19/03/03
「お金の貯まる夫婦」と「お金の貯まらない夫婦」の決定的な違い3選
マネー相談のなかでも多いのは「お金がなかなか貯まらない」というものです。お話を聞いてみると、収入がほとんど同じでも「お金の貯まる夫婦」と「お金の貯まらない夫婦」にはいくつかの違いがあると実感しています。今回はお金の貯まる夫婦とお金の貯まらない夫婦の決定的な違いを3つお伝えします。
決定的な違い1:結婚後の生活のスタイルが変わるかどうか
お金の貯まらない夫婦は、結婚後も自分の生活のスタイルを変えようとしません。
結婚後も趣味のフィギュア集めやバイクや車にお金をかけたいと思う男性は少なくないものです。夫からすれば趣味に使えるお金がなくなるのがイヤで、収入を妻に伝えず、必要最低限の生活費しか渡さないのです。そのため、貯蓄ができてないパターンです。
また、結婚してすぐにお金の話がしづらく、生活費以外のお小遣いは結婚前の貯蓄を削っているという専業主婦もめずらしくありません。貯蓄できるどころか、貯蓄を取り崩して生活し夫に相談しづらいというものです。
そもそも結婚後も独身の時と変わらないお金の使い方をしていても貯蓄がしっかりできているのであればいいのですが、これではいつまでたっても貯蓄はできません。
お金の貯まる夫婦は、結婚後にスタイルを変えます。お互いに収入を伝え、生活費や貯蓄をきちんと考えます。その上で、必要があれば趣味にかけるお金を減らします。趣味はできる範囲で楽しみ、夫婦で過ごす時間を増やしています。
決定的な違い2:夫婦の財布があるかどうか
お金の貯まらない夫婦は、財布が夫婦別になっています。
家賃、光熱費、生活費はお互い必要な金額を出し合って、のこったお金はそれぞれ自由に使っているということです。お互いの収入もよく知らないという夫婦もめずらしくありません。
収入を開示しない理由としては、お金を自由に使いたい、管理されたくないというのがほとんどです。お互いの貯蓄額が把握できていないため、いざマイホームを購入する、子どもの教育資金を出すなど、お金が必要になった時に確認しあうと、お互い貯蓄が予想以上に少なく、慌ててしまうのです。マネー相談に駆け込むケースも少なくありません。
お金の貯まる夫婦は、夫婦の財布を用意しています。
夫婦の財布でお互いの収入を合算して、毎月必要な生活費を計算し、お小遣いの金額も決めます。毎月の貯蓄も計画的にしやすくなります。
決定的な違い3:長期的なマネープランをたてられるかどうか
お金の貯まらない夫婦には、長期的なマネープランがありません。
たとえば、3年後にマイホームを購入する、10年に1度は車を買い替える、15年後に子どもが大学進学する、25年後の定年退職後は1年に1度海外旅行をする……といったことです。お金の貯まらない夫婦には、何年後にいくらお金を貯めたいのかという目標がないので、貯蓄するより今を楽しみたいという思考になりがちです。
お金の貯まる夫婦は、何年後までにいくらお金の準備をしておかなければならないのか、マネープランをたてています。それにより、夫婦で向き合い目標に向かって貯蓄ができるのです。
まとめ
マネー相談をきっかけにお互いの収入、もしくは夫の収入を開示される方もいらっしゃいます。そして、夫婦で財布を同じにすることで収支がきちんとみえるようになり、貯蓄できるようになっていきます。
目先のことよりも、将来必要なときにお金がないという方が厳しいもの。
「お金の貯まる夫婦」になるには、夫婦で一致団結することが大切です。
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Mocha編集部 モカ編集部
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