19/02/03
1000万円貯めた人は実践、お金が貯まる時間の使い方3選
普段、時間をどのように使っていますか? 忙しくて1日があっという間に終わってしまう人もいれば、スケジュールを管理してきっちり時間を使っている人もいることでしょう。日々マネー相談をしていて感じるのは、1000万円貯めた人は「時間の使い方が上手だな」ということです。
実は、時間の使い方はお金の使い方と似ていて、時間のやりくりが上手な人はお金も貯まっている傾向にあるようです。そこで今回は、お金の貯まる時間の使い方を3つ紹介します。
お金の貯まる時間の使い方①時間の使い方を考える
今日はこれをしなくちゃ! と思いつつ何となく過ごしていて、あっという間に数日過ぎてしまったことはありませんか? 1000万円貯めた人は、したいこと、すべきことに優先順位をつけて時間の使い方を考えます。
例えば、「今日は洗濯をして、郵便をだす」など、その日のうちにしておきたいことを具体的にイメージしていくのです。スマホのスケジュール機能や手帳に記入してそのto do(すべきこと)が済んだら線を引く、丸をするなどして進めていきます。
時間の使い方は1日、1週間、1か月、1年という単位で考えていくとよいでしょう。1日ではできないことも、少し長めの期間で計画的に考えていくことで、やり残しのない時間の使い方ができるようになります。
お金の貯まる時間の使い方②時間を守る
1000万円貯めた人は、時間をきちんと守ります。出かける直前まで寝ていてバタバタ出かけることはありません。
慌てて出かけると忘れものをして自宅に戻り、約束の時間に間に合いそうになくなり、タクシーを使ってしまうかもしれません。早めに起きてその日の天気予報をチェックしておけば、雨の予報に気づいて折り畳み傘を持参できますが、確認せずにでかけてしまうと思いがけない雨になって、コンビニでビニール傘を買ってしまうかもしれません。いずれも無駄遣いにつながってしまいます。
前日の晩御飯の時におかずを少し取り分けて工夫すれば、少しの時間でお弁当を持参でき、ランチ代も節約できます。早めに準備することで、むだ遣いを減らすことができます。
また、遅刻をせずに時間を守ることでお金では買えない信用も得ることができます。しっかりお金を貯めている人は、時間を守り余裕をもって行動しているのです。
お金の貯まる時間の使い方③時短を意識している
1000万円貯めた人は、いかに時間をうまく使うか、つまり「時短」を意識しています。
お金の出入りを家計簿に書くのは時間をとられて面倒でなかなか続かないものです。しかしスマホでレシートの写真を撮るだけで管理ができる家計簿アプリ(マネーフォワードやZaim)を使うと時間の節約になり、お金の管理も楽にできます。
料理も完璧にこなそうとすれば時間がかかりますが、100円均一で売っているレンジでパスタを茹でたりご飯が炊けたりするなどの便利な時短グッズを利用して、時間をうまく使います。
まとめ
時間の使い方を考えると自然とお金の使い方に結びついてくるものです。
いつまでに何をしようと意識するとその目的のためにどのようにお金をやりくりするかイメージできます。時間を守ることで無駄遣いを減らすことができ、時短を意識してできた時間で不用品をフリマアプリで売ったり、ポイントサイトでプチ稼ぎしたりすることもできます。
時短を意識していくとお金が自動的に貯まる仕組みづくりにも視点がいくことでしょう。定期預金や積立投資信託などでほったらかしでも貯まる仕組みをつくることもできます。
時間のやりくりを意識して、お金の貯まる生活を目指してみてください。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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