26/01/17
【知らないと大損】ゆうちょ銀行にしかない6つのメリット

2007年の郵政民営化にともなって誕生したゆうちょ銀行は、日本全国に広がるネットワークのお陰で使いやすく、多くの人に親しまれている銀行です。
日本国民の人数が約1億2336万人(2025年7月1日時点)であるのに対し、ゆうちょ銀行の通常貯金口座数は約1億2000万口座(2025年3月末時点、以上日本郵政グループのウェブサイトより)。ほとんどの人がゆうちょ銀行の口座を保有していることがわかります。
ゆうちょ銀行には、他の銀行にはないメリットがいろいろあります。今回は、ゆうちょ銀行のメリットを6つ紹介します。
ゆうちょ銀行のメリット1:全国各地に支店がありATM設置台数も多い
ゆうちょ銀行のATMは、2025年3月末時点で、約3万1200台あります。ゆうちょ銀行以外の金融機関のATMは全国で8万3619台(一般社団法人 全国銀行協会「2024年版決済統計年報」より)なので、全国のATMの37.3%はゆうちょ銀行のATMであることがわかります。
ゆうちょ銀行の支店は郵便局内にもあるため、総店舗数が2万3494店(2025年3月末時点)と多くなっています。ゆうちょ銀行以外の銀行店舗数の合計が1万3672店(一般社団法人 全国銀行協会の資料より)なので、圧倒的に多いですね。
そのため、ゆうちょ銀行には急いで振込や引き出しをしたい時にすぐに、立ち寄れるメリットや、旅先や引っ越し先でATMを見つけやすいというメリットがあります。
また、支店の窓口で小銭の預け入れが100枚まで無料で行えます。ゆうちょ銀行は他行よりも支店の数が多いので、自宅に貯まった小銭を気軽に持ち運べそうです。なお、ATMで硬貨を入金する場合は枚数に応じて110円以上の手数料がかかります。
ゆうちょ銀行のメリット2:キャッシュカードがなくてもATMを利用できる
ゆうちょ銀行のATMでは、スマホで現金を引き出せるサービスがあります。「ゆうちょ通帳アプリ」と「ゆうちょ認証アプリ」をインストールすることで、スマホでATMを操作できます。キャッシュカードや通帳を持っていなくてもゆうちょ銀行のATMが利用できるため、利便性がとてもよくなります(ただしファミリーマートや商業施設に設置されているゆうちょ銀行ATMでは、通帳での引き出しは行えません)。
「手元に財布がないときに現金が必要になった」「友人同士で現金で割り勘をする」といった場合にも、ゆうちょ銀行があれば現金を引き出せるので便利です。
ゆうちょ銀行のメリット3:払込書がATMで読み取れる
ゆうちょ銀行のATMにはペイジーマーク付きの払込書を読み取る機能があります。また、ゆうちょ銀行の支店にあるATMではペイジーマークの無い払込書の支払いもできます。
この機能はゆうちょ銀行のATM以外にはありません。そのため、インターネットバンキングを利用できない人も、ゆうちょ銀行のATMを利用すると、窓口に並ぶ必要なく手軽に支払いができるメリットがあります。
ペイジーマーク付きの払込書の場合、ゆうちょ銀行のATM画面で「QRコード支払・ペイジー」→「料金払込(ペイジー)」ボタンを押し、機械上部の払込書挿入口から読み込む仕組みです。払込書挿入口のないATMや、ペイジーマークの記載のない払込書の場合は、払込書に記載の番号をゆうちょ銀行のATMで手入力することで支払いが可能です。
駅やコンビニに設置されているゆうちょ銀行のATMには払込書挿入口がありませんが、画面の案内に従い手入力することにより支払いが行えます。
ゆうちょ銀行のメリット4:平日以外や夜間もATMを無料で使える
ゆうちょ銀行や郵便局内のATMでは、土日祝日や平日夜間も無料で現金の預け入れや引き出しが行えます。平日と土曜日は7:00~23:00の間、日曜・祝日は7:00~21:00のすべての時間で手数料が無料です。
多くの銀行では平日の早朝や夜間、土日祝日は手数料がかかりますが、どの時間帯でも無料で使える点は、ゆうちょ銀行の大きなメリットです。
ファミリーマートに設置されているゆうちょ銀行の小型ATMでも、平日8:45~18:00、土曜日の9:00~14:00で現金の預け入れ・引き出しが無料になります。
これは買い物で現金で支払うことが多い人にとっては、ありがたいサービスです。
<ゆうちょ銀行・郵便局内ATMの利用可能時間と手数料>

ゆうちょ銀行公式サイトより
<ファミリーマートに設置されているゆうちょ銀行ATMの利用可能時間と手数料>

ゆうちょ銀行公式サイトより
ゆうちょ銀行のメリット5:窓口の営業時間が長い
多くの銀行の営業時間は9:00~15:00ですが、ゆうちょ銀行の窓口の営業時間は平日の9:00~16:00と1時間長いのもメリットの1つです(一部店舗を除く)。忙しい人にとっては、1時間という差はとても大きく感じるものです。15時までには間に合わないという場合でも、ゆうちょ銀行に行けば間に合うかもしれません。
年金の振込日や給料日など、混雑が予想される日でも営業時間が長いと、受付に間に合う可能性が高まります。忘れていた支払いなどがあった場合も、営業時間が長いことで期日に間に合うこともあるかもしれません。時間が長いことは利用者の万が一の時の安心につながります。
ゆうちょ銀行のメリット6:オンラインサービスが充実している
ゆうちょ銀行にはインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」や、入出金の確認などがスマホからできる「ゆうちょ通帳アプリ」があります。
ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」では、ゆうちょ銀行間の送金であれば即時に入金され、15時以降の手続きでも翌日扱いになりません。さらに、ゆうちょ銀行間の送金であれば、月5回まで無料で行えるのがメリットです(送金無料回数は、ゆうちょ通帳アプリによる送金回数との合算となります)。友人との送金を行う場合は、ゆうちょ銀行の口座番号を伝えると相手も手数料無料で送金できる可能性が高まるかもしれませんね。
ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」ではペイジーの振込も可能で、公金または公共料金の支払いの場合、手数料は30円、その他の支払手数料は61円です。
また、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」には、FAXや電話から、通話料のみで振替や残高照会が行えるテレホンサービスもあります。サービス利用時間も0:05~23:55とほぼ24時間利用できるので、営業時間外も活用できます。(ただし、毎月第1・第3月曜日の午前2時から午前6時までの利用は行えません。)
ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」を利用するには事前申込が必要です。事前手続きはWEBと書面のどちらかを選べます。ネットバンキングに馴染みがない方にとっては利便性の高いサービスでしょう。
「ゆうちょ通帳アプリ」では、「ゆうちょダイレクト」と同じく、残高照会、入出金の確認ができる以外に月々の収支をグラフ化してくれます。ゆうちょダイレクト以上に、一目でお金の流れが把握しやすい設計になっています。先述したようにカードや通帳がなくてもスマホだけでATMの操作も可能です。
そのうえ、ゆうちょ銀行はスマホで簡単に個人間送金ができる「ことら送金」にも対応。相手がことら送金に対応している場合、他行宛であっても、最大10万円未満の個人間の送金が月5回まで無料でできます。
さらにeL-QRがある税公金納付書やペイジーの支払いを、「ゆうちょ通帳アプリ」を使うと好きな場所から行えます。電話番号や住所の変更手続き、無通帳口座への切り替え、ATM生体認証の手続きもアプリから利用可能なので、支店に出向く必要がありません。お仕事で平日に支店に行く機会を取れない人にも便利な機能です。
「ゆうちょ通帳アプリ」は、総合口座のご利用があれば、支店での手続きなくすぐに利用ができます。スマホにアプリをインストールした後に、「記号・番号」、「カナ氏名」、「生年月日」、「キャッシュカード」、「暗証番号」等の項目を入力するだけでスタートできます。
預貯金以外にも、事前登録を行い「投資信託口座の開設」を行っている場合、「投資信託テレホンサービス」の利用も無料で利用が可能です。「投資信託テレホンサービス」では、平日の9時~18時に、電話で預り明細(お預り残高)・申込状況、取引明細などの照会のほかに、投資信託の購入、解約・買取、スイッチングや、投資信託自動積立の新規・変更・解約申込を行えます。また、電話にかかる通話料も含め無料です。
なお、ゆうちょ銀行の決済アプリ「ゆうちょPay」のサービスが2026年12月20日に終了することが発表されました。2026年12月21日以降は決済ができなくなるため注意しましょう。
ゆうちょ銀行口座を活用しよう
ゆうちょ銀行は全国各地にATMがあり、スマホだけで引き出せるのがメリット。窓口の営業時間も長めでATM手数料も無料の時間が多いので、生活費口座として活用するのもいいかもしれません。また、インターネットバンキングに不慣れな人にとっても、便利なサービスが多くあります。ゆうちょ銀行の口座は、現金をよく使う人にも、キャッシュレス決済をする人にとっても便利な銀行口座の1つと言えるでしょう。
「まだ口座がない」「口座はあるけど使っていない」というのであれば、今回ご紹介したサービスも含めて、ゆうちょ銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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金子圭都 ファイナンシャルプランナー(CFP︎®︎)
学生の頃、親族の死をきっかけにお金について学び、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金の勉強をする女性コミュニティでイベントの企画・運営に3年間携わり、のべ200人以上のお金の悩みに寄り添う。その後独立し、お金の不安を安心に変えるマネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー。
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