23/05/02
定年後でもクレカは作れる!定年後おすすめクレジットカード3選
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
新型コロナウイルスの影響もあり、キャッシュレス化が進む昨今。都市部では現金支払いを受け付けない「完全キャッシュレス店舗」も見かけるようになってきました。このような背景から、「定年を控えているけどクレジットカードを持ちたい」「定年後も使いやすいクレカを作りたい」と考える人も少なくないでしょう。
今回は定年後にクレカを作る際のポイントを解説したうえで、定年後におすすめのクレジットカードを紹介します。定年後もお得にクレカを利用したい人はぜひ参考にしてみてください。
申込時の年齢に上限のないクレカは多い
そもそも「定年後もクレジットカードを作れるのか」と疑問を持っている人も多いでしょう。ほとんどのクレジットカードは申込条件として上限年齢を設けていないので、定年後もクレジットカードは作れます。
クレジットカードを申し込む際、年齢以上に重視されるのが「安定した収入」があるかどうかです。定年後に年金をもらっていれば、それが収入としてみなされます。年金は決まった金額が2か月ごとに受け取れる立派な「安定した収入」なのです。
定年後にクレカを作る際のポイント
ここでは定年後にクレカを作る際の大切なポイントを紹介します。定年を控えている人は事前にチェックしておきましょう。
●手持ちのクレジットカードの見直しを
現役時代にクレジットカードを作っている人は、定年のタイミングで手持ちのカードを見直すことが大切です。定年を迎えることでライフスタイルが変わることが多いですし、収入も減ってしまうのが一般的です。自分に合ったクレジットカードはライフスタイルや収入によって変わるので、定年後の生活に見合わないカードは解約することをおすすめします。
たとえば現役時代によく出張で飛行機を利用していた人なら航空会社のクレジットカード、定期的にスーツやビジネスシューズを買っていた人なら百貨店系のクレジットカードを持っていることがあります。そのような場合、定年後はこれらのカードを使わなくなってしまう可能性があるので、定年後も使いやすいカードに切り替えるとよいでしょう。
定年によって不要になるカードを解約することで、無駄な年会費を抑えられますし、カードやポイントの管理の手間も減らせますよ。
●キャッシング枠は0円で申し込む
キャッシング(現金を借りられる)機能のあるクレカの場合、キャッシング枠を0円で申し込んだほうが一般的に審査のハードルは下がります。貸金業法の総量規制により、借入できる金額は他のローンなどを含めて、年収の3分の1までと決まっているためです。
キャッシング枠を年収の3分の1以内で申し込んだとしても、クレジットカード会社に「お金に困っているのかな?」という印象を与えかねないので、必要なければキャッシング枠は外して申し込むことをおすすめします。
また住宅ローンや自動車ローンなど他の借り入れがある場合、先に返済を済ませたうえで申し込んだほうが審査に有利になるでしょう。ただしローン残高が多い場合は無理に返済して生活が苦しくならないよう注意が必要です。
定年後におすすめのクレカ3選
ここでは年会費無料で作れて、定年後も利用しやすいクレジットカードを紹介します。
●定年後におすすめのクレカ1:「楽天カード」でネットショッピングをお得に
よくネットショッピングをする人なら楽天カードがおすすめ。年会費は永年無料で、楽天ポイントもたまりやすいカードです。楽天カードの利用で100円につき1ポイント(還元率1%)たまるので、楽天グループ以外でも還元率の高いカードですが、楽天が運営するオンラインモール「楽天市場」での利用ならさらにお得。楽天市場アプリでのお買い物で3.5%以上の還元率となりますよ。
たまった楽天ポイントは楽天市場をはじめとする楽天グループのサービスや、楽天ポイント加盟店で利用できます。「楽天経済圏」をよく利用する人には便利なカードです。
>>楽天カードはこちら
●定年後におすすめのクレカ2:「イオンカードセレクト」なら毎月15日のお買い物がお得
イオングループのお店でよく買い物をする人ならイオンセレクトカードも便利です。こちらも年会費は永年無料でコストを抑えながらお得に利用できる一枚。イオン銀行キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONが一体となっているため、お財布をスッキリさせたい人にもおすすめです。
毎月15日に開催される「G.G感謝デー」は、55歳以上ならイオンカードまたは電子マネーWAONの支払いでお買い物金額が5%OFFに。さらに毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」は、年齢にかかわらずイオンカードまたは電子マネーWAONの支払いで5%オフとなります。食料品や生活用品など日々の買い物をお得にしたい人にはうれしい特典ですね。
イオングループの対象店舗での支払いで200円ごとに2ポイント(還元率1%)、さらに毎月10日は200円ごとに5ポイント(還元率2.5%)のWAON POINTがたまります。たまったポイントはイオングループのお店やWAON POINT加盟店で利用可能。近くにイオングループのお店がある人におすすめです。
>>イオンカードはこちら
●定年後におすすめのクレカ3:「JCBカード」はポイントの使い道が豊富
年金生活者でも安心して申し込めるJCBカード。申込ページの職業欄に「年金が主な収入」という項目があるため、年金生活者も対象となっていることがわかります。初年度の年会費は無料、翌年度以降も年間合計50万円(税込)以上の利用で無料になります。ひと月あたり4万円以上クレジットカードを利用する人なら、お得に利用できる一枚です。
JCBカードの利用でたまるOki Dokiポイントはギフト券やサービス利用券、グルメなどさまざまな商品と交換できます。提携しているポイントプログラムや航空系マイルにも交換でき、キャッシュバックを受けることも可能です。(還元率はポイントの交換先によって異なります。)
楽天市場やイオングループのお店をあまり利用しない人や、多くの選択肢から交換できる商品・ポイントを選びたい人には使いやすいクレジットカードでしょう。
>>JCBカードはこちら
まとめ
定年後のクレジットカードは、ライフスタイルの変化を見越して利用しやすいものを選ぶことが大切です。コスト(年会費)や管理の手間をふまえて、お得に使えるカードに絞って申し込み、定年後に使わなくなりそうなカードは解約を検討しましょう。定年を控えている人は、今回紹介したクレジットカードを参考に、定年後に使いやすいクレジットカードを作ってみませんか。
【関連記事もチェック】
・「64歳で退職するとお得」は本当?失業給付は65歳退職といくら違うのか
・令和でも「昭和生まれの親」のお金の常識にとらわれる人の残念な末路
・「10月の給与が減った」と驚いたら必ず確認すべき給与明細の項目
・定年後に意外とかかる6つの「大きな出費」
・年金受給者でも確定申告でお金が戻る! 1月に届く「公的年金等の源泉徴収票」3つのチェックポイント
鈴木靖子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)
銀行の財務企画や金融機関向けコンサルティングサービスに10年以上従事。企業のお金に関する業務に携わるなか、その経験を個人の生活にも活かしたいという思いからFP資格を取得。現在は金融商品を売らない独立系FPとして執筆や相談業務を中心に活動中。
HP:https://yacco-labo.com
この記事が気に入ったら
いいね!しよう