18/06/09
積み立て投資を始めたい! NISAやiDeCo(イデコ)はどこでできるの?
この記事は『1000円から増やす積み立て投資術』(standards)からの内容を抜粋したものになります。
※以下、書籍より抜粋
積み立て投資はシンプルに!
投資信託は、銀行、信託銀行、郵便局、証券会社、保険会社など、多くの金融機関(販売会社)で販売しています。また、ほとんどの金融機関でNISA・つみたてNISA(積立NISA)を利用することが可能です。iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)についてはまだ取り扱いのない金融機関も見られますが、今後新たに取り扱うようになる金融機関が増えると考えられます。
積み立て投資をどんな金融機関でするべきかは、本章で考えていきますが、ひとつ守っていただきたいルールがあります。
それは、積み立て投資をする金融機関はひとつに絞るということです。
積み立て投資を行う口座が複数になると、入金や状況確認はもちろん、ちょっとした事務手続きまで口座の数だけする必要がでてきます。ストレスなく続けるには、できるだけ手間は減らすべきだからです。
NISAとiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)の金融機関は別でも構いません。ですが、そのほかに通常の投資口座や積み立て用の口座などを使いだすと、手間や混乱のもとになりますので注意してください。
用語解説
●運用会社(投資信託運用会社)
投資信託を作り、運用方法を考え、実際に投資する会社。ちなみに、運用会社が作った投資信託を販売する会社が販売会社。集まったお金を保管するのが信託銀行だ。
まとめ
投資信託はさまざまな金融機関で販売されている。手間なく積み立て投資を行うためには、NISA、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)を同一口座に絞ると管理が楽になるのでおすすめ。
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【1000円から増やす積み立て投資術シリーズ】
・第1回「1000円からの積立投資、何のためにいくら貯めるのかを具体化しよう」
・第2回「積み立て投資を始めたい! NISAやiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)はどこでできるの?」
・第3回「銀行?証券会社?NISA(つみたてNISA)はどこで運用するべき?」
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頼藤 太希 マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、など書籍100冊、累計170万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki
高山 一恵 ファイナンシャルプランナー
(株)Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』『Mocha(モカ)』や登録者1万9000人超のYouTubeチャンネル『Money&YouTV』を運営すると同時に、全国で講演活動、執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)、『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)など書籍100冊、累計170万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。X(旧Twitter)→@takayamakazue
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