21/09/21
年末まであと3ヶ月で10万円貯めるためにすべき5つのこと
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今年も残すところ3ヶ月ほど。年末は、クリスマスやお歳暮、忘年会など出費が気になる時期です。気を付けていても、出費がかさみ、気が付けば大幅に予算オーバーなんてことも。そこで、今年は「年末までに10万円貯める」という節約術で、余裕のある年末を迎えるための準備をしてみませんか? 今からできて、着実に10万円を貯めるための方法を紹介します。
「必要なものだけ購入する!」で取り組もう
貯蓄を実践する前に、まずは1ヶ月の支出の確認をしましょう。実際に、どのようなモノ・コトにどのくらい使っているかを把握するのが目的です。溜まった買い物のレシートはもちろん、カードの明細もチェックします。あまり時間を掛けずスピーディに行うことがポイントです。
このとき、金額が比較的大きいもの、支払先などを優先してチェックしましょう。まとまった買い物をして、その理由が思い出せない場合、店舗名で購入したものがスグ思い出せない場合があれば、特に必要のないものを購入したのかもしれません。そのような支出は削減対象としましょう。
差し当たり年末までは「必要なものだけ購入する!」で取り組めば成功率があがります。
年末までに10万円貯めるためにすべきことその1:買い物しない日を作ろう
ムダな支出を減らすには、買い物の回数自体を減らすこと。なんとなくコンビニや100均ショップ、ドラックストアに寄ってしまうことはありませんか? また、週末になるとレジャーを兼ねて家族で大型ショッピング施設に行く…ということはありませんか? お店に行けば、何かと目移りして買い物してしまうものです。でも、そんなことを繰り返していたら、お金はパタパタっとなくなってしまいます。そのような行動を減らし、買い物しない日を作るだけで無理なく支出を減らせます。
実際の買い物のルールとしては、一週間ごとの買い物の予算を今までより3000~5000円減らして見積もってみてはどうでしょう。そうすれば、1ヶ月で1万2000円~2万円ほど費用を減らせます。
年末までに10万円貯めるためにすべきことその2:上旬・中旬・下旬で購入するものをルール化
1ヶ月のうち、上旬・中旬は食品・日用品しか買わないと決めましょう。購入するスーパーやドラッグストアを決め、できるだけポイントが多くつく日に買い物しましょう。こうすることで、ポイントを集中して貯めて使えるので、節約に役立ちます。普段毎月200ポイント貯められるとして、ポイント5倍の日を狙って買い物をすれば1000ポイント貯まります。3ヶ月では2400ポイントの差ではありますが、年末までに限らず続けていくことで、1年間では6000ポイントの違いが生まれます。
買い物をしたらすぐに使った金額をスマホなどにメモし、こまめに予算の残高を確認しましょう。そして、上旬・中旬の予算が守れていたら、下旬には予算の範囲内で欲しいもの、少し値の張るものを購入するようにします。こうすることで、衝動買いが防げます。衝動買いが月3000円ほど減らせたとしたら、3ヶ月で1万円程度の節約につながります。
年末までに10万円貯めるためにすべきことその3:固定費は保険料と通信費の削減を優先
支出には、家賃・通信費・保険料などの固定費と、食費・水道代・被服費・本代などの変動費があります。このうち、メスを入れたいのは固定費です。固定費は、一度見直せば支出が減る、効果が高い項目です。
保険料は保障内容を確認。ずっと入りっぱなしになっているために、大きすぎる保障に入っていたり、保障が重なっていたりする場合があります。これを見直すだけで、商品によっては2000~5000円ほどの節約ができます。仮に毎月の保険料が2000円減らせたら、以後ずっと毎月2000円の削減効果が続きます。
通信費は、スマホ代の見直しが効果的。3大キャリアから格安プランに乗り換えることで、同じ利用量でも3000円ほど節約できます。また、今使っている契約の内容を見直すだけでも1500~2000円ほどの節約につながります。家族の人数分見直せば、毎月の固定費が数万円減らせるケースもあります。
年末までに10万円貯めるためにすべきことその4:変動費は、「今持っているもの」を大事に活用
変動費は秋・冬にかけて増加の可能性ありです。変動費を増やさないためには、「今持っているもの」を使い切ることに意識を向けましょう。
例えば被服費。秋らしい色味を見ると欲しくなりますよね。しかし、その前に、今持っているワードロープを一旦確認しましょう。使えるものは結構あるはず。今の時期の追加購入はとりあえず控え、これだけは必要と感じるものをチェック。11月末のブラックフライデーなどのセールを待って購入しましょう。
食費は自炊を基本にしましょう。旬の野菜は値段が安く、ビタミンも豊富ですが、買っても使い切れなければムダになってしまいます。そんなときは、冷凍野菜が重宝です。ほうれんそう、玉ねぎ、ブロッコリー、いんげん、じゃがいもなど種類も豊富です。食材をムダなく使い切ることができ、価格も安定しています。
他にも、もやし、豆苗、キノコ類(えのき、しめじ、エリンギ、マイタケ)、切り干し大根などは、1パックあたりの量が多すぎず使いやすい野菜のため、おおいに活用すると良いでしょう。
食品を購入する際に気を付けたいものとしては、加工したもの、お菓子やジュースなどがあります。これらは、たまの購入なら良いですが、毎回つい買ってしまうようだと予算オーバーにつながることも。これらのものを1回の買い物で、500~1000円使っているのであれば、購入を控えるだけで1ヶ月に2000~4000円は着実に節約できます。
年末までに10万円貯めるためにすべきことその5:収入増にもチャレンジ
ここまで支出を見直しても、まだ10万円に足りないという場合もあります。そんなときは、「収入を増やす」ことが有効です。
●フリマアプリの活用
メルカリ・ヤフオクなど、フリマで不用品を売れば収入増と部屋の片付けが同時に進みます。まねーぶのフリマアプリの調査によると、1回の取引での売上平均額は「1000円〜5000円」の方が48%ともっとも多くなっています。仮に、2000円程度のものを5回売れば、1万円の収入になります。
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●クレジットカードでポイントアップ
クレジットカードとアプリを組み合わせることで、ポイントがさらに貯めやすくなります。たとえば楽天カードと楽天ペイ、PayPayカードとPayPayといった具合です。特に、ネットショッピングを活用することで、ポイントが2倍、5倍、場合によっては10倍以上とおトクに貯まるケースもあります。
季節の変わり目に必要で、高価なものを購入するのであれば、こうしたサービスを使いたいところ。1万円程の買い物で1000ポイントつけば、家計が助かります。
ただし、くれぐれも、ポイントの還元率に目が行き、ムダな買い物をしないように。「必要なものだけ購入する!」というルールを肝に銘じましょう。
●アンケートモニターで稼ぐ
アンケートモニターで収入を得るという方法もあります。具体的な相場としては、ウェブで参加するものであれば数円~数十円、郵送での参加であれば、500~1000円ほどです。ウェブや郵送でのアンケートは、空いた時間にサクッと取り組めるのが魅力ですが、一般的に低単価のものが多く、数をこなすことが必要になります。中には高額な謝礼を受け取れるものもありますが、競争率が激しいのがネック。アンケートモニターサイトに複数登録をしておき、当たれば占めたものぐらいの気持ちで待ちましょう。
●サイドワークで稼ぐ
確実な収入を得たいと感じるのであれば、サイドワークをすることもできます。週1〜2回、1回あたり2~4時間程度で働けるアルバイトは結構多くあります。時給1000円程で計算すると、1~3万円となります。また、在宅ワークも時給・請負さまざまなものがあります。自分の得意分野の仕事を探し、アルバイト同様に1~3万円ほどの収入を得られるものにトライしてみましょう。
10万円貯められるようになると、自信につながる
目標を達成するために、その先にどんな良いことがあるのかをイメージしておくとモチベーションがあがります。
年末までに10万円貯められたら、今まで気づかなかったムダがお金に代わり、お金を使いすぎている不安から解放されます。そして、今後収入が少なくなることがあったとしてもお金が貯められるという自信、収入と支出のバランスを考えることができるという自信につながります。この自信は得難いものとなり、その先の100万円、1000万円貯金の礎になるはずです。
まとめ
ものは試しに、「年末までに10万円貯めると人生が変わる!」ぐらいの気持ちで貯蓄に取り組んでみてはいかがでしょうか。将来、大きなお金を得るためのファーストステップとしての試みです。おおまかには①支出を把握し、②必要なものしか買わない決心をし、③使ったものはムダなく使い切り、④必要なら収入を確保するという簡単な流れです。成功すれば、着実な貯蓄の種を手に入れることができます。
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舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー
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