19/09/07
婚活にありがち?間違ったお金の使い方をした容姿端麗アラフォー女性の末路
こんにちは、婚活FP山本です。婚活では女性でも相応にお金は必要になります。ただ、中には「お金の使い方」を間違えている女性もいるのが実情です。今回は、まさにそんな女性の実話を分析や対策とともにお伝えしますね。失敗続きの方は、ぜひ最後までお読み下さい。
「このほうがモテるはず」が全てだった
相談者は、当時30代後半の独身女性、麗子さん(仮名)です。中堅企業に勤める年収450万円の麗子さんは、今まで仕事中心の生活だったものの、ふと結婚願望が沸き上がって婚活を始めました。20代の頃はそれなりにモテていたので、当初は楽観視していたといいます。
ところが……どうしたことでしょう。何度か婚活パーティに参加するものの、一向にうまくいきません。今でも美には十分に気を使っており、職場でも声をかけてくる男性は多い麗子さんだったので、訳が分かりませんでした。次第に、強い不安に襲われたといいます。
「何がダメなの?どうしたらいいんでしょう?」
こうして、麗子さんは筆者の元へ相談に来られました。ひとまず麗子さんの事情や考えを聞いたところ、簡単にいえば「このほうがモテるはず」という思い込みが全ての原因だったのです。20代の頃、そして恋愛での常識を現在の婚活に当てはめてしまった結果でしょうか。
分析:男性は「お金のかかる女性」と見なすだけ
麗子さんは、とにかく着飾りました。派手にならない範囲ながらブランド物で身を固めて、婚活に挑んでいたのです。稀にデートに誘われると高級店を希望し、しかも男性にオゴられる前提だったといいます。20代の頃より年収も金銭感覚も上がった弊害もあるでしょうね。
某会社社長じゃあるまいし、そういう姿勢で結婚したがる男性などまずいません。「最初くらい……」という気持ちは分かるものの、すでにあなたは男性から見て「長く追う価値を失っている」のが実情です。アラフォーで残る男性の多くは年収が低い傾向もあるので、なおさらといえます。即切りする女性の男性版と考えてみましょう。
アラフォーで「お金のかかる女性」と見なされるのは最大の失敗です。
そう見なされないための対策を2つ、お伝えしました。
対策1:自分ではなく「出会いとデート」に使おう
麗子さんはエステや化粧品などにもお金をかけていました。このため、婚活パーティといっても「女性は参加費無料」のようなものばかり参加していたのです。限りなく、飲み会参加と変わらないものですね。男性にとって、恋愛(飲み会)と婚活は別物なのですが……。
アラフォー女性の場合、自分ではなく「出会いとデート」にお金を使うべきです。参加費が男性と対等なものに参加し、デートも割り勘を前提に提案しましょう。20代の頃の感覚は忘れて下さい。これこそが、結婚に至る近道と心得ましょう。
対策2:美貌ではなく「経済力と人間力」で勝負!
どんなに美を磨いても、どんなにお金をかけても、アラフォーともなれば「美貌で勝負は無謀」です。より若い女性に、ほぼ確実に負けます。職場の男性などが声をかけてくるのは、あくまで「遊びだから」です。
年収450万円というのは十分立派ですから、ぜひ武器にしましょう。勤め先や年収をアピールしつつ服などは安物で揃えると、「しっかりしている」と男性に印象づける効果もでてきます。女性と違って、男性はケチとは思わない点を強めに知っておきましょう。
会社で20年近くがんばってきたのですから、若い女性に勝るはずの人間力も武器にしたい要素です。気遣いや聞く姿勢、提案力など「頼れて安らげる女性」をアピールしましょう。
その後:「強気な営業をしていた」と気づいた!
対策を通して麗子さんは、「婚活での男性への接し方は、見込客に対する強気な営業になっていたかもしれない……」と気づいたとのことでした。「男性に合わせる、寄り添う」ことの大切さを思い出したといいます。どうやら「お金のかかる女性」は、ムリな演技だったのかもしれません。
人間、そんなすぐには変われません。
しかし、魅力の低下にも気づいて苦しむ一方、相談前とは違う「確かな手ごたえ」も感じたそうです。苦しかっただけの婚活が楽しみになったとのことでしたから、かなりの変化ですね。
「年齢に見合った魅力」を追求していこう
アラフォーになっても無計画にお金を使う人を、人はどう見るでしょうか。どんなにお金をかけても、美貌という魅力では若い女性には勝てません。ぜひ「年齢に見合った魅力」を追求し、モテるアラフォー女性を目指していきましょう。
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山本昌義 山本FPオフィス代表
商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年に独立。現在は日本初の「婚活FP」として、婚活パーティを開催しながら婚活中の方や結婚直後など、比較的若い方の経済面・心理面のご相談をメインに受けています。まずは一度、彼氏や旦那のグチでも言いに来て下さいね。山本FPオフィス
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