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18/11/25

家計・ライフ

老後資金は貯めるな!公的年金をできる限り増やす裏技は山程ある

65歳で仕事を辞めるとして、そのあと90歳まで生きるとしたら25年分の資金が必要です。
もし、70歳で死ぬと5年分でいいのですが、100歳までだとすると35年分です。
そうすると、いったいどのくらいの老後資金が必要なのでしょうか?
前もって、自分の寿命がわかれば、老後資金はいくら必要なのかもわかります。しかし、自分がいつまで生きるのかは、誰にもわかりません…。

今回は、まさに自分の寿命にピッタリの老後資金の作り方を解説しましょう。

自分の寿命にピッタリ対応している老後資金なんてない

たとえ、65歳で5000万円の老後資金を貯めたとしても、67歳で死んでしまっては、ほとんど老後資金を使わないことになってしまいます。そして、そのお金は相続財産として残り、親族で争いになるかも知れません。逆に、100歳まで生きたとしたら、今度は資金が最後までもつのか不安になります。

自分の寿命がわかれば、その寿命にあった資金計画ができるし、資金の使い方も計画できます。でも、人の寿命は誰にもわかりません。

ところが、公的年金を中心に据えて準備すると、自分の寿命にピッタリの老後資金が用意できるのです。いうまでもなく年金は、本人が死ぬと支給がストップされるのですから、ムダのない生活資金なのです(遺族がいる場合は、遺族年金がありますが)。
子どもにお金を残す必要がない人にとっては、年金が最適ではないでしょうか。

老後の生活費は公的年金に頼れ

また、一般的に老後にかかる生活費は1億円必要だと言われていますが、実際にそれだけの金額を自分で準備するというのは、ほとんどの人がムリではないでしょうか。
考えてもみてください。20歳から60歳までの40年間を働いただけで、100歳までの40年間の生活資金を準備するのは、現実には不可能だと思いませんか?
つまり、公的年金に頼るしかありません。

また、「老後の生活費が月額○万円足りなくなります。その分の貯蓄をしましょう」ということがメディアの中でいわれています。 たしかにこれも正解ではありますが、その貯めた資金は何年もつでしょうか?

そこで「老後の生活費が月額●万円足りません」というのなら、「その月額の足りない分を、年金受給額を増やすことで解決しましょう」という考えです。

すると、資金が何年もつかを心配する必要がなくなります。
生活費として貯蓄を取りくずしていくと、お金が減っていく不安感がつきまといます。

たとえば、ときには旅行へ行きたいのだけれど、資金が減ってしまうのが怖くて、楽しみを我慢する暮らしになってしまった…など。これでは晩年をエンジョイすることはできません。できれば生活費は年金でまかなって、お楽しみには貯蓄を使うような暮らしができれば最高ですよね。

年金の受給額を増やす工夫を実践しよう!

「老後資金は年金を利用するのがいいというのはわかった。でも受給額は、給料などで決まっているのでは? いまさら受給額を増やすことなんてできない!」というお叱りの声もあるかと思います。しかし、いまからでも年金の受給額を増やすさまざまな方法があるのです。

例を出して説明をしましょう。
65歳で2000万円の老後資金があったとします。夫の年金受給額は200万円、妻は100万円。年間の生活費は400万円の家庭とします。
夫婦あわせての受給額は300万円、年間の支出は400万円ですから年間100万円の赤字です。
これを貯蓄から取り崩していくと2000万円のお金は20年しか持ちません。85歳には資金がゼロになります。

ところが、2000万円の老後資金をすべて、65歳から70歳までの生活費に使うのです。400万円を5年間ですので、70歳には資金がゼロになります。しかし、その間、公的年金は繰下げることができます。じつはこれで年間の年金額が42%の増額になります。夫婦あわせての受給額は300万円から426万円になります。これが一生涯受け取れるのですから、安心した老後生活がおくれることになるのです。
さらに年間支出が400万円で暮らすので、26万円を貯蓄ができると言うことになります。

資金がゼロになるのは怖いのだが、年金制度を利用すれば大丈夫

2000万円の全額を使ってゼロになるというのは、確かに怖いですし、極論でもあります。
しかし、年金制度を理解すると、こんな方法もあるのです。
年金の繰下げ受給はとても融通が利く制度なのです。70歳まで繰下げ受給をしている途中で、生活が苦しくなってきたときはやめることができます。

繰下げ受給をやめる方法は2つあります。
1つが、途中で年金を受け取る方法です。この場合は、その時点での増額された受給額になります。
もう一つが、一括で受け取ることもできます。この場合には、65歳に受け取れる予定の金額を受け取ることができます。

70歳まで繰下げ受給の予定だったのが、予定外の出費などで資金が厳しくなった場合には、年金の受給を開始すればいいのです。また、病気や介護などのアクシデントがあった場合には、一時金で受け取ればいいのです。計画通りに70歳まで過ごすことができれば、増額された年金を一生涯受け取って暮らすことができます。そして貯蓄もできるので、もしも介護が必要になったらその貯蓄を使うと言うこともできるのです。

この他にも、年金を増やす方法はまだまだあります。詳しく知りたい方は、宣伝になりますが、拙著『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)を、是非お読みください。

『老後資金は貯めるな!』長尾義弘 著

老後資金は貯めるな!(河出書房新社)

年金を普通どおりにもらうのは損。受給額を142%に変える究極のワザとは?
“人生100歳時代”の今読むべき、「不安なし、余裕のある生活」を送るための公的年金の受給額を増やす裏ワザを解説した本

長尾 義弘 NEO企画代表

ファイナンシャル・プランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『お金に困らなくなる黄金の法則』『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)。監修には別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。

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