは強い意思があるので大丈夫、などと過信してはいけません。
1000万円貯蓄をする人は、収入があったら貯蓄分を先取りして貯めます。そして、残った分で生活費をやりくりしていくのです。

意思が弱いわけではありません。強い意思は、貯蓄を先取りする時に発揮します。毎月5万円を定期預金に貯めていく、と決めたら、「今月はイベントが多いから4万円でいいかな」、などと自分に言い訳をして貯蓄分を減らすことはしません。
自分で決めた先取り貯蓄の金額を、しっかり守り続けているのです。

ルール2:予算を立てて、守って、振り返る【家計のPDCA】

それでは、先取り貯蓄の金額はどのように決めているのでしょうか。早くたくさん貯めたくても、無理のある貯蓄金額では、結局引き出して使ってしまいます。
まずは自分が生活費にいくらの支出をするのか、現状の把握をすることが大切。そのうえで、さらに節約する余地がないかどうか、定期的に考えることも必要です。

食費、日用品費、水道光熱費、携帯電話代の他に、ヘアサロンや化粧品などの美容代、服や靴とそのメンテナンスに使う衣料代、習い事をしていればそちらにもお金がかかります。

また、家賃または住宅ローンの支払い、生命保険・医療保険など、毎月決まった金額の支払いもあります。
これらの支出を計画的に管理するには、予算を立てて守ることが必要不可欠。
予算を立てる時には、メリハリをつけると上手くいきます。

1000万円貯蓄をする人は、全ての支出を切り詰めてギリギリまで頑張るようなことはしません。我慢しすぎるとかえってストレスがたまり、何のための節約だかわからなくなってしまいます。
節約は貯蓄のため、貯蓄は夢や希望の実現のため、つまり自分の幸せのためです。幸せのためにストレスをためていては本末転倒。ストレスがたまりすぎて散財に走ってしまうことも。

予算は、節約するべき費用は削り、自分の楽しみのための費用は十分確保します。そしてしっかり守る。その後、1カ月に1度は振り返りをします。
予算と家計簿はノート、アプリなど、どのようなものを利用してもよいのですが、自分が計画的にお金を使えたか、使えなかったとしたら何が原因か、振り返りをすることで次の月はより良い予算を立てることができるでしょう。

ルール3:決めた事をすぐ実行。「時間ができたら…」の甘えは絶対しない

振り返りをすると、「もう少し費用が抑えられたらな」、と考える項目はどうしても出てきます。そんな時、雑誌やインターネットなどで良さそうなヒントを見つけることもあるでしょう。
1000万円貯蓄をする人は、良さそうだと思ったことはとりあえず試してみることが多いようです。

やってみてダメだったら、また元に戻せばいいのです。どんなに効果的、と紹介されている節約方法でも、自分に合わないことはあります。合わなければ長続きしません。トライ&エラーを繰り返すうち、自分なりのスタイルが形になってくるのではないでしょうか。

1000万円貯蓄をする人に聞いてみると、成功続きだったわけではありません。
予定通りに貯蓄できない時期があったり、おトクだと思って買ったものが粗悪品だったり、そんな失敗を繰り返しながら、大きな貯蓄を作っていったのです。
やると決めたらすぐに実行にうつす、そんな行動力が大きな貯蓄をする人にはあります。


1000万円の貯蓄は特別なことではありません。毎月の貯蓄金額を決めることから始めてみませんか。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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