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22/05/26

資産運用・経済

つみたてNISAの商品はいくつ買うのが正解? 分散したほうがいいのか

投資の利益が非課税になるつみたてNISAでは、毎年40万円まで非課税で投資できます。では、この非課税投資枠の40万円を使い切れる(月3万3000円ほど投資できる)場合、つみたてNISAの商品は何本買うのが良いのでしょうか。今回は、つみたてNISAでどのように分散投資すれば良いのかを説明します。

分散投資の魅力は「リスクの分散」にあり

投資をするとき、「分散投資が良い」とよくいわれます。その理由を一言でいうと、「リスクを分散できる」からです。

たとえば、株式投資で銘柄A(購入時の株価1000円)だけに投資したとします。購入後に銘柄Aの株価が急落し、50%の500円になってしまったとしたら、銘柄Aだけを持っている人の投資資産は50%減ってしまうことになります。

では、銘柄Aと違う値動きをする銘柄B(購入時の株価1000円)を、銘柄Aと同じだけ持っていた場合はどうでしょう。仮に銘柄Bが銘柄Aの下落と同じタイミングで1000円から1200円に20%値上がりしたとすると、銘柄Aと銘柄Bの両方を持っている人の投資資産は15%の減少にとどめることができます。

このように、異なる値動きをする投資先に資産を分散することで、値動きを小さくでき、リスクを分散することができるということが、分散投資の魅力なのです。

●分散投資でリスクを抑えて投資できる

金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」より

どれか1つの資産に投資すると、その資産の値動きの影響を大きく受けてしまいます。しかし、値動きの異なる複数の資産に分散投資をすると、価格の変動が抑えられて、リスクが少なくなるのです。

投資信託は1本で分散投資ができる商品

では、つみたてNISAでは、上記のような分散投資をどのように行えばよいでしょうか。

そもそもつみたてNISAで選ぶことができる商品は投資信託です。投資信託は、株式とは違い、いくつもの投資先がパックになって商品化されていますので、基本的には投資信託1本を購入すれば、分散投資できていることになります。

つみたてNISAで投資できる投資信託は、主に株式に投資しています。投資先はたとえば日本株、米国株、先進国株、新興国株、世界株といった具合で、商品によってどれに投資するかは異なります。また、株式だけでなく、債券や不動産など、複数の資産に投資をすることができるバランスファンドもあります。

金融庁の資料では、20年間毎月1万円ずつ日本株式に投資した場合、240万円の元本が503万円、さらに全世界株式に広く投資した場合は624万円になったと紹介しています。もちろん、過去のデータなので今後もこうなるとは限りませんが、堅実にお金が増やせると考えられるデータといえるでしょう。

●長期・積立・分散投資の効果(株式)

金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」より

自分のお金をさまざまな資産に分散させる観点から考えれば、特に初心者の方であれば、世界の金融資産に分散させるバランスファンドを1本選ぶのが良いと思います。

たとえば、「8資産均等型」であれば、国内・先進国・新興国の株式と債券、国内と海外の不動産の8資産に12.5%ずつ均等に投資するのが一般的。「株式が値下がりすると債券が値上がりする」など、値動きの異なる資産を組み合わされているので、堅実にお金を増やせるでしょう。しかも、バランスファンドは投資の結果増減した資産の比率を元に戻す「リバランス」も自動で行ってくれます。

投資に慣れてきたら、ご自身のリスク許容度に合わせて、ファンドを組み合わせてみてもいいでしょう。リスク許容度とは、「いくらまでなら損してもいいか」を表す度合いのこと。リスク許容度は資産額、積み立てる目的、目標額、投資の経験や人それぞれの価値観によって違います。正解の組み合わせというものはありません。

投資のリスクは、投資先や何に投資するかによって異なります。一般的には、国内よりも先進国、先進国よりも新興国のほうがリスクが高くなります。また、債券よりも不動産、不動産よりも株式のほうがリスクが高くなります。リスクが高いと、得られるリターンも大きくなる可能性がある反面、損失を被る可能性も大きくなります。

したがって、現状よりもリスクが取れるのであれば株式ファンドを組み入れる、あるいは現状よりもリスクを減らしたいのであれば債券比率の高いバランス型のファンドを多めに持つなど調節することで、より利益をあげたり、損失を抑えたりできるでしょう。

しかし、つみたてNISAはリバランスしづらい制度です。非課税投資枠が年40万円までですし、売却しても非課税投資枠が復活しません。そのうえ、基本的に積立を前提としている制度で、一度に売買するのが難しいからです。
自分で投資信託を組み合わせて分散投資するといっても、何本も買うのは得策ではありません。したがって、多くても2~3本くらいに絞って組み合わせると良いかと思います。管理の面からも商品数があまり多くない方が分かり易くなります。

つみたてNISAのなかで資産配分が崩れてきたら、当初の資産配分比率から増えた商品の積立金額を減らし、資産配分比率の減った積立金額を増やすことで、時間をかけてリバランスできます。

ただし、複数商品を持つときは、きちんと分散投資できているかは確認することをお勧めします。いくつも商品を持っていても、すべて似たような動きをするものになってしまっていては、本来の分散投資ではありません。投資信託である以上、値下がりしない商品というものは存在しません。ある資産が下がったとき、特に急落する局面で、値下がりを抑えたり、値上がりしたりする商品に分散投資ができてはじめて、資産を守ることにつながります。

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人気ランキングには要注意

投資信託について調べると、人気ランキングを目にすることがあると思います。人気ランキングは売れている商品のランキングや専門家が勧めている商品の人気かもしれませんが、商品を選ぶうえでの参考程度に見るくらいが良いと思います。

特に投資初心者の方で、どの商品を選べば良いかわからないから、ランキングの上位のものを組み合わせようとする方がいらっしゃいますが、それは大きな間違いです。ここまで紹介してきたとおり、「投資先が分散されているか」「リスク許容度に合っている組み合わせなのか」を重点に置いてみてください。

自分で調べてネットで購入する人だけではなく、対面で購入しようとしている人も同じです。営業の方は、人気の投信をお勧めしてくるかもしれませんが、この時も、是非、これまでの分散投資の考え方を軸に商品を選んでみてください。

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まとめ

今回は、分散投資の魅力をもとにつみたてNISAの投資方法を紹介しました。投資する先を動き方の違うものに分散することで、リスクを小さくすることができます。将来のための資産を築くのですから、資産は偏らせるのではなく、分散投資で堅実に運用していきましょう。

小塚歩 ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

大手証券会社、IRリサーチ会社を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。FP事務所 まいまねい 代表。人生100年時代だからこそ、もっと金融を身近に感じてほしく、セミナー活動を通して、金融リテラシーや金融教育を広めるセミナー講師。得意分野は投資・金融資産運用。

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