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18/12/23

資産運用・経済

株・投資信託で増やすvs公的年金を増やす 老後資金の貯め方徹底比較

「人生100年時代」だから「老後資金を運用して資金寿命を延ばさないと老後生活が厳しくなる!」といった話をよく聞きます。
定年した後は、資金を運用しないと本当にダメなのでしょうか?
しかし、「損をすることもあるのはイヤ!」「投資したことがないので不安」という人も多くいらっしゃいます。たしかに、投資経験のない人が、いきなり運用なんて難しいですよね。

そこで、いままで投資などの経験が少ない人でも安心で、リスクを取らなくても資金寿命を延ばす方法をご紹介しましょう。

銀行などの金融機関のオススメの商品はダメ

60代まで投資経験がない人が、退職金というまとまったお金が入って、突然、投資をしようとすると失敗することがままあります。その多くの例として、投資経験がないので、銀行や金融機関の窓口の販売員にアドバイスを受けてしまうということです。

銀行などの金融機関の窓口で勧められる商品というのは、一時払いの外貨建て保険、投資信託、ファンドラップなどです。これらの窓口で販売している商品は、どれも手数料が高く(販売手数料、信託報酬など)、運用成績がかなりよくなければ、資産はなかなか増えないものが多いのです。

もちろん、手数料が安く運用が期待できる商品もあります。しかし、それらは銀行などの窓口では取り扱いが少なく、ネットなどで扱っている商品が多いのです。金融機関などの営業担当者に、言われるままに商品を買ってしまうと大切な資産を減らしてしまう可能性が大きいのです。

公的年金の繰下げ受給で資金寿命を延ばす!

では、投資をせずに老後の資金寿命を延ばす方法にはどんな手段があるのでしょうか?
もっとも安全でリスクが少ないのは、年金を増やすことです。
「えっ!年金を増やすなんてできるの?」「年金の受給額は決まっているのでは?」という疑問を持たれる方も多いと思いますが、じつは年金を増やすことはできます。一番簡単な方法は、繰下げ受給です。

通常年金は、65歳からの受け取りになりますが、じつは60歳から70歳までの間であれば、いつでも受けとることができるのです。
65歳以前に受け取るのは、繰上げ受給と言って受給額は年6%マイナスになります。反対に65歳以降の受け取りは、繰下げ受給と言って、受給額が年8.4%プラスになります。
ですから、ここでオススメなのは、繰下げ受給です。年8.4%も増えるのですからとても有利です。
「じゃあ、70歳までどうやって生活をするの?」ということになりますね。そこで、老後資金を生活費として使うのです。使うというよりも資金を移し換えると考えていただく方が実行しやすいのではと思います。
それでは本当に得なのかというのを、年金をひとつの金融商品に置き換えて、株式や投資信託と比較してみましょう。

徹底比較:株・投資信託vs公的年金

● 株・投資信託で運用した場合

【運用利率】
配当益・分配金(商品による)。商品によって利益がでる場合もあれば、損をすることがあります。

【破綻した場合】
投資信託は、運営会社が破綻しても、信託財産として管理されているためほぼ安心。株式は、投資した会社が破綻した場合保障はありません。

【資金】
蓄えたお金、老後資金

【途中換金】
いつでも換金ができます。そのときの価格(基準価格など)で受け取ることができます。

【インフレ】
物価などの上昇には強いと言われていますが、これも商品にもよります。

【税金】
配当益、運用益などには、税金がかかります(NISAやつみたてNISA(積立NISA)を利用していると非課税)。

● 年金を70歳まで繰り下げた場合

【運用利率】
繰下げ受給の年金の利率は8.4%。70歳まで繰り下げると42%の増額。しかも運用リスクなし

【破綻した場合】
運営は、特殊法人日本年金機構。もし、破綻した場合でも日本国が後ろ盾になる

【資金】
年金保険料は、20歳から60歳の現役の人たちの保険料から徴収。運用はGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)。

【途中換金】
繰下げ受給をしている時には2つの方法があります。1つは、繰下げ受給をやめたときの増額した受給額で年金を受け取る。もう1つは、65歳から支給される年金を未払い年金として一括で受け取る方法です。ただし一括で受け取るのは、増額されていない金額です。

【インフレ】
物価上昇などに連動しますが、マクロ経済スライドによって物価上昇分より、上昇分は低くなります。

【税金】
公的年金控除の対象。

【結論】65歳間近の人は年金繰下げ、それ以外はiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)やNISAを活用

もうすぐ年金を受給する人は、年金の繰下げを選択して年金を増やすのが正解です。
60歳までの方は、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)やNISAを使って老後資金を増やしていくというのが正解です。老後資金がある程度あると、いざ60代になったときの資産運用の選択肢が広がるからです。

もちろん、老後資金を運用して増やしていくのもいいと思います。そのためには現役時代に、運用の経験を積んでおく必要がありますね。さらに、詳しく知りたい場合は、拙著『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)をご覧ください。

長尾 義弘 NEO企画代表

日本ファイナンシャルプランナー会員(AFP)
大学卒業後、出版社の編集部に勤務。何社かの出版社を渡り歩き、何冊かのベストセラーに携わる。その後、1977年にNEO企画を設立。2004年に2級FP技能士を修得。現在、日本ファイナンシャルプランナー会員(AFP)。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。若干オタクが入っているほど経済とアニメが好き。著書・監修は、「金持ち定年、貧乏定年」(実務教育出版)、「別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』」(宝島社)、『保険はこの5つから選びなさい』(河出書房新社)など多数。

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