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25/01/12

家計・ライフ

貧乏な人の部屋に多い5つの特徴

貧乏な人の部屋に多い5つの特徴

お金持ちになりたい、しっかり貯金をしたいと思っても、通帳を見て「なかなか毎月お金が貯まらない」と悩んでいませんか。それは無意識に浪費の癖がついているからかもしれません。そうした癖に気づくために、家計簿をつけて支出を見直すことはもちろん大切ですが、視野を広げてお部屋の中をチェックするとお金が貯まるヒントがあるかもしれません。
今回はお金が貯められない貧乏な人の部屋に共通する5つの問題を紹介します。

貧乏な人の部屋の共通点①:ものであふれている

貧乏な人の部屋には、使わないものがあふれかえっています。部屋が散らかっているので、何があるか把握できずに、似たもの、すでにあるものを購入してしまいがちです。

また、勿体ないからと使わないものも手元に残しがちです。すると、今本当に必要なものがわからなくなり、自身の成長の妨げにもつながります。ものであふれかえった部屋では、休まらず、休日のお出かけが無意識に増え、無駄な出費に繋がることもあります。

一方で、お金持ちの人はタイムイズマネーと考えているため、何事に関しても決断が早く、片付けひとつにおいても、使わなくなったら捨てる、洋服なら1着買ったら1着捨てる、など手放すルールを決めています。部屋を片付けたり、不要なものを捨てたり、小さな判断を繰り返すことで判断力を養っています。

お金持ちに近づくためには、使わないものは思い切って捨てていきましょう。捨てることに抵抗がある場合は、フリマアプリで販売したり、中古買取サービスを利用したりすることで、お部屋を綺麗にしながら、お金に換えると手放しやすくなります。

手放しをすることで、今の自分にふさわしいものは何かを意識して、今後の買い物の判断基準を作っていきましょう。

貧乏な人の部屋の共通点②:水回りが汚れている

貧乏な人は台所、お風呂、トイレといった水回りが汚れていることが多いです。水回りは、一番汚れやすいところです。しかも、汚れを見て見ぬふりをすると、より掃除に時間がかかり面倒になります。汚れが溜まらないうちに掃除を習慣化しましょう。

パナソニックの創業者の松下幸之助さんや、イエローハットの創業者の鍵山秀三郎さんなど経営者がトイレ掃除をしているのは有名な話であるように、お金持ちの人にはトイレ掃除をする習慣があります。また、風水では水回りの掃除の中でもトイレ掃除をすると運気が上がると言われています。ぜひ習慣にしていきたいものです。

水回りの掃除を習慣にするということは、掃除をする時間のために何かを削る必要がでてきます。例えば、暇つぶしに遊んでいる、サブスクリプションのスマホゲームを辞めてみるなど、浪費している時間を減らすとより効果的でしょう。

貧乏な人の部屋の共通点③:収納が汚い

貧乏な人の部屋は、収納が整理整頓されていません。そのため必要なものを取り出すのにも一苦労ですし、服にしわが寄ってしまいすぐに着られないケースがあります。また、何があるか見えにくいため、まだ家にあるものを買ってしまうこともあります。思い切って掃除してみたら、似たような服や靴下などがたくさん出てきた…という話も、よくあります。

それに対して、お金持ちの人はものの置き場が決められていて、きっちり収納しています。一つひとつのものを丁寧に扱うので長く使うことができます。また、収納を整えることで探し物の時間が少なくなり、心にゆとりも生まれることでしょう。見えている部分だけではなく、収納も整え、ものを大切に長く使いましょう。

貧乏な人の部屋の共通点④:安さだけで選んだ雑貨や、無料の景品で溢れている

貧乏な人は安さでものを選びがちです。価格だけでものを選ぶと「買ったけれど使わなくて買い替えた」という事態になりがちです。また、無料の景品が欲しいからと新たなサービスに申し込み、結果として景品もサービスも使っていないというケースも。これでは本末転倒ですね。しかも、そのサービスの解約を忘れて放置していると、いつの間にか自動継続の会費を支払うなどして、無駄な出費も増えてしまいます。

お金持ちの人は価格ではなく、自分の価値観でものを購入します。自分の好みや生活習慣を理解して、家具や家電、その他の生活雑貨を購入しているので、心地よい生活環境を整えられます。そのため、無駄な買い替えをすることもありません。ひとつの節約ともいえるでしょう。
またサービス申込時の景品はおまけと捉え、景品のためにサービスに申し込むこともありません。お金持ちの人は無料より高いものはないと考えています。

目先の価格やお得さだけで買い物をするのではなく、本当に欲しいものを吟味して買い物をする習慣を身に着けていきましょう。

貧乏な人の部屋の共通点⑤:風通し、日当たりが悪い

貧乏な人の部屋は風通しが悪く、日当たりが悪く感じることが多いです。風通しや日当たりは部屋の広さとは関係がありません。大切なのは部屋のスペースです。ものが増えたらタンス、本棚を買うなど収納家具を増やしてしまうと、風通し、日当たりが悪くなります。すると、日が昇り、日が沈むという1日の感覚も薄れ、生活リズムも崩れやすくなります。生活リズムの崩れは、メリハリのない生活を生み、生産性のない時間が増える傾向にあります。

風通しや日当たりを良くするには、思い切って収納家具を捨ててしまうのもひとつの方法です。収納家具がないと、家になるものが片付かないという思い込みを捨てて、少ない収納で生活するためにはどうしたらいいか?という思考を持ち、本当に必要なものだけを手元に残しましょう。

貧乏な部屋から脱するためにものを減らそう

部屋を定期的に掃除・片付けをすることで、家に何があるかを把握できます。また、ものを片付けていく中で、今自分が一番大切にしているものは何か、どのような暮らしをしたいのかという自分の好みも明確になっていきます。

好みが明確になると、なんとなくで買い物をする癖が改善し、お金が貯まりやすくなります。そして何がどこにあるかが一目瞭然のため、同じものを買ってしまうこともなくなります。

このように、掃除・片付けという小さなことの積み重ねが、お金を貯め収入を増やす結果に繋がります。
貧乏な部屋から脱するために、まずは片付けることから始めてみましょう。

金子圭都 ファイナンシャルプランナー(CFP︎®︎)

学生の頃、親族の死をきっかけにお金について学び、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。お金の勉強をする女性コミュニティでイベントの企画・運営に3年間携わり、のべ200人以上のお金の悩みに寄り添う。その後独立し、お金の不安を安心に変えるマネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー。

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