17/06/09
ズボラな私でもできる!? 楽しく貯める貯金アプリを紹介
突然ですが、貯金とも関係の深いFPという仕事をしていて、貯金をする最適な心理状態とはどんな状態だろうと考えることがあります。
「絶対にお金を貯めなきゃいけない!」ではどこか義務感があり、一方で誰かに「お金を貯めなさい!」と言われての貯金は強制力があり、まるで会社のノルマを追っているような気持になってしまいます。
貯金をする最適の心理状態は「能動的」で、貯金していることを意識せずに継続していくことが理想です。そんな心理状態で、楽しく貯金ができるサービスが「finbee」です。
楽しく貯める貯金アプリ「finbee」ってなに?
「finbee」は日本初の銀行と連動した自動貯金サービスです。能動的に「たのしく」貯金することをコンセプトに掲げていて、3つの特徴があります。
(1) いつのまにか貯金できる
カード払いの端数を意識せずに貯金できます。たとえばカード決済を1万円で行うようにすると、9550円の買い物をしたときに450円の余剰分支払いがありますが、この金額を貯金することができちゃいます。カード決済は、1000円単位で決められます。小さな金額でもコツコツと、1回あたりの金額は少なくとも長期間継続した貯金。そんな「いつのまにか貯金できる」ところが特徴。貯金が苦手な人も、意識しないあいだに貯金が貯まっていたら、私もできるじゃないか!と嬉しくなりますね。
(2) ゴールに向かって貯金できる
平常心の貯金ながらも時には自分を律したい。大学受験の時のように机に志望校(目標)を掲げたら上手くいくのではないか。そんなゴールに向かって貯金するポジティブさを顕在化することができます。
(3) 誰かと一緒に貯金できる
もうひとつ大きな特徴は、誰かと一緒に貯金できること。友人と行く夏休みの旅行から結婚式という人生の一大イベントまで、ひとりではなく複数で貯金すると、それだけ確実性が高まります。また、「今回は貯金見送ってもいいや」「疲れたから貯蓄を切り崩して使おう」といった甘い誘惑も、誰かと一緒なら立ち向かうことができそうです。
finbeeのはじめかた
では実際に、はじめてみましょう。新規登録はメールアドレスとパスワードの設定ととてもカンタン。新規登録では、性別・生年月日を入力すれば利用開始です。
ログイン・新規登録画面
ログイン後 ホーム画面
貯金目的は旅行貯金、趣味貯金、学び貯金から今流行のスマートウォッチなどのお金を貯めるガジェット貯金まで、様々な目的を設定することができます。これだけ選択肢が広いと、リアリティがあっていいですね。金額を設定し、目標期日を定めて貯金開始です。
貯金目的の選択画面
目標金額入力画面
実際にどうやってお金が貯まっていくの?
finbeeでは住信SBIネット銀行と連携しており、同銀行に所有する通常の口座のほかに、専用口座をつくることで貯金を進めます。貯まったお金は、クリックひとつで元の口座へ振替が可能です。
1週間に一度、お釣り貯金によって500円を専用口座に貯金すると、1カ月で約2000円。1年間では2万4000円もの金額になります。お正月にちょっとした贅沢ができますね!
「チェックイン貯金」機能の活用も面白い
最寄り駅の近くには格安のスーパーマーケットがあって、ただその前に定価のコンビニエンスストアがある。毎日仕事先から疲れて帰る際に、スーパーまで足を伸ばしたら御飯代とお酒代合わせて100円は浮く。50回繰り返せば5000円。わかってはいるけれど、ついついコンビニに…。
そんな時に助けてくれるのが「チェックイン貯金」機能です。スーパーマーケットをチェックインしておいて、コンビニを回避すると100円が自動貯金される、50回繰り返すと5000円が貯まっています。
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バックナンバーはこちら
・ズボラな私でもできる!? 楽しく貯める貯金アプリを紹介
・ズボラでも「投資」って、できますか?(ゲスト:高橋忠寛)|マネラジ。#37
・ズボラな人ほど投資に向いている!?
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工藤 崇 (株)FP-MYS代表取締役社長兼CEO
ファイナンシャルプランニング(FP)を通じ、Fintech領域のリテラシーを向上させたい個人や、FP領域を活用してFintechビジネスを検討する法人のアドバイザーやプロダクト支援に携わる。Fintechベンチャー集積拠点Finolab(フィノラボ)入居。執筆実績多数。
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