18/01/30
野菜の価格高騰で食費が圧迫。野菜ソムリエFP直伝、乗り切りテクニック3選
野菜コーナーに行くとあまりにも高くて買うのをためらいませんか?
せっかくの鍋の季節に、白菜が2分の1玉で398円もして、4分の1で我慢したりすることも多いのではないでしょうか。昨年末の台風などの影響で2018年はこの状況が続きそうです。健康には欠かせない野菜を、家計の負担を気にせず思いっきり食べるためにどのように乗り切ればいいかご紹介します。
テクニック1:冷凍野菜を活用する
先日、スーパーに買い物に行くとブロッコリー1つ498円でした。筆者が住む北海道では、イオン北海道のネット楽宅便がありますが、618円となっていて驚きましたが、価格が安定しているのは冷凍野菜です。ブロッコリーはおおよそ1つ200グラムですが、冷凍ブロッコリー200グラム入りで170円!茹でてから急速冷凍しているので、栄養が損なわれるのを最低限に抑えられています。
同様に店頭価格398円、ネットスーパー価格450円の小松菜200グラムが冷凍では213円。とてもお得でした。冷凍野菜には、ほうれんそう、産地は、日本・海外といろいろあるので価格を比較しながら活用してみましょう。
テクニック2:価格が安定している野菜を買う(おすすめ簡単レシピ)
屋内栽培されている野菜は、旬がありませんので価格が安定しています。もやし・豆苗・しめじ・えのきだけなどです。白菜をふんだんに使った鍋はちょっと材料費が高くなりますが、きのこ鍋にすればたっぷり野菜を摂取することができます。
もやし2袋・半分に切った豆苗をホットプレートいっぱいに敷き詰めてしゃぶしゃぶ用の豚肉や牛肉をのせ、コップ1杯の水をいれて中温で5~7分待つだけで「簡単蒸ししゃぶ」の出来上がり。
お好みのポン酢や胡麻だれをつけてお肉で野菜を巻いて食べると身体も温まる栄養満点料理になります。仕事で疲れて何も作りたくない時でも、材料だけあればほったらかしでできるので、我が家では出番の多いメニューです。
テクニック3:カット野菜・加工品は狙い目
千切りなどに切られた「カット野菜」は、年間を通した価格に設定していることが多いので割安な場合が多いようです。また、賞味期限が短いので閉店間際に半額になることもあり、すぐに食べるのなら「買い」です。
また、漬物などの加工品も価格が安定しています。キャベツは1玉398円でしたので、一夜漬けのキャベツ200グラム198を材料から買うより漬物で買った方が安く済みます。また、キムチ鍋をする時の白菜はキムチの分だけにして、かさ増しにもやしを入れるのもいいでしょう。少し視点を変えて加工品も野菜の一部として考えてみるとよいでしょう。
寒い時期はインフルエンザも流行るので、野菜を沢山摂取して免疫力を高めておきたいものです。暖かい時期の旬野菜が出てくるまで、このテクニックを使って食費を節約して乗り切りましょう。
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稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP︎︎®︎)、心理カウンセラー、ジュニア野菜ソムリエ
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆活動を行っている。日経ウーマン、北海道新聞などへの記事提供、テレビへの取材協力など各メディアでも活躍中。著書『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』河出書房新社。趣味は、旅行・ホットヨガ・食べ歩き・お得情報収集。FP Cafe登録パートナー
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