19/05/19
お金がないドケチ男の5つの思考
将来、リッチな金持ち夫婦になれるかどうか、そのカギはずばり結婚相手にあり。できれば、結婚相手には堅実な男性を選びたいものですよね。
最近はなかなか給料が増えづらく、将来の不安からか若い世代でも堅実なお金の使い方をする人が増えました。でも、節約の行き過ぎがかえってお金が貯まらない「ケチ男」の思考パターンにハマってしまうことも。ケチな男と結婚するとお金が貯まるばかりか、本末転倒な結果となってしまうかもしれません。
今回は、筆者が実際に見聞きしたケチ男の思考を5つご紹介。あなたの周りに、こんなケチ男はいませんか?
お金がないドケチ男の思考1:ポイ活で節約のつもりのコンビニ大好き男
最近、熱心な人をよく見かける「ポイ活」。ポイントを貯められるサイトや還元率の高いカードなどが注目される中、ポイ活と称して、なんでもかんでも日用品をコンビニで調達する男性が増えています。
その理由は、「このコンビニで買うとポイントが付くから」。
しかしながら、シャンプーでもトイレットペーパーでも他の商品でも、コンビニで買うとほとんどの場合スーパーやドラッグストアよりも割高になってしまいます。割高な商品をコンビニで買うと、たとえ多少ポイント還元があったとしても、かえって損をしているということを教えてあげましょう。
お金がないドケチ男の思考2:数百円の交通費までしぶとく返金要求するカスハラ男
カスハラとは、カスタマーハラスメントの略です。カスタマーは顧客、ハラスメントは嫌がらせ・いじめ・苦しめることという意味。つまりカスハラは、顧客からの嫌がらせのことです。接客業やコールセンター業を経験したことのある方であれば、一度は目にしたり、体験したりしたことがあるのではないでしょうか。
具体的には、「ここまで来た交通費を出せ」など理不尽な要求をしたり、「納得するまで帰らない」などといって長時間居座ったりすることを指します。最近社会問題にもなっているようです。
相手の男性が顧客の立場を利用して鬱憤を晴らそうとする傾向がないか、飲食店の店員への態度などでチェックしましょう。「お客様は神様」ではないので、お互いが対等な関係だということを理解できて、その時間とエネルギーを本業の仕事に注げる男性なら収入アップが期待できるでしょう。
お金がないドケチ男の思考3:早く安く酔いたい、高アルコールチューハイで悪酔い男
最近はアルコールの値上がりの影響で、高アルコールチューハイに人気が高まっています。コンビニなどでは350ミリリットル缶が約140円で販売されています。アルコール度数9%の飲料の場合、価格は同量のアルコールを缶ビールで摂取する場合の3分の1で済みます。そのため「安く酔える」「コスパがよい」とされ、ハマっている男性が増えているのです。
しかしながら、口当たりの良い高アルコール飲料は健康リスクもはらんでいます。アルコール健康医学協会によると、アルコール度数8%の500ミリリットル缶1本に含まれるアルコールの量は32グラムで、テキーラショット3杯超に相当します。高アルコールチューハイは飲みやすい分、飲みすぎてしまうことに注意。相手の男性が短時間で酔うためにお酒を選んでいるようなら、アルコール依存症を誘発しやすいため充分に健康に留意するよう伝えてくださいね。
お金がないドケチ男の思考4:もしも○億円当たったら…一攫千金を夢見る宝くじ男
「宝くじでもし○億円が当たったら…」一攫千金を本気で狙っている男性がもしいたら、現実を話してあげましょう。
例えば、年末ジャンボ宝くじの1等賞金は7億円ですが、その当選確率は2000万分の1。どう考えても当たらないような低い確率なのです。
宝くじの公式HPで宝くじの収益金の活用内容(平成29年度)を見ると、46.9%が「当せん金」として当選者に支払われる一方で、38.1%が「収益金」として発売元の地方自治体に納付されます。残り13.8%は印刷経費などの運営費、1.2%は社会貢献広報費となります。つまり、宝くじの収益は半分以上が税金や経費として消えてしまうことがあらかじめわかっているのです。
金持ちは7億円儲けるのに宝くじを買うよりも有利な方法がたくさんあるはずだ、と考えます。運任せではなく、勉強して自分で会社をおこしたり、株を買ったりした方が確率的にもよっぽど儲かる可能性が高いのではないでしょうか。
お金がないドケチ男の思考5:「毎月の負担が少なければそれでよし」の分割リボ男
いくら使っても毎月の引き落としが一定額のまま続くクレジットカードのリボ払いは毎月の負担が少なく抑えられるのが特徴です。そのため、毎月の支払いを最小限にしたいという考えでリボ払いにしている場合は要注意です。支払いの回数が増えれば増えるほど、手数料は上がるためです。
某大手カードの利息は、支払い回数が3回で12%、5回で13.25%、10回で14.25%(実質年率)となっています。これに対して、リボ払いは15%となっています。しかもリボ払いの場合は、返済がなかなか終わりませんから、手数料がどんどん高額になっていきます。
これほど手数料を払ってもらえるなら、たとえポイントを5倍にするサービスを行っても、カード会社は痛くもかゆくもないことがわかりますよね。企業は自分たちが損する仕組みは作らないということを念頭において、賢く使いましょう。
もし身近な夫や彼氏がこれらの思考に当てはまるという方は要注意!
今からでも遅くありません。将来、リッチな金持ち夫婦になりたいのであれば、ぜひ思考を軌道修正してあげてくださいね。
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KIWI ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士
長年、金融機関に在籍していた経験を活かし、個人のキャリアプラン、ライフプランありきのお金の相談を得意とする。プライベートでは2児の母。地域の子どもたちに「おかねの役割」や「はたらく意義」を伝える職育アドバイザー活動を行っている。
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