19/01/25
エンディングノートはどこで買えるの? 入手方法や記載する項目を解説
先日、NHKでエンディングノートについての番組が放送されていました。『終活』の一環としてエンディングノートに関心を持つ方も増えています。
エンディングノートは、遺言書のように決められた形式で書く必要がないため、気軽に書くことができる点に魅力を感じている人も多いのかもしれません。
そのエンディングノートですが、どこで買えるのでしょうか。また、買う以外の入手方法はないのでしょうか。
この記事では、エンディングノートの入手方法と書いておきたい内容を紹介します。
エンディングノートの入手方法
エンディングノートの主な入手先は以下のとおりです。
・書店・ネット通販で購入する
・無料配布のものを入手する
・スマホアプリをダウンロードする
・自作する
1つずつ確認していきましょう。
● 書店・ネット通販で購入する
市販されているエンディングノートが欲しい場合には、書店で購入できます。どこの売り場に置いてあるかは書店によって異なりますが、基本的には相続関連の書籍売り場にあるでしょう。
また、Amazonなどのネット通販でも取り扱いがあります。中身は確認できないですが、その分探す手間が省けますよね。
● 無料配布のものを入手する
エンディングノートには無料配布されているものも。葬儀会社の資料請求特典としてもらえたり、市役所などが作成したフォーマットをネット上でダウンロードできたりします。
● スマホアプリをダウンロードする
スマホでエンディングノートを書くこともできます。アプリには無料のものと有料のものがあり、コスパや機能面、使い心地などから好きなほうを選んでみては。
ただし、スマホアプリの場合、サービスが終了してしまうと利用できなくなるので注意してください。
● 自作する
エンディングノートは書いておきたい内容さえ押さえておけば、市販の大学ノートやパソコンのWord・Excelを使って作成できます。
『ノートの見た目にこだわりたい』、『相続のことや死後の手続きについて書くことができればよい』という場合には、自作してみるのも楽しいかもしれませんね。
エンディングノートに書いておきたい内容
エンディングノートは自由に書くことができますが、基本的には以下のような項目が用意されていることがほとんどです。
・自分自身について
・個人情報(スマホやPCのID・パスワードなど)について
・ペットについて
・医療・介護について
・葬儀・納骨について
・相続財産について
・遺言について
・連絡先について
・ご家族へのメッセージについて
これらの項目をすべて書く必要はなく、自身が書きやすい、書いておきたい項目から取り組みましょう。
まとめ
エンディングノートは、遺言書と違い自由なものです。自身が納得のいくものを楽しく作れるといいですね。
エンディングノートは書店やネット通販で買う以外にも、無料フォーマットやスマホアプリなどをダウンロードして手に入れることができます。
無料配布されているものや、書き方を解説しているサイトなどを参考にすれば自作も可能です。
この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
記事提供:相続弁護士ナビ
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