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20/08/01

相続・税金・年金

ねんきん定期便の見方を徹底解説! 35歳・45歳・59歳に届く封書で見るべきポイントは要チェック

2020年の年金制度改正により、受け取り始めるタイミングの幅が広がって、始める時期によって年金額が大きく変わることになります。
年金のことを考えるのを後回しにしてしまっている人も、まずは日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」で自身の年金の加入状況を確認してみてはいかがでしょうか。
今回はねんきん定期便の見方を徹底解説します。

「ねんきん定期便」には何が書いてあるか

国民年金や厚生年金保険に加入している人は、日本年金機構から年に一回誕生月に「ねんきん定期便」が送られてきます。

●ねんきん定期便の表面・裏面(50歳未満の例)

・表面

・裏面

主な記載内容は
①これまで納めた保険料納付額(累計額)
・国民年金保険料(第1号被保険者期間)として支払った保険料の合計額
・厚生年金保険(第2号被保険者期間)にも加入している場合は、支払った保険料の合計額
なお、厚生年金に加入している人は、厚生年金の保険料を払うことによって、国民年金の保険料も払っていることになります。また、「ねんきん定期便」に記載されている厚生年金の支払い金額は自己負担分のみです。

②これまでの年金加入期間
国民年金、厚生年金、船員保険、合算対象期間等の合計
この期間(受給資格期間)が「120月」以上になると、原則65歳から老齢年金を受け取る権利が発生します。

③これまでの加入実績に応じた年金額

④月別の保険料の支払い状況

の4点です。

ただし、加入者の年齢によって形式および記載内容が異なるので、次に年齢別の違いを説明します。

50歳未満の方

50歳未満の方に届くねんきん定期便には、「③これまでの加入実績に応じた年金額」が記載されています。記載されている金額が少ないことに驚いた方も多いのではないでしょうか。しかし、「これまでの加入実績に応じた年金額」=「将来受け取れる予定の年金額」ではありません。

あくまで、ねんきん定期便が作成された時点までの加入実績に応じた年金額なので、国民年金は60歳まで、厚生年金は70歳まで加入し、年金を納付し続けることで、受け取れる年金額も増えていくことになります。

将来もらえる年金額が知りたい場合、「ねんきんネット」にアクセスして試算することができます。その際、ねんきん定期便の「お客様のアクセスキー」が必要です。アクセスキーの有効期限は3ヵ月 ですので、ねんきん定期便が届いたら早めに確認するようにしましょう。

50歳以上の方

50歳以上の方は、50歳未満の方に届くねんきん定期便の内容に加えて、「老齢年金の種類と見込額(年額)」に65歳から年金の受給を始めた場合の1年間の受取見込額が表示されます。ここから「将来受け取れる予定の年金の金額」に近い金額を知ることができます。

老齢基礎年金も老齢厚生年金も受給の開始は原則65歳ですが、65歳より早く受給を受けたい場合は「繰り上げ受給」、65歳より遅く受給を受けたい場合は「繰り下げ受給」といったように、受給を開始する年齢を選択することができます。

年金額は、繰り上げ受給を選択した場合には減額、繰り下げ受給を選択した場合には増額される仕組みになっていて、現在のねんきん定期便には、受給を70歳まで5年間繰り下げた場合に受け取れる金額(42%増加した金額)も記載されています。

なお、2020年の年金制度改定により、2022年4月から、繰り下げ受給の上限年齢が現行70歳から75歳に引き上げられることが決まりました(2022年4月時点で70歳未満の人に適用) 。
仮に、75歳まで受け取りを繰り下げた場合、65歳の受給開始と比べて84%の増額になります。

繰り上げ受給と繰り下げ受給、どちらが得なのか?

84%増えるとなると、75歳まで受け取りを待つほうが得なのかと思いますが、決してそうではありません。年金は待った期間は一切年金を受け取ることはできませんが、受け取り始めてからは一生涯受け取ることができるので、生涯もらえる年金の総額は何歳まで生きたかによって決まるのです。

例えば、65歳から受け取れる年金が120万円の人が、繰り上げ・繰り下げ受給を行なった場合の損益分岐点は下記のようになります。

受給を開始する年齢の選択が重要となりますが、自分が何歳まで生きるのかわからないので、年金の受け取り開始の時期を損か得かで選ぶのは非常に難しいことがわかります。

一度、繰り上げまたは繰り下げ受給を選択すると、一生涯減額または増額された年金を受け取り続けることになることには注意しましょう。

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35歳・45歳・59歳に届く封書で見るべきポイントは?

通常、ねんきん定期便はハガキで届くものなのですが、35歳・45歳・59歳の節目の年にはA4の大きさの封書で届きます。
ハガキで届くねんきん定期便には、加入状況や保険料の支払い状況について直近1年の情報しか記載されていないのに対し、封書で届くねんきん定期便には、全期間の年金記録情報が記載されています。

35歳・45歳・59歳で封書タイプのねんきん定期便を受け取ったら、過去のすべての期間の加入状況に間違いがないか確認をすることが重要です。年金記録に「もれ」や「誤り」があり、年金の加入期間が短くなってしまっていたら、将来もらえる年金額が減ってしまうからです。

特に、20歳になったときに学生だった場合や、転職した際には納付のもれが起きやすいので注意が必要です。結婚して姓が変わった方も、旧姓で年金を納めていた期間がきちんと反映されているかしっかり確認しましょう。
もし、「もれ」や「誤り」があった場合はすぐに、日本年金機構に連絡をして下さい。

まとめ

年金制度は改定を繰り返していることもあり、「難しくてわからない」と避けている人もあるかもしれませんが、ねんきん定期便で将来いくらの年金が受け取れるのか把握しておくことは簡単ですよね。

公的年金はもちろん、貯蓄や退職金、iDeCoなど他の老後資金を知っておくことが、充実のセカンドライフを迎えるためにはとても大切です。

小野 みゆき 中高年女性のお金のホームドクター

社会保険労務士・CFP®・1級DCプランナー
企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事務所で不動産・法人・相続登記業務を経験。生命保険・損害保険の代理店と保険会社を経て2014年にレディゴ社会保険労務士・FP事務所を開業。セミナー講師、執筆などを中心に活躍中。FP Cafe登録パートナー

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