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22/02/23

資産運用・経済

ゆうちょ銀行の窓口で投資信託購入は損だらけ。今すぐネット注文すべき理由

ゆうちょ銀行の窓口で投資信託購入は損だらけ。今すぐネット注文すべき理由

金融機関で投資信託を購入する際、0〜数%前後の手数料(購入時手数料)がかかります。ゆうちょ銀行では、2022年1月11日よりゆうちょダイレクト(投資信託)やゆうちょ通帳アプリからの投資信託購入時にかかる手数料が無料になりました。一見喜ばしいことなのですが、注意点もあります。今回は、ゆうちょ銀行の投資信託の購入時手数料について解説します。

ゆうちょ銀行がネットで投資信託を購入した際の手数料を無料化

ゆうちょ銀行は、2022年1月11日申し込み受付分からゆうちょダイレクト(投資信託)やゆうちょ通帳アプリから投資信託を購入する際に発生する手数料を無料にしました。

●ゆうちょ銀行の投資信託の購入時手数料

ゆうちょ銀行のプレスリリースより

ゆうちょ銀行が投資信託の購入時手数料の無料化に踏み切ったのは、より利用者が資産形成を行いやすい環境を作るためとしています。すでにゆうちょダイレクト(投資信託)で投資信託の自動積み立て(投信自動積立)を利用している場合も、2022年1月11日買付分から購入時手数料が無料になっているのでご安心ください。

たとえば、ゆうちょ銀行で「三菱UFJ国際 ターゲットリターン・ファンド(2%コース)」を購入する場合の手数料は1.65%です。これを100万円分購入すると、1万6500円の手数料がかかります。しかし、ゆうちょダイレクト(投資信託)やゆうちょ通帳アプリを使うことで、購入時手数料が無料になります。

窓口や電話で投信自動積立を申し込んでいた人は無料にならない!

購入時手数料が無料になることは、利用者にとってはいいことです。しかし、特に窓口や電話から投信自動積立を申し込んでいた方は注意していただきたい点があります。上の表にもあるとおり、窓口や電話で投信自動積立を申し込んでいた場合は、今回の購入時手数料無料化の対象外なのです。

これまで窓口や電話で投信自動積立をしてきた方が購入時手数料を無料にするには、いったん既存の投信自動積立契約を廃止した後に、パソコンやスマホから再度申し込みをする必要があります。

手続きが面倒ですが、購入時手数料は無料のほうがお得なことは、いうまでもありません。ですから、今すぐネット注文に切り替えましょう。長年投信自動積立を利用しているけどネットでの申し込み方法がよくわからない方は、身近にいる親族や知り合いに相談してみてください。

ネットでの申し込みなら1,000円単位で投信自動積立ができる

ゆうちょ銀行では、2022年2月時点で124本の投資信託を扱っています。国内の資産だけでなく、海外に投資する投資信託やREIT(不動産投資信託)なども取り扱っています。もちろんこれから投資信託を購入する際は、ネットから申し込んだ方が余分な手数料を支払う必要がなくなるのですから、ネットを活用するようにしましょう。

また、投資で得られた利益を非課税にできるつみたてNISAも取り扱いがあります。2022年2月時点では9本の投資信託から選んで積立投資ができるようになっています。

ゆうちょ銀行で投信自動積立を利用する場合、窓口や電話では5,000円以上1,000円単位からの申し込みにしか対応していません。しかし、ネットでの申し込み、またはつみたてNISAの申し込みであれば、1,000円以上1,000円単位から利用できます。ゆうちょ銀行でより少額から積立投資をしたい方にも、ネットでの申し込みをおすすめします。

ゆうちょ銀行で投資信託を購入するならネットからの申し込みがお得

ゆうちょ銀行で投資信託を購入するなら電話や窓口よりもネットでの申し込みがお得です。投資信託の購入額が多いほど、手数料も高くなるため、ゆうちょダイレクト(投資信託)やゆうちょ通帳アプリを利用するメリットがあります。

ただし、窓口や電話で投信自動積立を申し込んだ方は、一度契約を廃止したうえで再度ネットからの申し込みが必要です。ゆうちょ銀行で投資信託の積立をしている、あるいは積立をしている人がいるという場合は、ぜひ確認してネット注文に切り替えることをおすすめします。

小栗健吾 現役のFXトレーダー及びWEBライター

地方の大学を卒業後、会社員を経て、WEBライターとして活動中。FXや仮想通貨の取引経験(FXは8年以上)があり、現役トレーダーの目線で記事を多数執筆している。また、現在はFXだけでなく、「キャッシング」「副業」「節税」などマネー系の記事も多く執筆している。

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