19/04/27
貧乏夫婦が陥りがちな、実は損するお金の行動パターン4選
「金持ち夫婦を目指して日々節約に励もう!」と意気込んではみたものの、大して費用対効果がないことや、金持ち夫婦がしていないようなことなど、間違った節約に精を出していませんか? 一見すると節約になりそうだけど、お得に見えて実は損! 貧乏夫婦が陥りがちな間違った行動パターンを見てみましょう。
貧乏夫婦の間違った行動パターン1:100円ショップで買う予定がなかったものをまとめてついで買い
100円ショップには「こんなものもあんなものも100円!?」という驚きがあります。中には、コスパの高い優秀なものもあります。しかし、中には残念ながら100円の価値がないものも混在しており、けっこう注意が必要な場所でもあります。
金持ち夫婦だって100円ショップを利用することはあります。しかし金持ち夫婦が買うのは「他では絶対に100円で買えないもの」かつ「本当に必要なもの」です。必要だと思ってお店に来たけれど、100円の価値がなさそうだと判断したら、ちゃんと買わないという選択ができるのです。「100円だし、ま、いっか」と買うことにはなりません。小さなお金も大切にするのですね。「ついでに何か買うものがないかお店を見てまわろう」とも思いません。自分から買うものがないか探すなんて、お店のいいカモになってしまいます。
貧乏夫婦の間違った行動パターン2:長く使う家具や電化製品もフリマやリサイクルショップで購入
メルカリなどのフリマアプリやリサイクルショップが注目を浴びています。確かにお得な面もあるので、リユース品を上手に活用していきたいところですが、ここも注意が必要です。
金持ち夫婦は長く使うものに中古品を選びません。安くても今後使える年数などを考えて、中古ではなく長く使える新品を選びます。
その理由はずばり、コスパです。
例えば、家具や電化製品は日常的にこの先何年も使うでしょう。リサイクルショップで安く調達してもすぐにガタが来て、修理や故障に出すと想定外の出費となってしまうため、結局は高くつくことを知っているのです。
また、使い心地が劣るので結局買い直すはめになったり、余計なストレスが溜まったりするリスクもあります。新品をじっくり検討して購入し、それを長い年月かけて使うのが金持ち夫婦への近道です。もちろん、新しいものをバカスカと買わないことも大切ですね。
貧乏夫婦の間違った行動パターン3:コスパ重視でお得サイズのもの、大量入りの食料品をチョイス
お得サイズの調味料や大量入りのお菓子やパンなど、一見お得に見えるものを金持ち夫婦は買いません。お得サイズの調味料は使いきれずに消費期限切れになってしまうし、お菓子やパンの大量買いをしたらお腹がすいてもいないのにたくさん食べてしまうでしょう。太って今ある服が着られなくなりますから、大きな損です。
買うときは「何回にもわけて食べられるからお得」と決意して買っても、結局は「すぐにたくさん食べる」マインドに変わってしまうものだといい加減に気づきましょう。
貧乏夫婦の間違った行動パターン4:食べ放題、飲み放題のお店で元を取ろうとする
皆さんもうすうす気づいているかもしれませんが、食べ放題、飲み放題で元を取ろうとするのはとても大変なことです。フードファイターのような大食いの方ではなく、一般的な体質の方であれば、ほぼ無理だと思っておきたいところです。
金持ち夫婦もそれをよく分かっていますし、そもそも食べたいもの、飲みたいものをセレクトして飲食したいので、「放題」に魅力を感じません。食べ放題、飲み放題をお得と感じてしまうのは、金持ち夫婦になれない人の典型例かもしれませんよ。
貧乏夫婦が陥りがちな間違った行動パターンに共通するのは、お得に見えるものを買って、実は損をしているということです。
本当の金持ち夫婦は、豪遊するでもブランド品を持つでもなく「本当の無駄を省き、本当に必要なものにお金を使う」ことができる人たちだということです。「自分にとっての必要なものを考えて買う」という日々のお金のシンプルな考え方が大きな結果につながることはいうまでもありません。
金持ち夫婦が決してしない行動パターンを知ることで、金持ち夫婦の思考に一歩近づくはずです。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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KIWI ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士
長年、金融機関に在籍していた経験を活かし、個人のキャリアプラン、ライフプランありきのお金の相談を得意とする。プライベートでは2児の母。地域の子どもたちに「おかねの役割」や「はたらく意義」を伝える職育アドバイザー活動を行っている。
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