16/12/22
保険の辛口評論家が伝授! 「目からウロコ」の保険の最適な選び方とは
「保険はたくさんありすぎて、どう選んでいいのかわからない?」
これは、一番よく耳にする言葉です。
たしかに、保険というのは、複雑で、商品の種類も非常に多いです。
でも、保険は、人生で2番目に大きな買い物というのをご存じですか?
しっかりと考えて、自分にあった一番いいものを選びたいですね。
では、どう選ぶか、その最適な方法を考えてみましょう。
保険の営業員に聞く?
まずは、保険の営業員の説明を聞いて、加入するのは楽なのですが、保険の営業というのは、自分の会社の商品を勧めるだけなので、他社のものと比較はできません。保険の説明もどうしても自社の商品の優位性が中心なので、情報が片寄ってしまいます。
保険ショップに聞く?
それでは、来店型の保険ショップは、どうでしょうか?
たしかに複数の保険会社の商品を扱っているので、比較検討はできそうですね。でも本当に自分に合っている商品を勧めてくれるのでしょうか?
多くの来店型の保険ショップは、無料で相談に乗ってくれます。しかし無料というのは親切なのでしょうか?
答えは「いいえ」です。保険ショップは、実は保険を販売することで保険会社から手数料を受け取っているのです。ですから、販売員はまず、手数料のいい商品を優先して勧められます。
通販・ネットで調べる
ならば、通販やネットで保険も、選ぶのはどうでしょうか?
生命保険を検索すると、たくさんの商品が出てきます。ところが、今度は情報が多くすぎて全部見るのは大変です。
保険の比較サイトもありますが、上位にきている保険が優良とは限りません。なぜなら、スポンサーの意向が反映している場合もあるからです。
保険のランキング本を活用する!
「じゃあ、どうしたらいいの?」という方に、オススメの方法があります。
保険のランキング本を活用する保険選びです。
ランキングに出てくる商品は実名が入っているので、あなたが必要な保険を選ぶ目安になります。
しかし、ここで、ちょっとした注意が必要です。保険ランキング本には2種類あります。それは、広告の入っている本と広告の入っていない本です。広告の入っている本は、広告主の意向を大事にします。つまり100%読者側とは言えないわけです。
そこで、オススメする本は、広告が一切入っていない『よい保険・悪い保険 徹底見直し編』です。
9つのジャンルに分けて、ベストな保険66商品、ワーストな保険27商品、合計93の保険商品を紹介しています。しかも、ワーストの商品まで実名で掲載しています。
また、商品の特徴、内容の解説はもちろん、30歳、40歳、50歳の保険料も入っているので、保険を選ぶ基準にもなります。
どうです?このムックを参考にして、自分にピッタリの保険を賢く選んでみてはいかがでしょうか。
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長尾 義弘 NEO企画代表
ファイナンシャル・プランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『お金に困らなくなる黄金の法則』『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)。監修には年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。
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