18/06/05
1000円からの積立投資、何のためにいくら貯めるのかを具体化しよう
この記事は『1000円から増やす積み立て投資術』(standards)からの内容を抜粋したものになります。
※以下、書籍より抜粋
必要な金額は目的によって変わる
積み立て投資のメリットと、積み立て投資で活用したい制度を紹介してきました。ここからは実際に積み立て投資を始めるために必要なことを解説します。
ところでみなさんは、何のために、いくらお金を増やしたいのでしょうか。「できるだけたくさんお金を増やしたい」と考える方もいらっしゃると思います。
子どもの教育費、住宅を買うための資金、ゆとりある老後を送るための生活費、病気や災害などの対策費、家族旅行の費用、起業の準備金などなど……何をするにもお金のかかる時代です。そんな気持ちもわからないではありません。
しかし、積み立て投資の期間は数年、数十年に及ぶこともざらにあります。具体的な目標を立てて、それに向かっていくほうがモチベーションも保てますし、ゴールに近づいていく楽しみも出てくるでしょう。また、無理な運用をしなくなるため、結果として成功しやすくなるでしょう。
ぜひ「いつまでに、お金をどれくらい増やすか」を明確にすることをおすすめします。
用語解説
●貯蓄の状況
総務省「家計調査報告」によると、2016年の2人以上の世帯の1世帯当たり貯蓄額平均は1820万円。全世帯の67.7%がこれを下回っており、貯蓄の多い世帯が平均を引き上げている。
まとめ
「何のために、いくらお金を増やしたいか」という目標をはっきりさせることが、成功する積み立て投資の第一歩!
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【1000円から増やす積み立て投資術シリーズ】
・第1回「1000円からの積立投資、何のためにいくら貯めるのかを具体化しよう」
・第2回「積み立て投資を始めたい! NISAやiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)はどこでできるの?」
・第3回「銀行?証券会社?NISA(つみたてNISA)はどこで運用するべき?」
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頼藤 太希 マネーコンサルタント
(株)Money&You代表取締役。中央大学商学部客員講師。慶應義塾大学経済学部卒業後、外資系生命保険会社にて資産運用リスク管理業務に従事。2015年に現会社を創業し現職へ。ニュースメディア「Mocha(モカ)」、YouTube「Money&YouTV」、Podcast「マネラジ。」、Voicy「1日5分でお金持ちラジオ」、書籍、講演などを通じて鮮度の高いお金の情報を日々発信している。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『定年後ずっと困らないお金の話』(大和書房)、『マンガと図解 はじめての資産運用』(宝島社)、など書籍100冊、累計170万部超。日本証券アナリスト協会検定会員。宅地建物取引士。ファイナンシャルプランナー(AFP)。日本アクチュアリー会研究会員。X(旧Twitter)→@yorifujitaiki
高山 一恵 ファイナンシャルプランナー
(株)Money&You取締役。一般社団法人不動産投資コンサルティング協会理事。慶應義塾大学卒業。2005年に女性向けFPオフィス、(株)エフピーウーマンを設立。10年間取締役を務めたのち、現職へ。女性向けWebメディア『FP Cafe』『Mocha(モカ)』や登録者1万9000人超のYouTubeチャンネル『Money&YouTV』を運営すると同時に、全国で講演活動、執筆活動、相談業務を行ない、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。明るく親しみやすい性格を活かした解説や講演には定評がある。『はじめての新NISA&iDeCo』(成美堂出版)、『マンガと図解 定年前後のお金の教科書』(宝島社)、『11歳から親子で考えるお金の教科書』(日経BP)など書籍100冊、累計170万部超。ファイナンシャルプランナー(CFP®)。1級FP技能士。X(旧Twitter)→@takayamakazue
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