26/02/21
「ゆうちょ銀行使わない方がいい」と言われる5つの理由。利用した方がいい人は?

ゆうちょ銀行は、ATM設置台数が2025年3月時点で約3万1200台と多く、身近な存在の銀行の1つです。ただ、ときに「ゆうちょ銀行はやめたほうがいい」と言われることもあります。どんな銀行でも、使う人によって向き不向きがありますが、ゆうちょ銀行のデメリットはどんなところにあるのでしょうか。今回は、ゆうちょ銀行がどんな人にとって不向きなのかを確認したうえで、どんな人が向いているのかを考えていきます。
(1)預入限度額が決まっている
ゆうちょ銀行には、預入限度額があります。ゆうちょ銀行には、通常貯金1300万円、定期性貯金1300万円の合計2600万円までしか預けられません。預入限度額を超えると、預入限度額以内となるように払い戻しなどの処理が行われます。退職金や民間の個人年金保険などの高額な一時金を受け取る口座としては向いていないといえるでしょう。
もっとも、預入限度額はあるものの、預貯金とその金利を守るペイオフ制度で保護の対象となる金額は1000万円とその利息までとなっています。それ以上の金額を1つの口座に預けないということであれば、預入限度額が決まっていることで不便することはなさそうです。
(2)給与の受取口座に指定できない場合がある
お勤め先の企業が、給与の受取口座を限定している場合、ゆうちょ銀行の口座が使えない場合があります。ゆうちょ銀行は規模の大きな銀行ですが、たとえば「メガバンクしか対応していない」という場合には使えません。
また、ゆうちょ銀行を給与の受取口座として指定できる場合も、ゆうちょ銀行の場合は記入枠が他行と異なっている場合が。口座情報は「記号」「番号」を「店番」「口座番号」に書き換えて記入する必要があるなど、扱いが少々特殊ですので注意が必要です。
(3)手数料の割引など特典が少ない
ゆうちょ銀行には、手数料の割引などの特典があまりありません。給与の受取口座に指定することでポイントがもらえるなど、特典のある銀行と比べると、給与受取口座としての利用のメリットを感じにくいでしょう。
また、ゆうちょダイレクトの「他金融機関あて振込」は 1回165円で、ゆうちょ間の振替の場合も月5回まで無料と、回数を超えると手数料が発生します。一方でネット銀行は条件次第で他行の振込手数料も無料になることが多く、ゆうちょ銀行からの振込はもったいなく感じる方も多そうです。口座の入出金が増える使い方には、不向きといえるでしょう。
(4)ATMで手数料がかかる場合がある
ゆうちょ銀行内のATMは時間帯や曜日に関わらず手数料が無料で、便利な面もありますが、駅やショッピングセンターのゆうちょ銀行ATMでは、日曜・祝日やその他の曜日でも8:45~18:00以外の時間に手続きをすると、手数料が発生します。また、コンビニのATMでは110円~330円の手数料が発生します。
ATMの手数料が発生するケースが少ないものの、平日の夜や日曜・祝日など、お勤めの方が自由に行動しやすい時間帯は有料になる場合があるので、注意が必要です。
(5)送金限度額を変更するために書面が必要
1日あたり50万円以上の送金を行う場合、窓口手続きが必要になります。さらに審査に1〜2週間かかる上に希望額の送金が行えるようになるとは限りません。
そのため、例えば50万円以上の高額なカード支払いの引き落としが他行であり、ゆうちょ銀行から引き落としのある銀行口座へ送金が必要になる場合、2日間にわけて送金をする必要があり、手間と振込手数料がかかるので不便に感じます。
ゆうちょ銀行がおすすめの人は?
ゆうちょ銀行にはデメリットも確かにあるのですが、使い方によってはデメリットにならないものもあります。
むしろ、ゆうちょ銀行は全国に支店やATMが多いので、外出先や旅行先でも銀行を使いたい人に向いています。「ゆうちょ通帳アプリ」と「ゆうちょ認証アプリ」を利用すれば、キャッシュカードや通帳を持っていなくてもゆうちょ銀行のATMが利用できるので便利です。ゆうちょ銀行や郵便局内のATMでは平日と土曜日は7:00~23:00の間、日曜・祝日は7:00~21:00のすべての時間で手数料が無料です。
デメリットを押さえつつ、メリットをしっかり活用していきましょう。
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金子圭都 ファイナンシャルプランナー(CFP︎®︎)
学生の頃、親族の死をきっかけにお金について学び、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金の勉強をする女性コミュニティでイベントの企画・運営に3年間携わり、のべ200人以上のお金の悩みに寄り添う。その後独立し、お金の不安を安心に変えるマネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー。
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