connecting…

  • NISA
  • FIRE
  • Money&You TV
  • 確定拠出年金「iDeCo」「企業型」
  • マネラジ。
  • ふるさと納税
  • 届け出だけでお金がもらえる! 給付金制度を活用しよう
  • セミナーレポート
  • まとめ記事/チェックテスト
  • 歴女の投資ファイル
  • ズボラでも出来るシリーズ
  • 投資信託でプチリッチ!「投信ウーマン」
  • 投資女子への道
  • 恋株
  • ぽいきさんの幸せを呼び込むシリーズ
  • 大人女子を応援!家庭で出来る漢方の知恵
  • 読書ブロガー小野寺理香のブックレビュー
  • 駐在マダム、モラハラ夫からの逃亡記
  • “逆打ち”お遍路をご紹介

26/02/22

家計・ライフ

「60歳退職」vs「65歳・70歳まで年収半分で働く」、毎年の年金額はいくら変わるのか

“「60歳退職」vs「65歳・70歳まで年収半分で働く」、毎年の年金額はいくら変わるのか

厚生年金に加入して働く期間が違えば、もらえる年金額も変わってきます。なぜなら、老齢厚生年金は、厚生年金の加入期間によって受給額が決まるからです。
では、60歳で退職する人と、60歳以降は年収が半分になっても65歳や70歳まで働く人とでは、毎月の年金額と生涯年金額はどれくらい差が出るのでしょうか?

働く期間が違うと年金の年額と生涯の年金額がどうなる?

国民年金は20歳から60歳まで40年間加入すれば満額の老齢基礎年金をもらえますが、厚生年金は70歳まで加入できるので、厚生年金に加入しながら長く働けば老齢厚生年金を増やすことができます。
そこで、同じ年収で働く期間が異なると、年金の年額と生涯もらえる年金額はどう変わるか、3つのケースを調べてみました。

(ケース1)60歳で退職、平均年収500万円の場合
(ケース2)60歳まで平均年収500万円、65歳まで平均年収250万円で働く場合
(ケース3)60歳まで平均年収500万円、70歳まで平均年収250万円で働く場合

●3つのケースの共通事項

・年金は65歳から受給
・20歳~22歳(学生時代)は国民年金に加入
・平均年収500万円で働く期間は23歳~59歳
・平均年収250万円で働く期間は60歳~64歳
・生涯年金額は65歳~90歳の間(25年間)にもらえる金額
・税金や社会保険料は考慮しない
・厚生労働省の「公的年金シミュレーター」を使って試算

試算した結果は以下の通りです。

<3つのケースの年金額の違い>

筆者作成

※在職定時改定とは:年金をもらいながら働く場合、働きながら納めた厚生年金保険料を年金額に反映させる制度。毎年10月に年金額が改定される。

60歳までの年収は同じでも、60歳で退職する場合と60歳以降の年収が250万円に半減しても65歳まで働く場合とでは、年金額には17万円の差が生じています。これを生涯年金額で見てみると、65歳退職の方が425万円多くもらえることがわかります。
また、60歳以降は平均年収250万円で働く場合、65歳で退職する場合と70歳で退職する場合を比較すると、70歳まで働いた方が70歳からの年金額は17万円多く、生涯年金額は373万円も多くなることがわかりました。
さらに60歳で退職する場合の生涯年金額と比較すると、70歳まで働いた方が798万円ももらえる年金が多くなります。

厚生年金に加入して働く期間が長い方がもらえる年金額が多くなり、加えて退職するまでは月々にもらえる給与があるので、生活にゆとりが生まれます。生活を安定させるためには、年金額を増やすために長く働くことを検討してもよいかもしれません。

退職時期の考え方と注意点

できるだけ長く働けば、老齢厚生年金を増やせるので経済的な余裕が生まれるでしょう。あるいは早く退職して自分のやりたいことを楽しむ人生を選ぶ道もあります。いつまで働くかは自分のライフプランに合わせて考えるのがベストですが、原則として年金の受給が始まるのは65歳からです。早く退職することを選ぶなら、65歳までの無収入期間の生活費をどうやって工面するか考えましょう。このような場合に備えて、生活費を見直して余分な出費を抑え、早いうちからiDeCoやNISAなどを活用して老後資金を準備しておくことをおすすめします。

また、長く働けば年金額を増やせますが、65歳以降に年金を受給しながら厚生年金に加入して働く場合、在職老齢年金制度があることを頭に入れておきましょう。在職老齢年金制度とは、老齢厚生年金の月額と総報酬月額相当額の合計が62万円(2026年4月から)を超えると、老齢厚生年金の一部または全部が支給停止になる制度です。厚生年金に加入して働く場合、給与が多いと年金が支給停止になるかもしれないので注意しましょう。

家計状況を把握して老後資金の準備を

いつまで働くかは、自分の思い描くライフプランと貯蓄状況を照らし合わせて決めるとよいでしょう。また、在職中に老後資金の準備を進めておくことも重要です。常に家計の収支をチェックし、削れる部分とお金をかけたい部分を見直して、いつまでも安定した生活を送れるよう働き方とお金の使い方を考えることをおすすめします。

前佛 朋子 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)・1級ファイナンシャル・プランニング技能士

2006年よりライターとして活動。節約関連のメルマガ執筆を担当した際、お金の使い方を整える大切さに気付き、ファイナンシャル・プランナーとなる。マネー関連記事を執筆するかたわら、不安を安心に変えるサポートを行うため、家計見直し、お金の整理、ライフプラン、遠距離介護などの相談を受けている。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連するみんなのマネー相談(FP Cafe)

育児休暇中の内職ってしてもいいの?

家計・ライフ京都府 いいね 4
2015/12/04

現在会社を育児休暇中の母です。私が今回質問したいのは、育児休暇中に内職をしてもよいか、ということです。
私は十分な貯金がないまま子供を出産したので、旦那の給料のみではいずれ家計が苦しくなること...

マネー相談の続きを見る

現在、公営住宅に住んでおります。
世帯収入が低いので月々のお家賃は駐車場込みで32000円ほどです。
3LDKで、まぁまぁ綺麗ですし住む事自体には満足ですが、度々入ってくる住宅販売の広告を見...

マネー相談の続きを見る

転勤族は何時まで付いていくべき?

家計・ライフ岡山県 いいね 0
2015/06/15

私は30代主婦なのですが、我が家には4歳、3歳、0歳の3人の子供がいます。
旦那は世に言う転勤族でして、全国何時何処に異動になるか分かりません。

何度か子供を保育園に預け、私自身も働いて...

マネー相談の続きを見る

閉じる
FP Cafe® お金の相談をするなら、一生涯の「お金の相談パートナー」へ