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22/10/30

資産運用・経済

PayPay証券の特徴や手数料は?他のスマホ証券と比べた魅力をプロが解説

スマホで気軽に資産運用ができるスマホ証券のひとつ、PayPay証券(旧OneTapBUY・ワンタップバイ)。PayPay証券には、これまで投資をしたことのない人でも始めやすい魅力がたくさんあります。

今回は、PayPay証券の特徴や取引の手数料をご紹介。さらにマネーコンサルタントの頼藤太希さんとファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに、PayPay証券が他のスマホ証券と比べて有利な点を聞きましたのでご紹介します。

●教えてくれたのは…

頼藤太希さん
Money&You代表取締役/マネーコンサルタント
中央大学客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生保にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に(株)Money&Youを創業し、現職へ。マネーコンサルタントとして、資産運用・税金・Fintech・キャッシュレスなどに関する執筆・監修、書籍、講演などを通して日本人のマネーリテラシー向上に注力している。『1日5分で、お金持ち』(クロスメディア・パブリッシング)、『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版)など著書多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ファイナンシャルプランナー(AFP)。

高山一恵さん
Money&You取締役/ファイナンシャルプランナー
慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は『税制優遇のおいしいいただき方』(きんざい)、『ゼロから始めて2時間で一生困らないマネープランができる本』(彩図社)など多数。ファイナンシャルプランナー(CFP®)、1級FP技能士

PayPay証券の5つの特徴をまとめて紹介

PayPay(ペイペイ)証券の前身はOneTapBUY(ワンタップバイ)。2016年に米国株をスマホで購入できるサービスとしてスタートしました。このOneTapBUYが2021年2月に商号変更を行い、PayPay証券となりました。

そんなPayPay証券の特徴をまとめて紹介します。

●PayPay証券の特徴①:日本・米国の有名企業に投資できる

PayPay証券では、「PayPay証券日米株」というアプリを利用して、日本株・米国株合計300銘柄以上に投資できます。投資先は日本も米国も大企業・人気企業が揃っています。

●PayPay証券の特徴②:1000円で投資がスタートできる

PayPay証券では、取扱いのある銘柄の株価がいくらでも関係なく、1000円から投資できます。たとえば、2000円の銘柄に1000円投資したら、0.5株購入できます。

●PayPay証券の特徴③:米国有名株・高配当株・ETFの積立投資もできる

PayPay証券の「つみたてロボ貯蓄アプリ」では、株・ETF(上場投資信託)への積立投資ができます。「積み株コース」では、米国株に1000円から積立可能。「高分配・高配当コース」では、米国・新興国のETFに投資できます。

●PayPay証券の特徴④:PayPayポイントも運用できる

スマホ決済のPayPayで決済後に付与される「PayPayポイント」を利用したポイント投資が可能。この運用はPayPay証券が行なっています。PayPayポイント運用では、
・米国の複数企業に分散投資する「スタンダードコース」
・スタンダードコースの3倍の値動きをする「チャレンジコース」
・GAFAMなどに投資する「テクノロジーコース」
・金(ゴールド)に投資する「金(ゴールド)コース」
の4種類のコースから選ぶだけで、PayPayポイントが値動きに連動します。手数料無料で利用可能です。

なお、スマホ決済のPayPayのアプリからは「PayPay資産運用」も利用可能。米国ETFの6コースから選んで簡単に資産運用ができます。

●PayPay証券の特徴⑤:投資がマンガで学べる

PayPay証券日米株のアプリには、投資がマンガで学べるコンテンツも用意されています。株式投資の知識や米国企業の誕生にまつわる話まで、楽しく身につけることができます。
特に企業誕生秘話が漫画で読めるのは嬉しい特典です。

PayPay証券

PayPay証券の取引手数料をチェック

PayPay証券では、日本株・米国株合計300銘柄以上の売買ができます。
PayPay証券日米株の取引手数料は無料ですが、手数料そのものはスプレッドといって、売買時の価格に含まれています。PayPay証券のスプレッドは、取引時間によって変わります。

●PayPay証券のスプレッド(実質的な手数料)

お金のプロに聞く!他のネット証券と比べて有利な点は?

PayPay証券でできる投資について、紹介してきました。お金のプロから見ても、PayPay証券はおすすめの証券会社です。
ここからは、お金のプロがPayPay証券をおすすめする理由を「プロが見るPayPay証券の有利な点・メリット」として5つ紹介します。

●プロが見るPayPay証券の有利な点・メリット①:日本株だけでなく米国株にも1000円から投資できる

PayPay証券では、日本株・米国株合計300銘柄以上に投資できます。投資できる銘柄は絞り込まれていますが、いずれ劣らぬ大企業が揃っています。中には近頃話題のFIRE(経済的自立と早期退職)を目指して購入されている高配当株・ETF、増配株などもあります。

これらの会社に、今の株価に関係なく1000円から投資できる証券会社はPayPay証券しかありません。しかも、米国株投資の場合、通常は米ドル建てとなるため、為替レートや為替手数料などを考慮する必要がありますが、PayPay証券ならば円建てで取引ができるため、わかりやすいのもメリットです。

マネーコンサルタント 頼藤太希

PayPay証券日米株を利用すれば、日本企業であれば『トヨタ』や『任天堂』、米国企業であれば『アップル』『フェイスブック』『テスラ』などの企業の株に投資できます。たとえば任天堂は、1株約6万2000円します(2021年2月9日時点)。たとえ1株でも結構な金額ですが、PayPay証券なら1000円という少額から投資できるのが魅力です。

PayPay証券


●プロが見るPayPay証券の有利な点・メリット②:米国株の積立投資ができる

PayPay証券の「つみたてロボ貯蓄アプリ」では、米国株・ETFなどへの積立投資ができます。PayPay証券では米国株の積立投資も1000円から可能。スプレッドは0.5%となっています。

ファイナンシャルプランナー 高山一恵

積立投資は資産形成の王道です。コツコツ一定額ずつ買い続けることで、株価が安いときにはたくさん、高いときには少し購入するようになるため、平均の購入金額を下げることができます。しかもPayPay証券の積立投資の対象は世界経済の中心、米国の株ですから、中長期的に大きな成長が期待できます

●プロが見るPayPay証券の有利な点・メリット③:24時間いつでも投資できる

米国の株式市場が開いている時間は、日本時間の深夜です。この時間、がんばって起きて投資するのもいいかもしれませんが、「次の日のことを考えるとちょっと辛い」という方もいるでしょう。その点、PayPay証券を利用すれば、米国株を24時間取引できるので便利です。

マネーコンサルタント 頼藤太希

寝ている間に何か大きな出来事があったとき、他のネット証券などでは、翌日の夜になって初めて取引が成立するのですが、PayPay証券を利用すれば、翌朝すぐに取引をすることも可能。より機動的に米国株を取引できます。

●PayPay証券の特徴④:PayPayポイントも運用できる

スマホ決済のPayPayで決済後に付与される「PayPayポイント」を利用したポイント投資が可能。この運用はPayPay証券が行なっています。・米国の複数企業に分散投資する「スタンダードコース」、スタンダードコースの3倍の値動きをする「チャレンジコース」、GAFAMなどに投資する「テクノロジーコース」、金(ゴールド)に投資する「金(ゴールド)コース」から選ぶだけで、PayPayポイントが値動きと連動します。

ファイナンシャルプランナー 高山一恵

「自動追加設定」を設定しておけば、付与されたPayPayポイントを自動的に投資に回すことができます。ふだんPayPayを使いながら、自然に投資ができておすすめです。

PayPay証券

PayPay証券はNISA・iDeCoの対象外

メリットのたくさんあるPayPay証券ですが、デメリットもあります。それは、本稿執筆時点(2021年2月9日)でNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)・iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)に対応していないことです。いずれも、運用益が非課税にできるほか、iDeCoでは税金を安くできるため、資産形成でぜひ使って欲しい制度です。

とはいえ、PayPay証券でも私たちにとってお得な制度ですから、ぜひ使えるようになってもらいたいですね。
※2024年1月からはNISAでの取引にも対応する予定です。

PayPay証券

まとめ

PayPay証券ではどんな投資ができるのか、他のスマホ証券と何が違って有利なのかを紹介してきました。PayPay証券の口座開設は無料です。PayPay証券はこれから投資をスタートする方の証券会社としておすすめですので、ぜひ口座を開設して、資産運用の第一歩を踏み出してくださいね。

畠山 憲一 Mocha編集長

1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。

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