18/02/09
「ウォーターサーバーは節約になる」は本当?
毎日の生活に欠かせないお水。安全性や経済面を考え、水道水やミネラルウォーターを使い分けている人は多いのではないでしょうか。また、最近は自宅にウォーターサーバーを設置する家庭が増えてきました。「ウォーターサーバーは高くつく」と思いがちですが、ウォーターサーバーを利用することで、むしろ節約につながる可能性もあるのです。
ウォーターサーバーで節約できる理由
オフィスや店舗のみならず、今や家庭にウォーターサーバーを置くことは、珍しいことではなくなりました。筆者の身の回りにも「子どもの誕生を機にウォーターサーバーを設置した」という人が多くいますが、お湯を沸かす手間を省き、清潔な水がいつでも使えるウォーターサーバーの人気は年々高まっているようです。
また、経済的ではないと思われがちなウォーターサーバーですが、初期費用やサーバーの設置費用、レンタル費用は無料という業者も多く、実際にかかるのはお水の費用のみで済む場合もあります。そのほかにも、ウォーターサーバーは意外と節約に効果的な点があるのです。
●節約できる理由(1) ペットボトルを購入するよりも安い
500mlペットボトルの水をコンビニで購入すると100円ほどかかりますが、ウォーターサーバーだと500mlあたり55~80円程度です。スーパーで大容量のお水を買えばさらに安くなるかもしれませんが、様々な手間を考えればお買い得と言えるのではないでしょうか。
●節約できる理由(2) 電気代、ガス代を節約できる
24時間いつでも冷たい水、温かいお湯を供給してくれるウォーターサーバー。だからこそ心配なのは電気代ですよね。しかし、ウォーターサーバーを設置してかかかる電気代は、電気ポットを1ヶ月使用する時と同程度。サーバーの機種によっては、節電機能が付いているものもあります。また、ガスや電気ケトルを使ってお湯を沸かす必要がないため、その分節約につながります。
ペットボトルのお水の場合、冷蔵庫で冷やして使いますが、ウォーターサーバーならペットボトルで冷蔵庫内の場所を占めることなく、ドアの開閉が減ると考えれば、これも長い目では節電に貢献していそうです。
キャンペーンやセット割でさらにお得
ウォーターサーバーによっては、他業種のサービスと併せて利用することで「セット割」が適用されることもあります。たとえば、通信会社のauでは「au WALLET Market」で「フレシャスウォーターサーバー」を新規契約し水ボトルを注文すると、定期配送1回につき540円の割引が受けられるサービスを展開しています(最大12回)。
また、各メーカーで、妊産婦や乳児向けの割引キャンペーンや無料お試しキャンペーンを行うところも。こうしたセット割やキャンペーンも、賢く活用したいですね。
まとめ
ウォーターサーバーを使えばお水代が必ず安くなるわけではありませんが、業者やプランを上手に選んでみると、「意外と今までよりも経済的だった」ということになるかもしれません。
また、お水が無くなる前に新しいボトルを届けてもらえることで買い物が楽になるだけでなく、災害時の備蓄用として使うこともできます。コストが不安でウォーターサーバーに手を付けられなかったという人も、様々なメーカーを比較・検討してみてはいかがでしょうか。
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武藤 貴子 ネット起業コンサルタント・FP
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーや執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルとともに、執筆を中心に活動中。趣味は旅行、映画鑑賞、ヨガ。特技はピアノ。
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