17/03/16
ブライダルローンを組んででも結婚式をすべきか 抑えておきたい3つのポイント
結婚が決まると、結婚式、新婚旅行、新居の準備…とイベントがたくさんあります。楽しいことがたくさんですが、その分お金もたくさんかかります。
一生に一回のイベントなのでお金の事も考えながら、満足いく形にしたい、そんな時に使えるのがブライダルローンですが、使うにあたって抑えておきたい3つのポイントをお伝えします。
まずは使える範囲の確認を
結婚式、新婚旅行、新居の費用など「結婚」に関わる事に使えるのがブライダルローンですが、銀行ごとに使える範囲が限られています。ローンを組む際には必ず資金使途の確認がありますので、事前にどれにローンが使えるか、自分で用意しなければいけないお金はどのくらいなのか確認しておく必要があります。
例えば、結婚式。
結婚式場に払うお金以外にも、ドレスや引き出物を持ち込みする場合のそれぞれの会社に払う費用もローンが利用できるか、別途司会をお願いする場合、司会の人に払うお金も利用できるかなどです。
ブライダルローンを借りるメリットは
結婚式費用は、人により差はありますが、ゼクシイの調べによると、全国平均の費用総額は359.7万円です。ご祝儀ももらえますが、当日にならないと確実な金額はわからないので余裕を持った金額が自己負担できるよう準備しておく必要があります。また、本番ぎりぎりまで打ち合わせがあるので、最後に費用が追加される可能性も。一生に一回のイベントを節約するのももったいないので早めに準備しておくと安心して当日を迎える事はできます。
また、結婚式以外にもまとまったお金がかかるので、一度に支払うより、分割して払えるブライダルローンは手元にお金を残しておくことができその後の生活は安心です。
そもそもローンを組むべきなのか
結婚式の費用はクレジット払いが出来るところも多いため、「前払い」と言われていても実際に現金の用意が必要となるのは式が終わった後になる事もあります。その場合は、ご祝儀をもらった後になるので、その分を式の費用に充てる事ができます。 ローンを組むことで手元にお金を残すことが出来る安心感はありますが、金利がかかるので、実際にかかった費用に加え、利息も払わなくてはなりません。 最近は、お互いの親族のみで行う、家族婚、費用を抑えたプランのスマート婚、写真のみのフォト婚など、金額を抑えた結婚式もあります。これからの新生活のため、初めに無理をせず自分に合った結婚式をするのも良いでしょう。
画像:筆者提供
一生に一回のイベントはお金の準備もしっかりしながら、今後の生活の安定も考え、事前にしっかり計画し準備をすることが大切です。
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田中 麻依 ファイナンシャルプランナー
学習院大学経済学部卒業後、銀行にて住宅ローンや無担保ローン等、個人のローン取次業務に5年間従事。現在は、別会社にて勤務しながら、これまでの経験・知識を活かし、個人として活動中。FP技能士2級、日商簿記2級、証券外務員1種。趣味は、フルート、セルフネイル、旅行。
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