24/04/26
貧乏人は買うけど、お金持ちは買わないもの5選
お金持ちになりたい!と願う人は多いのではないでしょうか。その際、貧乏人はつい買ってしまいがちですが、お金持ちは買わないものがあることはご存知でしょうか?
今回は、お金持ちが買わないものを5つご紹介。それらをなぜ貧乏人は買い、お金持ちの人が買わないのかについても解説します。
お金持ちは買わないもの1:自分の見栄のために購入するもの
ものを買うとき、「友人が持っているものだから」、誰かに「素敵ね!」と褒められたい。「最新のものだから欲しい」「カッコいい人だな」など、人から羨望の的になる、自分を少しでも良く見せたいから「欲しい」と思うことはありませんか?
もし、人の目を気にしてそのものが欲しいというなら、無意識かもしれませんが「見栄を張る」ことが目的になっていることもあるでしょう。
見栄のために買い物をすることが習慣になっている場合、実は欲しくないものでも、購入してしまうことがあります。欲しくないものを購入して「余計なものを買った…」と後悔してしまうこともあるのではないでしょうか。これでは、お金は貯まりませんね。
お金持ちの人は、自分が必要と思ったものにはお金をかけますが、見栄を張るためだけが理由のものを買うことは「散財」とみなします。実際、自分の持ち物の中でも浮いてしまい使えないものかもしれません。せっかくお金を出したのに、眠らせておくだけのものになってしまい、自分のためにならないことをよく理解しているのです。
お金持ちは買わないもの2:「習慣買い」・「ついで買い」するもの
毎朝、コンビニに立ち寄ってモーニングコーヒーを買うのが習慣という方、コンビニに立ち寄ったついでに買うつもりもなかったスイーツやおやつを手にしていたという方はいませんか?コンビニではなくても、ドラックストア、100円ショップ、カフェなどでも同様のことが起こりがちです。
これらのお店での「習慣買い」・「ついで買い」は、無自覚に行っているケースが多々見られます。いずれも、ひとつひとつの商品は少額でも、積もり積もれば大きな金額になってしまうでしょう。お金持ちは、これらのお店に無用の用で立ち寄れば、欲しくないものを買ってしまうことをよく理解しているため、まず立ち寄りません。
お金持ちは買わないもの3:必要なもの、欲しいものではない「セール品」
「特売」、「セール」、「バーゲン」という言葉に魅かれて、つい購入したという経験はありませんか?買ったはいいものの「安物買いの銭失い」だったこともあるのではないでしょうか。
たとえば、食材であれば「多く買いすぎて使いきれずに処分してしまった」、洋服であれば「派手だった」「自分の持っている服に合わなかった」などで、結局タンスの肥やしになったという経験があるのではないでしょうか。
特売、セール、バーゲンなどで安く購入したものは、欲しいものでも、必要なものでもなく、ただの衝動買いであったり、ムダ遣いだったりするものです。
お金持ちがセール品を買うのは、必要なもの、欲しいものが安売りをしている場合だけ。この場合は購入を検討しますが、「安売り」だというだけで、必要なものでも欲しいものでもないものは買いません。ムダ遣いにつながるからです。
お金持ちは買わないもの4:成果の上がらない「自己投資」に関するもの
「人生100年時代」といわれる昨今において、働き続けるには、自分自身を適宜アップデートしていく必要があるでしょう。そのためには「自己に投資」が必要ですが、リターンを考えずに、単に高額なセミナーに参加したり、やみくもに資格取得を目指したり、英会話をはじめたりするのは考えものです。貧乏な人は成果が上がらない自己投資をして頑張ったつもりになりがちですが、お金は増やせません。
一方、お金持ちは、まずは、自己投資の目的を明確にします。また、どのくらいの期間、いくらお金を払えば、どのようなリターンが得られるかを整理します。
さらに、進捗状況をチェックして、役に立たないと思えば、さっさと損切りします。自己投資と思っても、確かなリターンが得られなければ、意味がないことを理解しているからです。
お金持ちは買わないもの5:重複した保険
勧められるままに保険に加入しているという方はいませんか?また、クレジットカードなどの会員限定向けのワンコイン保障(補償)に加入している方がいるかもしれません。
貧乏な人の保険加入は「勧められたら断れなかった…」「安いから加入した…」という理由が多く、必要性を理解してないケースが見られます。保障(補償)をトータルすると、必要以上の保障(補償)となっており、実際はムダな保障(補償)を買っていることもしばしばです。
一方、お金持ちは、必要性に応じて保険に加入します。健康保険や年金などの社会保障制度に詳しかったり、万が一の時に当面の暮らしを維持していくための「生活防衛資金」が蓄えられていたりするので、ムダに保障(補償)を厚くすることはありません。
お金持ちのように「自分軸」を大事にしよう
お金持ちは、日ごろから「自分軸」を大事にしており、それに合わない買い物をしないことを徹底しています。
しかし、貧乏な人の買い物は、ルールがありません。今、必要なものか、または自分が本当に欲しいものかではなく、気分に左右されてしまいます。結果的に、ムダ遣いが多くなりますが、点検することもありません。
お金持ちになりたいと思っている方は、自分が本当に欲しいものは何か、何が必要かなどを考えてみてはどうでしょう。
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舟本美子 ファイナンシャルプランナー
「大事なお金の価値観を見つけるサポーター」
会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年働いたのち、FPとして独立。あなたに合ったお金との付き合い方を伝え、心豊かに暮らすための情報を発信します。3匹の保護猫と暮らしています。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。FP Cafe登録パートナー
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