国民年金基金か確定拠出年金か
カナさん 広島県30代
2016/10/31
▼プロフィール
年齢:夫 48歳、私 37歳
住居:賃貸マンション
職業:夫(彼) 正社員、私 アルバイト
貯金:夫(彼) 約4000万円、私 約2500万円
年収:夫(彼) 約1500万円、私 約900万円
月収:夫(彼) 約80万円、私 約70万円
支出(月):
家賃13万円、光熱費約1万円、食費約10万円、保険約15万円など
2人でレジャーなどに使うお金 →約3万円
その他:車あり、ペットなし、投資経験あり
▼希望・予定
・子供はいませんが、可能なら1人希望。
▼聞きたいこと
最近正社員からアルバイトになったため、厚生年金がなくなって国民年金のみになりました。将来の年金が不安なので、厚生年金に代わるな何かを始めたいと思っています。調べたところ、国民年金基金や確定拠出年金がありましたが、私の場合はどちらがいいのでしょうか?投資運用の経験はありません。
カナさん、こんにちは。
「中高年女性のお金のホームドクター」レディゴ社会保険労務士・FFP事務所の小野みゆきです。
カナさんが考えられているように、国民年金だけでは将来の老後資金としては不安です。現在国民年金のみの額は、満額でも年間78万円です、月にすると65000円。
これだけだと、貯蓄をかなり取り崩して生活していく必要がありますね。
国民年金基金と確定拠出年金についておおまかに説明します。
毎年の掛け金については、どちらも同じく全額所得控除の対象となりますので、所得税・住民税額において違いはありません。また、将来受け取る年金に対する税金についても、「公的年金等控除」を受けることができる点で同じです。
大きな違いは、運用を誰がするかという点と、ポータビリティ(持ち運び)ができるかという点です。
運用、つまり掛け金でどのような商品を買うのかですが、国民年金基金の場合は基金に任せます。将来いくら年金が受給できるかは決まっているので、運用の責任は基金にあります。
一方、確定拠出年金では、商品はカナさん自身が決めなければなりません。運用先に...
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