20/06/29
ウィズコロナでの婚活事情・結婚事情はどうなっている? 絶好の婚活タイミングとは
こんにちは、婚活FP山本です。緊急事態宣言は解除されたとはいえ、現在はwithコロナ社会となりました。それに伴い、婚活市場においても色んな意味で「変化」が起きたのが実情です。そこで今回は、withコロナに伴う婚活事情・結婚事情の変化についてお伝えします。
withコロナの中での新たな婚活の形とは?
コロナ前の婚活といえば、お見合いや婚活パーティなどで直接出会うか、または最初は少しチャットでやり取りしてデートの約束を取り付けるのが主流でした。いずれにしても、「早期に実際に出会う」という形式が基本です。
しかしwithコロナの中では、「当面はオンラインデートで、実際に会うのはその後」という流れになりつつあります。ちなみにオンラインデートはZoomやスカイプが主流です。実際に会う時期は、二人のコロナへの警戒感で変わってきます。
業界的にも苦肉の策ではあるものの、以下のようなメリットもあるので意外と好評です。
・デート代を節約できる
・デートの時間や場所に融通が効きやすい
・実際に会うより距離的・心理的ハードルが低い
ただし、以下のようなデメリットも見受けられます。
・実際に会うより相手のことが分かりにくい
・部屋の中を見られることへの抵抗感
・即座に席を立つなど、マナー違反も多い
まだまだ手探りの状態ですが、withコロナの事情は当面変わりませんから、これから婚活をする方はこのスタイルでの婚活に慣れることが必要です。
withコロナの男女の結婚観は?
知り合いの結婚相談所情報ですが、コロナを通して特に女性の結婚願望が急激に高まっています。働く女性の約半数は非正規労働で、コロナで真っ先に多大な被害を受けました。「経済的に頼れる男性と結婚しておきたい」と思うのも、実に自然といえます。
また経済的に問題がない女性や男性でも、テレワークを通した「長期の孤立・孤独」が原因で、結婚願望が高まっている傾向です。元々、女性のほうが結婚に意欲的で婚活中の男性は少数派でしたが、そこに新たな新規男女が加わっているのが現在の婚活市場といえます。ただし、中には後述する「コロナ離婚」を見聞きして、より結婚を避けたいと考える方も増えたのが実情です。
令和元年には、「老後資金2000万円問題」が世間を騒がせました。様々なアンケートによると、実に6~8割の方が老後資金を貯めるのは無理と回答しています。家計を改善してお金を貯めるには、究極的には収入を増やすか、支出を減らすしかありません。結婚して共働きすることで収入は二馬力になる一方、支出は倍にはなりません。コロナの有無に関わらず、お金のことを踏まえれば、ライフプラン上は結婚したほうが有利といえるでしょう。
withコロナの中で警戒したいのが「コロナ離婚」
方々でいわれている通り、筆者の元でもコロナ離婚相談は増加中です。そして相談に訪れる方は、一方または両方の容姿が良かったり、年収が高かったりする傾向にあります。分かりやすく第一印象だけで結婚して、そしてコロナで嫌な人間性に気付いての離婚という印象です。
中でも気になるのは、「離婚を決意するハードルの低さ」でしょうか。多くは、平時なら気にも止めないであろう程度の些細なことが離婚の核心になっています。しかも、明らかに離婚後の生活が困窮する方や、高額な不動産を購入した直後の方でも離婚相談に来ているのが実情です。
また、「夫婦円満への勘違い」に注意が必要といえます。コロナ離婚は、一見仲良しな夫婦が突然に離婚です。本当の仲良し夫婦でも、関係性が悪化しやすいといえます。
逃げ場がない自粛生活は、それほど人を感情的にするものです。普段、「負の感情を伴うコミュニケーションが取れていない夫婦」は要注意といえます。
withコロナが始まったばかりの今は絶好の婚活タイミング!
東日本大震災などでも同じでしたが、大きな災害の直後は婚活市場が活性化します。独身者は多くが、不安や孤独から結婚を強く求める傾向です。withコロナが始まったばかりの今は絶好の婚活タイミングといえますから、結婚したいと考える独身者は早めに婚活を始めましょう。
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山本昌義 山本FPオフィス代表
商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年に独立。現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後など、比較的若い方の経済面・心理面のご相談をメインに受けています。まずは一度、彼氏や旦那のグチでも言いに来て下さいね。山本FPオフィス
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