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20/07/02

家計・ライフ

Suica、PASMO、WAON、nanaco、楽天Edyを徹底比較! 最強電子マネーはコレだ!

Suica、PASMO、WAON、nanaco、楽天Edyを徹底比較! 最強電子マネーはコレだ!

※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。

カードリーダーにかざすだけで簡単に支払いができ、ポイントも貯まる電子マネー。電子マネーにはさまざまな種類があるため、どのサービスを選べばよいか迷っている人もいるのではないでしょうか?

今回は電子マネーを選ぶためのポイントをふまえたうえで、おすすめの電子マネーについてご紹介します。

主要5サービスを比較! 電子マネー選びの3つのポイント

今回は「Suica」「PASMO」「WAON」「nanaco」「楽天Edy」の5つの電子マネーを3つのポイントから比較します。以下はそれぞれの電子マネーの特徴を表にまとめたものです。

電子マネーを選ぶ際にチェックすべきポイントは、次の3点です。

●電子マネー選びの3つのポイント1:使えるお店の多さ

電子マネー選びにおいて、使えるお店の多さは重要なポイントです。近年はスーパーやコンビニ、カフェなど街の多くのお店で電子マネーの導入が進んでいます。上の表でご紹介している電子マネーはいずれも全国約50万以上のお店で利用することができます。

また利用できるお店の数だけではなく、自分がよく行くお店で利用できることも大切。セブンイレブンやイトーヨーカドーを利用するならnanaco、イオン系列のスーパーを利用する人ならWAONといったように、ふだんよく利用するお店の電子マネーを選ぶのがよいでしょう。


●電子マネー選びの3つのポイント2:ポイントの貯めやすさ

電子マネーはサービスごとに基本のポイント還元率が設定されています。同じ金額のお買い物をするにしても、ポイント還元率が高い電子マネーを利用するとその分お得です。お買い物での基本ポイント還元率は0.5%のサービスが多いですが、SuicaやWAONのように発行元の系列店などでポイント還元率が1%となるところもあります。

SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーでは、流通系電子マネーに比べてお買い物でポイントが貯まる店舗が限定的ですが、その分電車やバスの利用で貯まる乗車ポイントが付与されるというメリットもあります。モバイルSuicaであれば、JR東日本の鉄道利用で2%のポイントが貯まるのでふだん電車をよく利用する人にはおすすめです。

またWAONやnanacoなどの流通系電子マネーでは、特定の日や対象商品を電子マネーで支払うことで、割引またはボーナスポイントが付与されるなどの特典もあります。

電子マネーにクレジットカードでチャージをすることによって、電子マネーのポイントとクレジットカードのポイントの「二重取り」をする方法もあります。電子マネーによってチャージできるクレジットカードは異なるので、自分が持っているクレジットカードと相性のよい電子マネーを選ぶというのもありでしょう。電子マネー一体型のクレジットカードであれば、対象の電子マネーのクレジットカードチャージに対応しており、カードタイプの電子マネーを別途持ち歩く必要もないので便利です。

ビューカード スタンダード


●電子マネー選びの3つのポイント3:ポイントの使いやすさ

電子マネーの利用でお得にポイントを貯めても、使い道がなければ意味がありません。電子マネーを選ぶ際は、自分にとって使いやすいポイントが貯まることも大切です。

たとえば楽天のサービスをよく利用する人であれば、楽天Edyの利用で貯まる楽天ポイントが使いやすいでしょう。楽天市場でのお買い物をはじめとした各種楽天のサービスに利用できます。

電子マネーも対象となる「マイナポイント事業」

2020年9月から「キャッシュレス・消費者還元事業」に代わって「マイナポイント事業」がはじまります。本事業は、キャッシュレス決済サービスを通じて利用額の25%(上限5000円)がポイントとして付与されるもの。対象のキャッシュレス決済サービスを選択することで、そのキャッシュレス決済サービスで貯まるポイントが付与されます。

今回ご紹介している5つの電子マネーもマイナポイント事業の対象サービスです。マイナポイント事業で、どのポイントが付与されると使いやすいかという観点で電子マネーを選ぶのもよいでしょう。

JR東日本の電車を利用する人なら「Suica」で決まり!

首都圏で電車を利用する人なら、交通系電子マネー「Suica」が使いやすさ抜群。JR東日本の鉄道利用で乗車ポイントが貯まり、さらにJR東日本の駅コンビニ・売店・自動販売機や、駅ビルなどの店舗でのお買い物でもポイントがもらえます(Suicaでポイントをためるには、JRE POINT WEBサイトでSuicaの登録が必要)。

SuicaにはカードタイプとモバイルSuicaの2種類がありますが、ポイントの貯めやすさならモバイルSuicaがおすすめ。カードタイプのSuicaは鉄道利用のポイント還元率が0.5%(200円ごとに1ポイント)ですが、モバイルSuicaならポイント還元率は2%(50円ごとに1ポイント)。カードタイプより4倍もお得にポイントを貯めることができます。スマホひとつで電車やお買い物に利用できる便利さも魅力ですね。

貯まったポイントは1円からSuicaにチャージできるので、無駄なく使えますよ。

ビューカード スタンダード

地方にお住まいの人や車利用者なら「WAON」がお得

地方にお住まいの人や車での移動が多い人なら、イオンの電子マネー「WAON」がおすすめ。
通常のポイント還元率は0.5 %ですが、WAONへの会員登録でイオン、ダイエー、マックスバリュ、イオンモールなどイオングループの対象店舗でのポイントが2倍(ポイント還元率1%)になります。

さらに毎月20・30日の「お客様感謝デー」では、同じくイオンの対象店舗でのWAONの支払いで5%OFF。生活圏にイオン系列の店舗があるならお得に利用できる電子マネーです。

イオンクレジットカード

まとめ

筆者はモバイルSuicaを利用していますが、お財布からカードを取り出す手間もなく、電車利用でもポイントが貯まるので非常に使い勝手がよく重宝しています。

電子マネーと一口に言っても、サービスによってポイントの貯まり方や貯まるポイントなど特徴は異なります。自分にとって相性のよい電子マネーを選んで、お得にお買い物やサービス利用をたのしみましょう。

鈴木靖子 ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級DCプランナー(企業年金総合プランナー)

銀行の財務企画や金融機関向けコンサルティングサービスに10年以上従事。企業のお金に関する業務に携わるなか、その経験を個人の生活にも活かしたいという思いからFP資格を取得。現在は金融商品を売らない独立系FPとして執筆や相談業務を中心に活動中。
HP:https://yacco-labo.com

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