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19/06/29

資産運用・経済

40歳から始めて65歳までに2000万円貯める方法

65歳からの老後資金は夫婦で2000万円必要、という金融庁審議会の報告書について各方面で大きく報じられています。平均値で計算した数字だけが大きく取り上げられていることには様々な意見がありますが、公的年金だけで暮らしていけるのか、不安に思う人が多いのも事実です。
そこで今回は、40歳から始めて65歳までに2000万円貯める方法には、どのようなものがあるか考えてみました。

メガバンクの定期預金なら、月々6万7000円の積立が必要

手元の資金が特になく、これから2000万円貯めようとするなら、毎月一定額を積み立てていく方法が現実的です。
毎月の収入から、まずは貯蓄分を差し引いて、残りのお金で生活費をやりくりする「先取り貯蓄」にすると、安全・確実に貯蓄を増やしていけるでしょう。

メガバンクと言われる大手都市銀行の定期預金金利は0.01%(2019年6月現在)です。65歳までの25年間で金利は上がるかもしれませんが、現状のまま0.01%だったとすると、月々の積立額は6万7000円必要になる計算。25年後には元本と利息を合わせて約2012万円になります。

投資信託で3%の運用をするなら、月々4万5000円の積立

しかし、せっかく25年もの期間があるなら、ほとんど運用益のない定期預金ではなく、投資信託での運用も考えてみましょう。年利0.01%では、2000万円貯めるためには月6万7000円も必要でしたが、年利3%なら、月4万5000円で2007万円になります。

投資信託とは、投資家から集めた資金を、運用のプロが国内外の株・債券・不動産などで運用する金融商品です。
さまざまな投資先に資金を分散することは、損失を最小限に抑えるために有効な投資法です。少額からでも分散投資ができる投資信託なら、比較的堅実に運用をすることができます。

投資信託を利用するなら、つみたてNISA(積立NISA)も組み合わせるといいでしょう。
つみたてNISAで選べる投資信託は、すべて金融庁の定める基準を満たしたものばかりになっており、長期・積立・分散投資に適した商品に限られています。
また、運用益には通常20.315%の所得税がかかるのに対し、つみたてNISAでは非課税になることもうれしいメリットです。

ただし、つみたてNISAで運用できるのは、年間40万円まで。月々にすると約3万3000円です。つみたてNISAだけで月4万5000円の積立はできないので、貯蓄や他の投資信託と組み合わせるとよいでしょう。

iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)で3%の運用をするなら、月々5万円を60歳まで

老後資金をつくるなら、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の利用も考えたいですね。
iDeCoは、決まった額のお金(掛金)を出して自分で運用することで、将来の年金の上乗せをはかる制度です。2017年から基本的に60歳未満の方ならば誰でも加入できるようになりました。60歳までは基本的に引き出しはできないので、確実な老後資金準備に適しています。

iDeCoの掛金は月5000円から。上限は職業などによって異なります。
たとえば自営業なら、月6万8000円まで出すことができます。この場合、月5万円をiDeCoで積み立てて3%で運用できれば、20年間で1642万円となります。

これだけでは2000万円にはとどきませんが、iDeCoは掛金が全額所得控除になり、所得税と住民税が安くなります。所得税の税率が20%の場合、住民税の税率は10%ですから、あわせて掛金の30%が節税できます。
つまり、5万円×12カ月×30%ですから、1年で18万円、20年で360万円。
この分も合計すると、2002万円になる計算です。

ただし、会社員や公務員の加入できる上限額は1万2000円~2万3000円になっています。iDeCoだけでは準備できないので、つみたてNISAと組み合わせるとよいでしょう。

たとえば上と同じく掛金の30%が節税できる場合、つみたてNISAで月3万円、iDeCoで月2万円の計5万円を年利3%で運用できたとすると、20年間で積立金額1642万円、節税額144万円、合計1786万円となる計算です。

これでは少し足りませんが、65歳までまだ5年もあります。この間にも運用をして資金を増やしていきましょう。
60~65歳までの5年間は、通常の投資口座で月3万円ずつ運用を続けます。同じく年利3%で増やせたとすると、194万円になります。この投資での利益は基本的に年20万円以下ならば税金はかかりません(特定口座の「源泉徴収なし」がおすすめです)。
これを60歳までに作った老後資金1786万円と合計すると、1980万円。ほぼ2000万円にすることができます。

なお現在、つみたてNISAの投資可能期間は2037年までですが、期間をなくすことも検討されています。ずっと利用できるようになるといいですね。

積み立てる予算が少ない場合はどうする?

老後資金は準備をしたいけれど、現在の収入と支出のバランスから考えて、積み立てにまわせるお金が不足する場合はどうしたらいいでしょうか。
その場合は、65歳以降も働くことを積極的に考えておきましょう。
シニア世代になってもしっかりした収入が得られるよう、スキルを磨いたり、人脈を作ったりしておくといいですね。

積み立てるお金が少ないからといって、運用利率を上げればいいと安易に考えるのは危険です。ハイリターンを狙う金融商品は、そのぶんハイリスクです。
大切な老後資金は、安全・着実に運用していくことが大切。
老後も自分らしく暮らせるように、少しずつ準備を始めていきましょう。

タケイ 啓子 ファイナンシャルプランナー(AFP)

36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー

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