24/10/01
楽天証券のiDeCoで買う商品プロおすすめ投資信託ベスト5
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
楽天証券のiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)は口座管理手数料が安く、商品のラインナップも充実しています。そのうえ資料もわかりやすいので、安心して始められるでしょう。
しかし、実際に始めようとすると「どの商品を選べばいいかわからない」「どうやって組み合わせればいいかわからない」などと、悩みがでてくるものです。
今回は、マネーコンサルタント頼藤太希さんが選んだ、楽天証券のiDeCoおすすめの商品をランキング形式で5本紹介します!楽天証券でiDeCoを始める方は、ぜひ参考にしてください。
●教えてくれたのは…
頼藤太希さん
マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用 新NISA対応改訂版』(宝島社)など書籍100冊、著書累計170万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧twitter)→@yorifujitaiki
楽天証券のiDeCo(イデコ)5つの特徴
楽天証券のiDeCoには、大きく次の5つの特徴があります。
● 楽天証券のiDeCoの特徴1:口座管理手数料が業界最安水準
iDeCoでは毎月、口座管理手数料がかかります。口座管理手数料の支払い先は、大きく次の3つに分かれます。
・国民年金基金連合会…月105円(税込)
・信託銀行…月66円(税込)
・金融機関(運営管理手数料)
国民年金基金連合会と信託銀行への手数料は、どの金融機関でも同じです。しかし、金融機関への運営管理手数料は、金融機関ごとに異なります。ですから、おすすめは運営管理手数料がなるべく少ない金融機関を選ぶことです。
その点、楽天証券は運営管理手数料が0円ですので、業界最安水準でiDeCoをスタートできるおすすめの金融機関だといえます。
「月数百円の運営管理手数料を取る金融機関が多い中で、無料はうれしいですね。手数料は少ないほど利益が出しやすくなります」(頼藤太希さん)
● 楽天証券のiDeCoの特徴2:低コストの商品が揃っている
楽天証券のiDeCoでは、全部で36本(投資信託35本、定期預金1本)の商品を扱っています(2024年10月1日時点)。
【楽天証券のiDeCoで購入できる商品】※()内は信託報酬(年率)の幅
・国内株式型 6本(0.143%〜1.705%)
・国内債券型 2本(0.154%・0.66%)
・国内REIT型 2本(0.275%・1.045%)
・外国株式型 7本(0.077%〜1.463%)
・海外債券型 4本(0.187%〜1.54%)
・海外REIT型 1本(0.297%)
・国内外株式型 4本(0.0561%〜1.54%)
・バランス型 5本(0.162%〜1.292%)
・ターゲットイヤー型 3本(0.8275%〜0.8375%)
・コモディティ 1本(0.895%)
・元本確保型(定期預金) 1本
投資信託は国内・先進国を中心にさまざまな資産を幅広く揃えています。
「iDeCoは数十年にわたる投資になるため、信託報酬が安い投資信託を選ぶのが大切です。楽天証券の場合、信託報酬の幅は年0.0561%〜1.705%(税込)。0.1%を切る商品も複数用意されています」(頼藤太希さん)
● 楽天証券のiDeCoの特徴3:パンフレットやセミナーなど、情報提供が充実
楽天証券のiDeCoのパンフレット「イマカラ」は、iDeCoの仕組みやメリット、年金受け取りまでの流れがコンパクトにまとまった一冊。きちんと説明しようとするとどうしても難解になりがちなiDeCoをわかりやすく説明してくれます。
また、iDeCoの制度や商品選びのポイント、情報の見方、さらには楽天証券の取扱商品まで、セミナーの動画が公開されています。見るだけで詳しくなれるでしょう。
「特にパンフレットがいいですね。他の金融機関が楽天証券のパンフレットを参考にしているといわれるほどです。ウェブサイトでも無料でダウンロードできます。ぜひチェックしてみてください」(頼藤太希さん)
●楽天証券のiDeCoの特徴4:AIチャットで問い合わせ可能
楽天証券のiDeCoのコールセンターには、専用ダイヤルが用意されています。コールセンターの受付時間は通常、平日の10時〜19時、土・日・祝日の9時〜17時となっています。
とはいえ、受付時間外に気になることがでてくることもあるかもしれません。そんなときには、24時間365日利用可能な「AIチャット」が便利です。質問を入力したり、画面の指示にしたがって操作したりするだけで、目的の回答にたどり着けるでしょう。
「土日でも電話で確認できたり、AIチャットで質問できたりするのは心強いですね」(頼藤太希さん)
●楽天証券のiDeCoの特徴5:サイトの運用画面がわかりやすい
楽天証券のiDeCoの資産は、証券口座のサイトで確認することもできます(楽天証券に口座開設する必要があります)。しかも、証券口座の資産とiDeCoの資産を同じIDで管理できるので、資産の状況が確認しやすくなります。
「長い付き合いになるからこそ、余計な手間はなるべくなくしたいものです。楽天証券ならば、ひとつのIDで資産を一元管理できますので、いちいちログインし直す手間が省けて便利です」(頼藤太希さん)
>>楽天証券はこちら
iDeCoの投資信託選び 6つの基準
iDeCoで投資信託を選ぶ場合の基準について、頼藤太希さんに教えてもらいました。以下その内容をかいつまんでまとめます。
●iDeCoの商品選びの基準1:純資産総額は多いほどいい
・純資産総額は、投資信託が組み入れている株式や債券などの資産の合計金額(時価総額)
・投資をする人(ファンドマネージャー)の考える運用を実現するには、純資産総額はある程度大きくなければならない
・純資産総額があまりにも低いままだと、途中で運用を中止する「繰上償還」が行われてしまう可能性も
・純資産総額が大きくなると、手数料を引き下げてくれる投資信託もある
・アクティブ型の場合は、純資産総額は200億円〜500億円が適正サイズ
●iDeCoの商品選びの基準2:運用成績は右肩上がりだといい
・投資信託の値段を表す基準価額が純資産総額とともに右肩上がりになっている投資信託をチェック
・運用成績が伸びれば利益も増え、資産の流入が多くなって投資信託の規模が大きくなれば投資信託はさらに運用をしやすくなって利益を出しやすくなる
・運用成績は最低でも3年、できれば5年、10年と中長期で堅調な成績を出している投資信託を選ぶ
●iDeCoの商品選びの基準3:信託報酬は低いほどいい
・信託報酬は持っている間ずっとかかる手数料
・投資期間が長いと少しの差でも大きな差になるので、低いほどいい
●iDeCoの商品選びの基準4:投資先の資産は多いほどいい
・投資先はなるべく多いもの、市場全体をカバーできるものを選ぶ
・たとえば米国株価指数の「NYダウ」は30銘柄だが、「S&P500」は500銘柄を元にしている。
・米国株式市場カバー率はNYダウが約25%、S&P500は約80%。市場全体に投資するもののほうが市場の姿を反映するので、分散効果はより高まる。
●iDeCoの商品選びの基準5:シャープレシオは値が高いほうがいい
・シャープレシオは「リスクに見合った利益が得られているか」を表す指標で値が大きいほど良い
・同ジャンル・同カテゴリの投資信託を比較する際に有効
●iDeCoの商品選びの基準6:トラッキングエラーは値が小さいほどいい
・トラッキングエラーは、ベンチマークと投資信託の値動きの差を数値で表したもの。数字が小さいほど、ベンチマークと連動していることを表す
>>楽天証券はこちら
楽天証券のiDeCoおすすめ商品ランキングベスト5
頼藤太希さんに、楽天証券で購入可能なiDeCoの商品の中から、おすすめの商品をランキング形式で5本挙げてもらいました。なお、金額や手数料率は2024年10月1日時点のものです。
●1位:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
純資産総額:2108億円
基準価額:12,986円
信託報酬(税込):年0.0561%
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)という、日本を含む世界の先進国23カ国・新興国24カ国、約3000の株式で構成された指標との連動を目指す投資信託です。1本買うだけで世界の株式市場の85%をカバーできます。「オルカン」の名前で投資家に人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」と同じ投資先でありながら、オルカンよりもさらに信託報酬が抑えられています。
●2位:楽天・S&P500インデックス・ファンド
純資産総額:2845億円
基準価額:13,341円
信託報酬(税込):年0.077%
米国の代表的な株式指標のひとつ、S&P500との連動を目指す投資信託です。S&P500は米国の流動性のある大型株から選ばれた500社で構成されている指標で、米国市場の時価総額の約80%をカバーしています。米国全体に信託報酬年0.077%と、とても安い手数料水準で投資ができます。設定3か月あまりで純資産総額が1000億円を突破していることからも、人気がうかがえますね。
●3位:たわらノーロード先進国株式
純資産総額:6380億円
基準価額:32,820円
信託報酬(税込):年0.09889%
5年トータルリターン(年率):21.40%
MSCIコクサイ・インデックスという、日本を除く22の先進国の約1300銘柄の株価動向を示す指標に連動することを目指すインデックス型の投資信託です。人気のシリーズということもあり、純資産総額も大きくなっています。
信託報酬も0.1%を切る年0.09889%。先進国株を中心に、低コストで投資するのに向いています。
●4位:楽天・全米株式インデックス・ファンド
純資産総額:1億5950億円
基準価額:30,321円
信託報酬(税込):年0.162%
5年トータルリターン(年率):22.52%
米国の資産運用会社、バンガード社のETF(上場投資信託)を通じて、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という株価指数に連動する成果を目指すインデックス型の投資信託です。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国の大中小型株約4000銘柄を元にしていて、株式市場のカバー率はほぼ100%。文字どおり、市場全体をカバーできます。なお、為替ヘッジは原則として行いません。
バンガード社の人気も相まって資金が集まっており、純資産総額が堅調に伸びています。信託報酬も0.162%と低水準です。
●5位:セゾン・グローバルバランスファンド
純資産総額:4931億円
基準価額:25,366円
信託報酬(税込):年0.58%
5年トータルリターン(年率):11.86%
株式や債券に投資する複数の投資信託に投資を行うファンド・オブ・ファンズ形式の投資信託です。バンガード社の複数の投資信託に投資することで、世界各国の株式や債券に分散投資を行います。株式と債券の投資比率は原則として50:50。米国の資産が約6割、欧州が約3割、日本やその他の地域が約1割などとなっています。1本買うだけで、世界30か国以上の株式と10か国以上の債券に分散投資できます。
>>楽天証券はこちら
iDeCoで老後資金づくりをはじめよう
楽天証券のiDeCoの特徴とおすすめ商品ランキングベスト5をご紹介してきました。楽天証券のiDeCoは口座維持手数料が安く、商品のラインナップも充実している、おすすめの証券会社です。
ぜひiDeCoをはじめて、老後資金づくりに取り組みましょう。
【関連記事もチェック】
・新NISAの成長投資枠で狙え!1株だけでもらえる優待16銘柄【Money&YouTV】
・「昭和生まれの親」のお金の常識にとらわれる人の残念な末路
・「高収入なのに貧乏人」が買うのを止められない、貧乏を招く5つのモノ
・年金だけで裕福に暮らす6つのアイデア
・「金持ち老後」と「貧乏老後」を分ける決定的な5つの違い
畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう