24/10/09
お金持ちが100円ショップで買うものベスト3・買わないものベスト3
今や私たちの生活になくてはならないものの1つが「100円ショップ」です。日本にもさまざまな100円ショップチェーンがありますね。一部の大手チェーンは海外への進出も果たしており、そこで暮らす人の生活にも根付いています。
そんな世界中で愛される100円ショップですが、愛用しているお金持ちの人は決して珍しくありません。ただし、買うものと買わないものにメリハリをつけているのが大きな特徴です。今回はお金持ちが100円ショップで買うもの・買わないもののベスト3を発表するのでぜひ参考にしてください。
お金持ちが100円ショップで買うものベスト3
お金持ちが100円ショップで買うものベスト3をさっそく発表します。
●お金持ちが100円ショップで買うもの3位:調味料
3位は調味料です。といっても、すべての調味料ではありません。お金持ちは、「どうしてもこれでないと」というお気に入りの調味料はこだわりの店で買いますが、それ以外は、あえて100円ショップで購入します。味に大きな影響を与えるもの・与えないものでメリハリをつけているというわけです。
また、100円ショップの調味料は、容量の少ないものを購入します。調味料も食品である以上、開封した日から徐々に品質が劣化していきます。できるだけ良い状態で使うためには、多少割高になったとしても、容量が少ないものを購入したほうが合理的だからです。
●お金持ちが100円ショップで買うもの2位:掃除用・食器洗い用スポンジ、ブラシ
2位は掃除用・食器洗い用スポンジ、ブラシです。掃除用・食器洗い用スポンジ、ブラシは清潔であることが何よりも求められるアイテムです。いくら高級なものを使っても、清潔でないものを使うと、せっかくの掃除や食器洗いの意味がなくなってしまいます。いつも清潔に保つには、短いスパンで定期的に交換する必要があるのです。
掃除用・食器洗い用スポンジやブラシは、100円ショップでも多数扱いがあるうえに、お財布にも優しいので、躊躇なく交換することが可能です。
●お金持ちが100円ショップで買うもの1位:パーティー用品
そして1位はパーティー用品です。パーティー用品はパーティーをするときにしか使わないので、お金持ちは1回で使い切るようにします。デザインにも流行りすたりがあるので、「また次回に使えるからとっておこう」とはしないのです。それに、長く保存してよれよれになっているパーティー用品を使うのでは、せっかくのパーティーも台無しになってしまいます。
お金持ちはパーティー用品に対し「見た目を美しく保つために、一度使ったら捨てられるようにする」ことが重要と考えているため、100円ショップで買っても何ら問題はありません。
お金持ちが100円ショップで買わないものベスト3
逆に、お金持ちが100円ショップで買わないもののランキングも発表します。
●お金持ちが100円ショップで買わないもの3位:ファイルや収納ボックス
3位はファイルや収納ボックスです。これには、100円ショップならではの事情が関係しています。100円ショップではできるだけ生産にかかるコストを抑えるため、仕入にあたって商品を発注するメーカーが変わることは珍しくありません。そのため、同じ商品が長期間あるとは限らないのです。
同じアイテムなら色や形を揃えたい…と考えるお金持ちは、ファイルや収納ボックスはホームセンターなどで購入しています。
●お金持ちが100円ショップで買わないもの2位:包丁・ハサミなどの刃物
2位は包丁・ハサミなどの刃物。100円ショップにも包丁やハサミは売っていますが、どうしても品質が今ひとつのことが多いようです。切れ味が悪かったり、すぐに壊れてしまったりするようでは、いくら安く買えても意味がありません。品質の差は機能の差として現れるため、100円ショップで刃物は買わないという人も一定数います。
包丁・ハサミなどの刃物は、多少高くても品質に定評があるものを買ったほうがよいでしょう。メンテナンスをしつつ長く使うことが可能です。
●お金持ちが100円ショップで買わないもの1位:ファスナーがついているもの
お金持ちが100円ショップで買わないものの1位は、ファスナーがついているものです。具体的にはポーチや洗濯用のネットなどが考えられます。
ファスナーは開け閉めを繰り返すことから傷みやすく、品質が低いものだと壊れやすいのも事実です。そして、すべてがそうだとは言えませんが、100円ショップの商品の中には、ファスナーが丈夫ではなく、すぐに壊れてしまうものが混じっていることも考えられます。
普段の生活で使う頻度が高いファスナーつきのアイテムは買わない、というお金持ちの人は決して珍しくありません。
「長く使うもの」「丈夫さが求められるもの」は買わない
お金持ちが100円ショップで買うもの・買わないものを見ていると、あることに気付くはずです。それは「長く使うもの」「丈夫さが求められるもの」は買っていないこと。100円ショップで扱うものの品質は昔に比べ格段に上がっていますが、それでも長く使うのに耐える品質のものは決して多くありません。
長く使うことを前提にするなら、100円ショップではなく、多少高くても品質が良いものを買うのがお金持ちの考え方です。
逆に、使い捨てに近い形で使うものなら、100円ショップの品物でも十分にその役割を果たしてくれます。
100円ショップを上手に使い分け、一歩ずつお金持ちに近づきましょう。
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荒井美亜 金融ライター/ファイナンシャル・プランナー
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融・マネー系の記事を主に手掛けるライターとして活動中。ゲームを通じて全国の高校生・大学生に金融教育を行うプロジェクト「Gトレ」の認定ファシリテーター(講師)として教壇にも立つ。
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