19/01/02
1000万円貯めた人が惜しまずやっているプチ贅沢3選

お金を貯めるにはひたすら支出を減らして我慢ばかり…?
いえいえ、実は1000万円貯めた人の多くは、自分にご褒美をあげる意味でちょっとした贅沢もしています。
年間500組以上の相談を受けるなかで「これって素敵!」と感じた「貯めた人がやっているプチ贅沢」を3つ紹介します。
1000万円貯めた人はそもそもどうやって1000万円貯めたの?
プチ贅沢を紹介する前に、1000万円をどうやって貯めたらよいのか気になりませんか?
1年で100万円貯められたら10年、1年で80万円貯められたら12年半で1000万円貯まりますね。貯めた人は貯金の目標額を「いつまでに!」と具体的にイメージして行動します。貯まったらいいなぁとなんとなく過ごしていては、1000万円は貯まりません。
・1年で80万円コース(12年半で達成)月々3万円×12か月+ボーナス22万円×2回
・1年で100万円コース(10年で達成)月々4万円×12か月+ボーナス26万円×2回
このように月にいくらずつ、ボーナスでいくらずつと貯める金額を決め、そのために支出をどう削っていくかイメージするとよいでしょう。普段の生活が苦しくなってしまうような金額になってしまったら、無理せず目標達成までの年数をもう少し伸ばして再調整します。辛いダイエットが続かないのと同様に、貯金も辛いと続きません。
1000万円貯めた人がやっているプチ贅沢3選
(1) おひとりさま贅沢ランチ
普段はお弁当持参でランチ代を材料費200円前後にして、通勤を自転車にして交通費300円節約するなど、節約をがんばります。
そのうえで、月に1~2回ゆっくり贅沢ランチを楽しみます。
ディナーだと1人で行くには勇気がいりますし高くなってしまいますが、ランチならフレンチでも3000円から5000円ほど。頑張ってよかったと思える時間です。
(2) 高いけれどお気に入りのカップを買って自宅でティータイム
自宅でのくつろぎのひとときも、100均で買ったカップに旅行先のホテルにあったティーパックで入れたお茶なら贅沢とは思えないものです。
お金が貯まったら、まずウェッジウッドなど1セット1万円くらいするティーカップをじっくり選んで買います。専門店巡りして休日を楽しむとレジャー費も節約できます。なにより、時間とお金をかけて選んだカップは大事な宝物になるでしょう。
そして、ルピシアなどのお茶の専門店でお気に入りの茶葉を買い、休日にそのカップでゆったり飲みながら読書やDVD鑑賞などをすれば、とっても贅沢な時間になります。
お金を貯めた人は、ティータイムに限らず何らかのこだわりを持っていることが多いように思います。
(3) 予算を決めて自分への投資
いくらお金があっても健康でなければ、楽しむことはできません。健康を維持するためにスポーツジムやヨガに通う方も多くいます。
また、海外旅行をより楽しむために英会話教室に行くなど、何らかの目的を持って自己投資をしている方も多くいます。これらも、1000万円貯めた人に共通するプチ贅沢でしょう。
ただし、予算を決めてそれ以上使わないようにしています。
以上、プチ贅沢を紹介しましたが、贅沢へのお金はあくまでも「プチ」が原則。要はメリハリなのです。
まとめ
雑誌などに1000万円貯めた人の記事が載っていても、どこか他人事で自分には無理な話と思っていたかもしれません。具体的に「いつまでに」「いくらずつ」と目標を立てたら、あとは行動すれば1000万円貯金はきっと達成できるはずです。
もちろん、自分なりのプチ贅沢をお忘れなく。楽しみながら1000万円貯めた人の仲間入りを目指してみませんか?
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー

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