19/01/22
お金のプロが実践し勧める、お金の増やし方ベスト3
※本記事ではアフィリエイト広告を利用しています。
新年あけましておめでとうございます。2019年になりました。
2019年からお金を増やしたいという読者も多いことでしょう。
今回は、Mocha編集長・畠山憲一が、お金のプロ2人に、こんな率直な質問をぶつけてみました。
「ずばり、2019年のお金の増やし方ベスト3を教えてください!」
お金のプロはどのような方法でお金を増やしているのか、お金を増やす方法を率直に聞きました。これからお金を増やしたいすべての人が気になるこの質問。さて2人の回答はいかに?
高山一恵さんが勧めるお金を増やす方法 第3位:不動産投資
ファイナンシャルプランナー(FP)の高山一恵さんがお金を増やす方法3位に推したのは、ワンルームマンションに投資する不動産投資です。
不動産を買うなんてまとまった金額がないと無理だと思ってしまいそうですが、ほとんどの場合は不動産投資用のローンを組みます。手に入れた物件は、貸して家賃収入を得ることもできますし、売って売却益を得ることもできます。つまり、銀行のお金で資産運用ができるというわけです。
「2018年末に株式市場は暴落しましたが、市場が下落しても、家賃はあまり影響を受けませんので、収入が安定するのがメリット。借りてくれる人が絶えずいる物件(賃貸需要が旺盛な物件)を探すのが第一ですが、その次に大事なのが、いかにいい条件でローンを組むか。安定した会社に長く勤める、年収を上げるなど、自分のステイタスを高めることも大切です。年収が700万円以上あると、金利・融資期間・頭金のどれをとっても有利でしょう」(高山さん)
高山一恵さんが勧めるお金を増やす方法 第2位:純金積立
お金を増やす方法2位は純金積立。金(Gold)を毎月少しずつ買っていきます。
金はそのもの自体に価値があります。昔から装飾品などに使われてきましたし、最近ではスマホなどの電子機器にも用いられています。経済危機などの不測の事態があっても価値がなくならないことから、「有事の金」などと呼ばれています。実際、他の金融資産と異なる値動きをする傾向が見られます。
「金への投資は『守りの投資』です。昨年末、世界的に株価が急落しましたが、金の価格はそれほど変わりませんでした。今後も乱高下する市場の中で、他の投資とあわせて金にも投資するのがおすすめ。1000円から積立できるので、少しずつスタートするのがいいと思います」(高山さん)
高山一恵さんが勧めるお金を増やす方法 第1位:投資信託積立
そしてお金を増やす方法、堂々の1位に輝いたのは、投資信託の積立です。
投資信託は、投資家から集めたお金をまとめて金融機関のプロが運用する金融商品です。投資先は日本・海外の株式・債券・不動産などさまざま。投資信託ごとの方針によって、何に投資するかが違います。利益が出れば、投資家に還元されますが、元本割れを起こす可能性もあります。
つみたてNISA(積立NISA)やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)といった制度で買えるのも投資信託の特徴。つみたてNISA(積立NISA)では年40万円、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)では人により異なりますが最大で年81万6000円(自営業者の場合)までの投資で生まれた利益にかかる税金がゼロにできます。さらにiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の場合、掛金の拠出時(買うとき)や年金の受け取り時にも税制優遇が受けられます。
「2018年の運用成績だけを見れば、確かによくありませんでした。しかし、私が10年以上前から積み立てている確定拠出年金では、いまだに大きな利益が出ています。これまでリーマンショックなど、大きな下落があったにもかかわらず成果が出ているということは、長期間の積立には下落に打ち勝つパワーがあるということ。国内・海外のさまざまな資産に投資するバランスファンドで、なるべく手数料の低いものがおすすめです」(高山さん)
頼藤太希さんが勧めるお金を増やす方法 第3位:FX / 積立FX
もう1人のお金のプロ、マネーコンサルタント・頼藤太希さんのお金を増やす方法3位はFX。日本語では「外国為替証拠金取引」などといいます。
FXでは、2つの異なる通貨を売買(交換)する取引で利益を狙います。ニュースなどでたとえば「1ドル=110円」などと耳にしますよね。このとき110円で1ドルを買って、「1ドル=120円」になったときに売って円に戻せば、10円儲かります。また、少し複雑ですが、110円のときに1ドルを先に売って、「1ドル=100円」になってから買い戻しても、10円儲かることになります。つまり、相場が上がっても下がっても利益を出せるのです。
実際には1000通貨、1万通貨などと、もっとたくさんのお金を一度に動かします。また、レバレッジという仕組みで多くの通貨を少ない資金で動かすこともできます。それによって、少しの値動きで大きな利益を得られる可能性が出てきます。しかしそれは同時に大きな損失を被る可能性も出てくるということ。リスクはきちんと理解しておく必要があります。
また、SBI FXトレードの「積立FX」を利用すると、FXで積立投資をすることも可能。レバレッジを小さく(1倍〜3倍から選択)して、少しの値動きで大きく損するリスクを抑えつつ、2つの通貨の金利の差額にあたる「スワップポイント」を受け取ってお金を増やすことが狙えます。
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「私は投資にコア・サテライト戦略(資産を安定運用の『コア』と積極運用の『サテライト』に分けて投資する戦略)で臨んでいます。FXはコア・サテライト戦略の『サテライト』部分。相場の上昇局面だけでなく下落局面でも利益を積極的に狙っていきます。平日ほぼ24時間、スマホのアプリで簡単に取引できるのがいいですね。基本的にはスウィングトレードで、20%利益が出たらすぐに確定するようにしています。もちろん、10%損失が出たときもすぐに確定。ルールを作ってきちんと守ることが大切です」(頼藤さん)
頼藤太希さんが勧めるお金を増やす方法 第2位:株式投資
お金を増やす方法2位はおなじみ株式投資。株式市場に上場している会社の株式を売買してお金を増やします。頼藤さんが勧めるのは米国株の積立でした。
「世界経済の中心はやはりアメリカです。海外に投資する投資信託の多くは、アメリカの金融資産を多く買い入れています。それならば、直接米国株を買い付けようという発想です。スマホ証券の「PayPay証券(旧OneTapBUY)」では、アメリカの有名企業の株を毎月1000円から積み立てることができます。積立投資は、株価が安いときにはたくさん買い、高いときには少ししか買わないため、平均購入価格を下げる効果があります。無理なく気軽にスタートできるでしょう」(頼藤さん)
頼藤太希さんが勧めるお金を増やす方法 第1位:投資信託積立
そしてお金を増やす方法1位に挙げたのはなんと、高山さんと同じく投資信託の積立でした。
「投資信託の積立はコア・サテライト戦略の『コア』の部分。積立で機械的に買っておくのがいいと思います。具体的には、『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』のような全世界株式インデックス型と『eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)』のようなバランス型を組み合わせます」(頼藤さん)
最後に僭越ながら、Mocha編集長・畠山憲一が2019年にお勧めする投資をご紹介します。
この投資はお金がなくてもスタートでき、基本的に元本割れをすることがありません。しかも長期間の積立により、将来の資産形成に役立ちます。その上、レバレッジを大きくかけることも不可能ではありません。
「そんな都合のいい投資先、あるわけないでしょ!」
あります。
お金を増やす方法はずばり「自己投資」です。
日本、さらには世界の情勢は、日々動いています。古いものがなくなり、今までのものが変わり、新しいものが生まれています。こうした動きに対応するスキルは、これからを生き抜くために必須のものだと考えています。
本を読み、人に出会い、健康に気を配り……いろいろな経験を通して得たスキルは、きっと将来を豊かにしてくれるでしょう。
……なんて、ちょっとマジメすぎました(笑)
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畠山 憲一 Mocha編集長
1979年東京生まれ、埼玉育ち。大学卒業後、経済のことをまったく知らないままマネー本を扱う編集プロダクション・出版社に勤務。そこでゼロから学びつつ十余年にわたり書籍・ムック・雑誌記事などの作成に携わる。その経験を生かし、マネー初心者がわからないところ・つまずきやすいところをやさしく解説することを得意にしている。2018年より現職。ファイナンシャル・プランニング技能士2級。教員免許も保有。趣味はランニング。
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