賢約しながら夏を乗り切る方法

今年は梅雨明け前から連日の猛暑。本当に暑いですね。こまめに水分補給などをしていても、暑さが続くと疲れやすくなります。その上寝苦しく睡眠も充分にとれないと夏バテしてしまいますね。そんな厳しい夏を、節約ならぬ賢約しながら乗り切る方法をお伝えします。

エアコンは30分の外出なら付けっぱなしが正解

近頃のエアコンは省エネ性能が向上しているので、自動運転モードや省エネモードに設定しておくと、低電力で快適温度を保つようになっています。
一方、スイッチを入れてから設定温度まで下げる時には多くの電力を消費します。そのため、エアコンのスイッチは付けたり消したりを頻繁に繰り返すと損。30分くらいの外出なら、あえて付けっぱなしのほうが節電になる場合があります。ただし、強モードでの付けっぱなしは節電にはならないので注意しましょう。

また、部屋にある「熱を出すもの」の対策もするといいですね。冷蔵庫の詰め込みすぎは、冷蔵庫の節電にならないだけではなく、排熱が増えるので冷房効率が悪くなります。夏は食べ物がいたみやすい季節なので、買い置きもほどほどにしましょう。その他、照明は白熱電球よりLED（発光ダイオード）にするのも節電になります。

もし、今使っているエアコンが古い機種であれば、買い換えることで電気代の節約につながることもあります。環境省のサイト「しんきゅうさん」では、今使っているエアコンの型番や部屋の広さなどを入力し、買い換えたらどのくらいの節約になるか試算できるので、10年以上使っているエアコンであれば検討してみましょう。

インナーは冷感タイプにチェンジ

昔から、夏向けの衣類は、熱や汗を発散しやすいような工夫がなされていました。代表的な素材としては麻がありますが、価格も高く日常使いの下着向きではありません。しかし、最近では冷感素材で作られた機能性の高いインナーが各メーカーから発売されています。価格は1枚1000円未満とお手ごろ。限定セールなどを利用すれば、さらにお得です。着るだけで体感温度が下げられるインナーは、ぜひ取り入れたいアイテムですね。インターネットでも購入できるものをピックアップしてみました。

○ユニクロ / AIRism(エアリズム)
　さらっとした着心地、汗取りキャミソールは脇汗対策の強い味方
○GU / GU DRY
　ひんやりプラス（接触冷感）で肌触りひんやり
○無印良品 / 涼感インナー
　オーガニックコットンを使用、価格はタンクトップ1290円で少々お高め
○セブンプレミアム / BODY COOLER(ボディクーラー)
　汗をかいても肌にはりつきにくい
○イオン PEACE FIT(ピースフィット)
　綿100％のシリーズはやさしい肌触り

出かけるなら、無料でお金について楽しみながら学べる施設へ

暑い夏の日中は、いっそ出かけてしまえば電気代もかかりません。無料で楽しめる施設と言えば、地域の図書館が思い浮かびますが、探してみると意外な施設が無料で楽しめます。楽しみながらマネーの知識も深められる、東京都にあるオススメスポットを紹介します。

○東京証券取引所
株式投資の中心、日本橋兜町にある東京証券取引所は、一度は見学してみたい所です。売買管理業務を行っているマーケットセンターの見学や、株式投資を疑似体験もできます。株式投資をしている人も、これからしたいと思っている人も楽しめるようになっているので、気軽に行ってみましょう。より知識を深めたいなら、案内見学ツアーがオススメ。見学希望日の6ヶ月前から2週間前までの予約が必要なので、早めに計画しましょう。
アクセス：東京メトロ茅場町駅から徒歩5分
営業時間：9：00～16：30
定休日：土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始

○お札と切手の博物館
国立印刷局が運営する博物館です。お札と切手の歴史と、偽造防止技術などを学べます。ここ数年、電子マネーなどを利用する人が増え、現金を利用することは少なくなってきましたが、お札の歴史や高度な印刷技術を知ると、社会にとってお金とは何か、と改めて考えさせられます。
アクセス：JR王子駅、東京メトロ王子駅から徒歩5分
営業時間：9：30～17：00
定休日：月曜日（祝日の場合は翌日休館）、年末年始