18/09/04
おトクに引越しをする5つの方法
引越しの時は何かと物入りです。それまでの住まいの片付けや、新居の準備、新しいインテリアを買うこともあります。そのため、引越しはなるべく費用を抑えておトクにしたいものです。今回は、おトクに引越しをする方法についてお伝えします。
おトクに引越し業者を利用するには
引越しは業者に頼むと安心と考える人も多いのではないでしょうか。大きな家具を運んだり、家電を設置したりするのは、自分ひとりでは難しいものです。
引越し業者はいくつもあり、どこを選べばいいか悩みますが、そんな時は比較や一括見積もりをとれるインターネットサイトが便利です。おトクに引越し業者を利用するには、まずは比較サイトを利用しましょう。安い業者を選ぶ近道です。
引越し業者を決めるには、見積もりを数社からとって比較します。この見積もりを安くする方法がいくつかあります。
○お得技(1) 引越しの安い時期を選ぶ
3、4月は引越しが多い繁忙期ですので、料金は高くなりがちです。反対にすいている時期は安くなりますし、値引き交渉にも応じてもらいやすいものです。統計局の住民基本台帳人口移動報告(2017年8月~2018年7月)によれば、3、4月の移動は、10、11、12月の7~20倍もあります。移動の少ない10~12月は引っ越し料金が安くなりやすいでしょう。
○お得技(2) 引越しの安い曜日を選ぶ
土日祝日に比べ、料金は平日が安くなっています。土曜に引越しをして日曜に片付けたい、と思う人も多いようですが、有給休暇をとって平日の引越しががおトクです。役所の手続きなどもスムースなので、平日のメリットを活かしましょう。
○お得技(3) 引越しの時間指定をしない
引越しには午前便、午後便のほか、フリー便があります。料金は午前便が最も高い設定です。これは、午前中に引越し作業をして、午後は荷ほどきをして片付けたいと考える人が多いからです。
そのため、午前便より午後便が安く、時間指定をしないフリー便はさらに安くなっています。
ただし、フリー便では作業が早朝や夜になることもあります。そうなると自分も大変ですが、ご近所に迷惑をかけてしまうことも。およその時間帯を確認して利用したいサービスです。
お得技(4) 引越し業者を利用しない方法でトクをする
働き方改革の影響で、物流業界の人手不足が目立ってきています。そのため、引越し料金も、従来よりも高くなっているようです。特に繁忙期の3、4月は価格が高いだけでなく、業者の手配自体ができないケースもありました。
その場合には、引越し業者を利用しない方法も考えてみましょう。
まずは、以前からある方法としてレンタカーの利用があります。自分で荷物の積み下ろしなどをすることになりますが、自分のペースで安く引越しをしたい人に適した方法です。
ただし、レンタカーを使う場合でも料金はしっかり見積もりましょう。かかる費用は車のレンタル料金だけではありません。
・ガソリン代
・ダンボール、ガムテープ、養生テープの代金
・荷物を運ぶ台車のレンタル代
また、レンタカーは返しにいかなくてはなりません。乗り捨てサービスを利用することもできますが、中長距離の引越しの場合はかえって高くつくことも。
引越し業者と比較して、おトクなほうを選びましょう。
お得技(5) シェアリングエコノミーでさらにおトクに
最近は、引越しにもシェリングエコノミーを利用する人が増えています。
シェアリングエコノミーとは、個人所有のものやサービスを他人に貸す、あるいは貸す人と借りる人をマッチングさせるサービスです。代表的なのが民泊。これは個人所有の部屋を、必要としている人に貸しています。
引越しで活用したいのは、PickGo(ピックゴー)です。
これは、フリーランスのドライバーと荷主をマッチングしてくれる、シェアリングエコノミーのサービス。配送料は5000円から、ドライバーとの交渉で決まります。
配送をインターネットで申し込むと、登録しているドライバーの中から対応可能なドライバーからエントリーがあります。ドライバーは、顔写真と実績、評価、料金を見てから決められるので安心して利用できます。
また、ANYTIMES(エニタイムズ)では、部屋の片付けなどのお手伝いをしてくれる人とマッチングしてくれます。
引越し後は片付けるのも大変。引越し後に家具や家電を移動させたいことがあっても、自分だけでは難しい場合もありますが、そんな時に気軽に利用できるサービスです。
まとめ
引越しは、新しい環境に慣れるまでが大変ですが、楽しいものでもあります。引越しはおトクにこなして、お気に入りのカフェや雑貨店に見つけに出かけてみましょう。
タケイ 啓子
ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録パートナー
記事提供:moneliy
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moneliy マネリー
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