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20/08/25

相続・税金・年金

年金を増やす3つの方法で増える年金額はいくらか

老後生活の資金の中心となるのは、生涯受け取ることができる公的年金です。少しでも多く受け取ることができたら、人生100年時代により安心した老後生活を送ることができます。
受給できる年金を増やすには、①収入をあげること②長く働くこと③年金の受給開始時期を遅らせることの3つの方法があります。
年金制度は複雑で面倒だと諦めず、その仕組みを知って、今から将来受給できる年金を増やせる方法を考えてみましょう。

年金を増やすポイント①:収入をあげること

厚生年金に加入している人は収入をあげることで、将来受給できる年金を増やすことができます。
本来65歳になるともらえる年金を「老齢年金」といいます。老齢年金は「国民年金(基礎年金)」と「厚生年金(共済年金)」の2つに分かれ、それぞれ年金額の計算のしかたが大きく異なっています。
受給できる年金額の計算方法の違いを見てみましょう。

●国民年金と厚生年金、受給できる年金額の計算方法の違い

国民年金の年金受給額は、単純に納付してきた月数によりますが、厚生年金の年金受給額は給料やボーナスの額によって変わってくるのがわかります。

国民年金と厚生年金では、納める保険料の仕組みも異なります。
国民年金の保険料は所得に関係なく一定額なのに対して、厚生年金の保険料は給料やボーナスの額によって変わってきます。

国民年金の保険料:定額 
         16,540円 / 月 (2020年度) 
厚生年金の保険料:標準報酬月額および賞与総支給額による 
         18.3% (会社と折半)

厚生年金に加入している人は収入をあげることで、納める保険料は増えますが、その分将来受給できる年金を増やすことができることになっているのです。

しかし、どこまででも増やせるのかというと、そうではありません。
標準報酬月額は1等級(8万8千円)から最高で31等級(62万円)(2020年9月からは32等級(65万円))まで、標準賞与額は支給1回につき150万円までと決まっており、支払う保険料も上限額が決まっています。なので、受給できる年金額にも限界があります。

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年金を増やすポイント②:長く働くこと

厚生年金に加入している人は、長く働くことで、さらに将来受給できる年金を増やすことができます。
国民年金は、保険料を納めることができるのは原則60歳までですが、厚生年金は70歳まで加入し保険料を納め続けることができるので、長く働いた分だけ受給できる年金を増やすことができます。
厚生年金は収入に応じて受給できる年金が変わってくるので、60歳以降も給与水準が変わらない場合と、下がる場合で、どれだけ増額するのか考えてみましょう。

例)給料のみで年収600万円の人が、60歳以降65歳まで働く場合

●60歳以降も同じ条件(年収600万円)の場合

600万円/12カ月(加入期間中の平均標準報酬額)×5.481/1000×5年間×12(加入月数)
≒ 16万円 →65歳から受け取れる年金は約16万円増額します。

●60歳以降、給与水準が下がる(年収360万円)場合

360万円/12カ月(加入期間中の平均標準報酬月額)×5.481/1000×5年間×12(加入月数)
≒ 9.8万円 →65歳から受け取れる年金は約9.8万円増額します。

ただし、実際の計算では高年齢雇用継続給付や、在職老齢年金制度により、年金の一部が減額または、全額が支給停止される場合があります。

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年金を増やすポイント③:年金の受給開始時期を遅らせること

本来、老齢年金は、国民年金も厚生年金も65歳から受給を開始できますが、受給開始を遅らせる(繰り下げ受給する)と受給できる年金が年に8.4%増額します。
では、繰り下げ受給によって受給できる年金がどれくらい増額するか考えてみましょう。

例)65歳から受け取れる年金が120万円の人が、繰り下げ受給を行なった場合

●70歳まで受給を繰り下げた場合:120万円×8.4%×5年=50.4万円

→70歳から受け取れる年金は50.4万円増額し、年額170.4万円となります。

いままでは、70歳まで繰り下げることができましたが、2022年4月から、75歳まで繰り下げることが可能になり、さらなる増額の選択肢が広がることになります。

●75歳まで受給を繰り下げた場合:120万円×8.4%×10年=100.8万円

→70歳から受け取れる年金は年額100.8万円増額し、220.8万円となります。

このように75歳まで受け取りを繰り下げた場合、65歳の受給開始と比べて84%の増額になることがわかります。
繰り下げ受給を選択すると、一生涯増額された年金を受け取り続けることができます。
ただし、仮に75歳まで受給を繰り下げた場合は、本来65歳からもらえる年金を75歳まで受給できないことになるので、生涯の年金の総受給額で比較して損になるか得になるかは、自分が何歳まで生きるのかによることとなります。

まとめ

年金は仕組みを理解することで、将来受け取れる金額が変わります。
受け取れる年金額が少ないのではないかと、老後の資金計画に不安がある人も、いまからでも増やす方法があることがおわかりいただけたでしょうか。
現在、年金生活をしている世代と比較して、自分の老後はそんなに年金はもらえないだろうと不安かもしれません。健康なうちに収入を得て、保険料を納めることで、その分受け取れる年金は増えます。
年金制度の動向を確認して、自身の働き方や年金生活を始めるタイミングをしっかり考えましょう。

小野 みゆき 中高年女性のお金のホームドクター

社会保険労務士・CFP®・1級DCプランナー
企業で労務、健康・厚生年金保険手続き業務を経験した後、司法書士事務所で不動産・法人・相続登記業務を経験。生命保険・損害保険の代理店と保険会社を経て2014年にレディゴ社会保険労務士・FP事務所を開業。セミナー講師、執筆などを中心に活躍中。FP Cafe登録パートナー

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