21/09/22
公共料金や税金はクレジットカードで払うとお得! メリットとお得なクレジットカード、注意点を解説
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公共料金や税金は、誰にでもある避けられない出費。だったら、できるだけお得に支払いませんか? 実は、公共料金や税金の中には、クレジットカード払いできるものがあります。公共料金や税金をクレジットカード払いすれば、現金や口座引き落としするよりもずっと便利でお得に支払いできます。今回は、公共料金や税金をクレジットカードで払うメリットと注意点、そして公共料金や税金を支払うのにお得なクレジットカードを解説します。
公共料金や税金はクレジットカードで支払える!
「公共料金や税金を支払う」というと、銀行やコンビニなどに納付書を持っていって現金で支払ったり、銀行口座からの口座引き落としで支払ったりするイメージをお持ちの方も多いと思います。実際、そうやって支払っている方もいるかもしれませんね。
しかし、今やキャッシュレス時代。公共料金や税金の多くは、クレジットカードでの支払いに対応しています。
公共料金や税金をクレジットカードで支払うメリットは3つあります。
●公共料金や税金をクレジットカードで支払うメリット1:クレジットカードのポイントがもらえる
公共料金や税金をクレジットカードで支払う最大のメリットは、何といってもポイントがもらえることです。現金払いや口座引き落としの場合はとくに何ももらえませんが、クレジットカード払いをすれば、支払った金額に応じたポイントがもらえます。
公共料金や税金は誰でも支払うものですし、内容によっては高額になるものもあります。ですから、公共料金や税金をクレジットカード払いすれば、ポイントが貯めやすいというわけです。しかも公共料金や税金の支払いは毎月、毎年あるものですから、現金払いの人とクレジットカード払いの人のお得の差はどんどん広がっていきます。
●公共料金や税金をクレジットカードで支払うメリット2:公共料金や税金の管理がしやすい
公共料金や税金を現金払いすると、支払ったことを領収書で確認しなくてはなりません。また、口座引き落としを利用していると、支払いの意識があやふやになって「いつの間にか支払っていた」などということになりかねません。
その点、公共料金や税金をクレジットカードで支払えば、毎月届く支払い明細を見るだけで、何にいくら払ったかがすぐに把握できます。管理のしやすさがメリットです。
●公共料金や税金をクレジットカードで支払うメリット3:支払いのタイミングがまとめられる
公共料金や税金を現金払い・口座引き落としする場合、それぞれの支払いのタイミングがバラバラになってしまうことも。納付期限に合わせてそのつど支払いにいくのも面倒ですし、残高不足にも注意が必要です。その点クレジットカード払いなら、月1回の引き落とし日にまとめてお金が引き落とされますので、管理が簡単です。
公共料金や税金の支払いでポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードは?
では、公共料金や税金の支払いでポイントを貯めるのにおすすめのクレジットカードはどれでしょうか。3つ選んでみました。
●公共料金や税金の支払いにおすすめのクレジットカード1:JCBカード W
●JCBカード Wの主な特徴
・年会費 永年無料
・基本還元率 0.6〜1.2%
(1000円につきOki Dokiポイント2ポイント、ポイントの使い方により還元率が異なる)
・申込対象 18歳〜39歳まで
JCBカード Wはウェブ入会限定のJCBカードです。年会費は永年無料。申込対象が39歳までという制限がありますが、作成しておけば40歳以降になっても年会費無料で持ち続けることができます。JCBカード Wで貯まる「Oki Dokiポイント」はJCBカードの2倍なので単純にお得。公共料金や税金の支払いでも1000円につき2ポイントがもらえます。Oki Dokiポイントは使い方によって還元率が異なります。キャッシュバックなら1ポイント=3円分ですが、nanacoポイントに交換すれば1ポイント=5円、ANAマイルなら1ポイント=3マイル(1マイル=2円として、6円分)となります。
>>JCBカードはこちら
●公共料金や税金の支払いにおすすめのクレジットカード2:dカード
●dカードの主な特徴
・年会費 永年無料
・基本還元率 1%(100円につきdポイント1ポイント)
・申込対象 18歳以上(高校生除く)
NTTドコモの「dカード」も年会費永年無料のカード。NTTドコモのスマホなどの契約がなくても作ることができます。dカードならば100円につきdポイントが1ポイント受け取れます。dポイントは1ポイント=1円で買い物に利用できます。
公共料金や税金の支払いにも役立つのですが、おすすめは普段の買い物にも使うこと。NTTドコモのアプリの「d払い」や「dポイントカード」と組み合わせて使えば、dポイントの二重取り・三重取りが簡単にできます。毎週金・土曜日にネットショッピングのポイント還元率がアップする「d曜日」など、キャンペーンも豊富です。
>>dカードはこちら
●公共料金や税金の支払いにおすすめのクレジットカード3:JRE CARD
●JRE CARDの主な特徴
・年会費 初年度無料(2年目以降税込524円)
・基本還元率 0.5%(200円につきJRE POINT1ポイント)
・申込対象 18歳以上(高校生不可)
JR東日本の沿線にお住まいだったり、勤務先・学校があったりする方におすすめなのがJRE CARDです。公共料金・税金の支払いで0.5%の還元が受けられるうえ、JRE CARD優待店でJRE CARDのクレジット払いを利用すると、最大で3.5%(買い物した時点で100円(税抜)につき3ポイント+JRE CARDのクレジット払い利用月の翌月中旬に、1000円(税込)につき5ポイント)のJRE POINTがもらえます。合計のポイント還元率は3.5%ですから、公共料金・税金の支払いに加えてJRの駅ビルで買い物をするようにすれば、ポイントがどんどん貯められます。貯まったJRE POINTは1ポイント=1円で買い物に利用したり、他のさまざまな商品・ポイントに交換したりできます。
>>JRE CARDはこちら
公共料金や税金のクレジットカード払いには注意点も
公共料金や税金のクレジットカード払いには、注意点もあります。
まず、お住まいの地域の公共料金や税金がクレジットカード払いに対応していない場合があります。すでに多くの地域で利用できるようになっていますが、未対応の地域もあります。事前にクレジットカード払いに対応しているのかをよく確認しましょう。
それから、公共料金や税金のクレジットカード払いが必ず安いとは限らない点にも注意が必要です。
たとえば「国税クレジットカードお支払サイト」を利用してクレジットカード決済をする場合には、所定の決済手数料がかかります。
●国税クレジットカードお支払サイトの決済手数料と、有利になる税額
「国税クレジットカードお支払サイト」より筆者作成
還元率1%のクレジットカードで1万5000円納税するとします。このとき、150ポイントがもらえても、決済手数料が税込で167円かかるので、損になってしまう、というわけです。100円(税込)で1ポイントが受け取れる還元率1%のカードで支払う場合、税額が上の表の「有利になる税額」の範囲内でないと、ポイントで有利になりません。有利になる税額は、少し中途半端な金額ではありますが、自分の支払う税額は果たしてクレジットカード払いで有利になるのか、確認しましょう。
また、電気・ガス・水道などの公共料金は、銀行口座からの口座引き落としを設定することで割引が受けられる場合があります。たとえば、東京電力や東京ガスでは、毎月55円(税込)安くなります。クレジットカード払いの場合、この割引は受けられませんので、割引分を超えるポイントを受け取れないと損になってしまう、というわけです。
●公共料金の口座振替とクレジットカード払いの損益分岐点
筆者作成
さらに、クレジットカードでの支払いは、原則として領収書が発行されません(後日申請すれば領収書を発行してもらえるものもあります)。たとえば自動車税をクレジットカードで支払いすぐに車検に出すと「納税証明書がないから車検が通らない」ということになりかねません。領収書が必要な公共料金や税金を納付する場合は、注意しておきましょう。
まとめ
公共料金や税金のクレジットカード払いがお得なことを紹介してきました。公共料金や税金は、誰もが支払うお金です。それをクレジットカード払いにすることで、ポイントの分得できるのはもちろん、支出の「見える化」にも役立ちます。
公共料金や税金のクレジットカード払いをするならば、今回紹介したような還元率が高く、普段から使いやすいクレジットカードを利用するのがおすすめ。ぜひクレジットカードを用意して、公共料金や税金の支払いに活用してくださいね。
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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