18/11/12
四国の住宅を相続した40代女性、関西の実家にUターンして経済的に安定するには?
FP Cafe「みんなのマネー相談」
今回、FP Cafe「みんなのマネー相談」に投稿された相談は、「数年前主人がなくなり、住宅を相続。住宅が四国にあるが、私の実家が関西の為、財産整理をして実家にUターンしたい」というもの。
ファイナンシャルプランナーの中村芳子さんがアドバイスをしています。一緒に相談内容を見ていきましょう。
※ FP Cafeとは、あなたの思いに共感し、理想とする人生を実現するまで、共に歩んでくれる「伴走者」が見つかるサービスです。数十名の女性ファイナンシャルプランナーが在籍しています。
▼相談者プロフィール
年齢:47歳
職業:非常勤(専門職)
住居:分譲マンション暮らし(ローンなし)
貯金:約500万円(投資信託100万円、貯金370万円、株式30万円)
年収:300万円
月収:14万円
支出(月):10万円
管理費2万円、光熱費約2万円、食費約4万円、保険約1万円
今回の相談内容(愛媛県40代さんからの投稿)
数年前主人がなくなり、住宅を相続しました。住宅が四国にあるが、私の実家が関西の為、財産整理をして実家にUターンしたいと考えています。
このまま四国に住み続けるメリットがないし、経済的にも発展に時間がかかることでしょう。
どうすれば、Uターンして経済的に安定、発展していけるか知りたいです。
心配なことは、子供(二人)が田舎育ちの為、学校に慣れるのに時間がかかりそうということ。上の子が受験の為、受験が終わるまで子供の事を見てあげたいと思っています。
ファイナンシャルプランナー中村芳子さんのアドバイス
●暮らしていける収入が得られる仕事が見つかればUターン可能
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの中村芳子です。
「母子家庭のためUターンしたい」とありますが、シングルマザーで育ててくれたお母さんのため、実家のある兵庫県に帰りたい、ということですね。
答えはシンプルです。
住みたい場所に、暮らしていける収入が得られる仕事が見つかれば、やっていけます。その収入の範囲で生活すれば、老後も、マンションを売ったお金、退職までに貯めるお金、年金で暮らしていけます。
実家に住むのか、賃貸アパートなのか、住まいを買うのかなどによって、資金設計は変わってきます。具体的なことは、個別にご相談ください。スカイプ相談も承っています。
●自分がどのように生きたいのか選択を
気をつけたいことは「お母さんのために自分の将来を犠牲にした」と将来思わなくてすむ選択をすることです。
まみこさんの人生は、あと50年以上あるかもしれません。それをどう生きるか、とても大切です。
このことを心に入れて、これからの人生のいろいろな選択をしてください。そして大切な決断をするときは、ひとりで考えて決めるのではなく、上手に専門家や公共の相談窓口などを利用してください。
ぜひ、ご相談ください。お待ちしています。
提供:FP Cafe
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中村 芳子 (有)アルファアンドアソシエイツ代表
日本の女性ファイナンシャルプランナーの第1号。お金の著書20冊以上。むずかしいお金のことをやさしく解説するのが得意。辛口だが優しいアドバイスに定評がある。現在は、女性とカップル、外国人のお金の相談に力を入れている。証券会社、銀行などのアドバイザーもつとめる。著書は「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」(青春出版社)「結婚したら、やっておくべきお金のこと」「20代のいま、やっておくべきお金のこと」(ダイヤモンド社)、「いま、働く女子がやっておくべきお金のこと」(青春出版社)など多数。FP Cafe登録パートナー
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