18/02/08
野菜が高い時に家計を乗り越える3つの工夫
今年の冬は、鍋に欠かせない葉ものを中心に、野菜の高騰が続いていますよね。毎日の食卓に欠かせない野菜に手が出ず、困り果てていませんか。しかし、そのままだと高い野菜も、買い方を工夫することで手ごろな価格で手に入れることができます。野菜が高い時には、どのように乗り切ればよいのでしょうか。
野菜が高いのはなぜ?
最近野菜が高いのは、どうしてなのでしょうか。これは、野菜の生育時期である昨秋、産地が長雨や台風に見舞われたことや、低温続きで植え付けができなかったことが影響しています。生産量が大幅に減ってしまい、小売価格が高騰するだけでなく、スーパーで小ぶりな野菜を目にすることも多くなりました。
値段の高さが目立つのは、白菜やキャベツ、レタス、ホウレン草などの葉ものや大根など。特に、白菜は一時700円ほどの値がついた時期もありました。昨年12月後半の値段は、レタスが平年の約2.5倍、キャベツや大根も平年の約2倍と、家計を圧迫する価格が続きました。今後、こうした野菜の高騰は徐々に落ち着いてくると見られますが、もうしばらくは野菜が高めの時期が続く可能性もあります。栄養面からもできれば食事に取り入れたいこれらの野菜。値段が高い時にはどうすればよいのでしょうか。
野菜が高いときはどうすればいい?
(1) カット野菜や冷凍野菜を活用する
野菜が高い時に最もおすすめの方法は、カット野菜や冷凍野菜を使うことです。カット野菜は、仕入先と長期契約を結んでいることで価格が変動しにくく、野菜が高い時期でもいつもと変わらない値段で買うことができます。単品のカット野菜のほか、サラダ用、炒め物用のミックス野菜など複数の野菜がパックになっているものがありますが、こうしたカット野菜をうまく活用してみましょう。また、冷凍野菜は、スーパーだけでなくコンビニでも手に入れることができます。ホウレン草やブロッコリーなどを使いたい場合は、取り入れてみてはいかがでしょうか。
(2) 野菜の宅配サービスを利用する
野菜の宅配を利用するのも一つの手です。野菜の宅配は、通常はスーパーで買うより割高になっていることが多いですが、野菜が高騰している時でも価格は一定のため、逆に割安で手に入れることができます。お試しセットは通常の半額程度で利用できるサービスもありますので、野菜が高い時期に試してみるのも良いですね。
(3) 値上がりしていない野菜を代用する
野菜が高騰していても、天候や気温に左右されず価格が安定している野菜もあります。それは、もやしなどのスプライト類やサラダ菜などです。また、かいわれ大根は少量でも充分な栄養を摂ることができ、重宝します。こうした値上がりしていない野菜を代用し、栄養不足を回避したいですね。
まとめ
野菜の値上がりには頭を悩ませてしまうものですが、少し視点を変えてみると、野菜を手ごろに購入できる方法は様々ありそうですね。上記で紹介した以外にも、缶詰野菜や野菜ジュースを料理に活用するのもおすすめです。早く値段が落ち着いてほしいものですが、あれこれ手を尽くして、野菜の高騰を乗り切りましょう。
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武藤 貴子 ネット起業コンサルタント・FP
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーや執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルとともに、執筆を中心に活動中。趣味は旅行、映画鑑賞、ヨガ。特技はピアノ。
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