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18/10/22

相続・税金・年金

「年金制度は崩壊する」「年金保険料を払うと損」は本当か

年金制度の話をすると、「えっ、そうなの?」というようにビックリされることが多いです。たぶん、多くの方が年金について誤解をしているように感じます。

その誤解というのは「年金制度は、崩壊する」「年金を払うと損をする!」などという内容です。これは、テレビや雑誌などで報道されているからでしょうか?
本当に、年金はあてにできないものなのでしょうか?これから検証してみましょう。

「年金制度が崩壊する」はウソ、「年金が減る」はホント

少子高齢化がますます進んでくると、いまの年金制度は崩壊する!という話が信じられています。これは本当でしょうか?

年金とは、自分で支払う保険料を、今の高齢者のために使っています。自分たちが高齢者になった時には、未来の働く若者に支えられるというシステムです。1970年には20歳から64歳の人口が多く8.5人で1人の高齢者を支えていました。2018年には、4人に1人が65歳以上の高齢者ですので、4人で一人を支えている状態です。さらにピークを向かえる2050年には1.2人で一人の高齢者を支えることになります。

こんな状態で本当に年金は大丈夫なのか?という不安ももっともですが、なんとか日本の年金制度は維持していくでしょう。なぜなら、もし年金制度が崩壊するようになると生活保護者が膨大な人数になるからです。そんなことになったら日本国の存続の問題にもつながります。

また、有権者の多い高齢者が困る政策を実行するのは、政権を維持することができないと思います。
だたし、年金制度を維持するために、負担増と支給減というのは考えられます。
しかし、それの繰り返しで必ず制度は維持をしていくでしょう。

「年金をあてにならない」はウソ、「自分でも準備すべき」はホント

これから長寿社会にもなっていきます。平均余命では、いまの60歳の女性の半数近くは90歳まで生きると言われています。また『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン、共著)では、現在の20歳の人の約半数は100歳まで生きると書かれております。
そうすると長生きをすればするほど、お金がかかります。これは長寿のリスクです。

では、どのくらいお金がかかるのか?というと、総務省の「家計調査」(平成23年)によると70歳(世帯人数1.88人)の家計支出は約22万円です。年間だと264万円です。
1年間長生きすると264万円かかると言うことは、10年で2,640万円です。40年長生きすると1億560万円です。これだけのお金がかかるというのは、目眩がしそうですね。

1億円の老後資金を用意するのは、かなり難しいですが、暗くなるのは、まだ早いです。年金制度があります。
年金の平均受給額は月額21万円です。年収にすると252万円です。大卒の平均初任給は、20万3,400円(2016年)ですので、それに近い数字です。この金額を受け取れるのです。これはとてもありがたいです。これがないと生活ができないという人はかなり多いと思います。年金生活者というのは、これで生活が成り立っているわけです。

この金額が毎年受け取れます。1年で252万円、10年で2520万円です。40年長生きをすると1億80万円になるのです。家計の支出よりは金額は少ないですが、この年金がないと生活は考えられないでしょう。長生きなんてしたくなくなります。

老後資金のウエートが高いのは公的年金

公的年金というのは、たとえ将来において支給金額が減ったとしても、一生涯で受け取れる総額を考えると侮れない金額です。100年時代の老後資金において、大きなウエートを占めるお金なのです。ですから、まず、生涯受け取れる公的年金の額をできるだけ増やすことを考えてください。

もちろんそれだけでは老後資金をまかなうことはできないので、iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)やつみたてNISA(積立NISA)を活用して、老後資金の足りない部分を準備しておきましょう。

長尾 義弘 NEO企画代表

ファイナンシャル・プランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『お金に困らなくなる黄金の法則』『最新版 保険はこの5つから選びなさい』『老後資金は貯めるな!』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)。監修には別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。

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